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HP ENVY 15-k000の実機レビュー(2)

更新日:2014年11月17日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するCPUやグラフィックスなどの種類によって、結果が変わる点はご了承ください。今回は、GeForce GTX850M搭載機で計測した結果を掲載しています。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

CPUに負荷のかかるエンコード時は比較的静かです。あとは普通の動作音です。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

CPU温度は低めです。GPU温度は普通です。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

問題ない温度です。不快に感じるところはありません。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

低電圧なCPUを搭載しているため消費電力は低いです。


外観のチェック

外観のチェックです。

パームレストにアルミニウム合金を採用し、メタリックな質感の製品です。

使われている素材は異なりますが、形は下位モデルの「Pavilion 15-p000」とほぼ一緒です。Pavilion 15-p000よりも落ち着いた雰囲気で、高級感があります。

 

天板です。

 

天板を閉じたときの画像です。

 

底面から側面にかけてつなぎ目がなく綺麗な見た目です。

 

BeatsAudio製のデュアルスピーカーおよびサブウーファーを搭載しています。形がほぼ同じ下位モデルの「Pavilion 15-p000」と音を比較してみましたが、サブウーファーが付属していることで、わずかに低音に迫力が出ます。

ただし、ノートPC用の小さいスピーカー/ウーファーですので、大きな期待はしないようにして下さい。

 

底面です。

 

ACアダプター類です。専用グラフィックスを搭載したモデルは、ACアダプターがもう少し大きくなります。

インテルHDグラフィックスを搭載したモデルのACアダプターの容量は、45Wでした。また、GeForce 840Mを搭載したモデルは65W、GeForce GTX 850Mを搭載したモデルは90Wでした。


↑インテルHDグラフィックスを搭載したモデル

 

ウォールマウントプラグも付属しています。

 

側面のポートです。一般的なポートは揃っています。

 

液晶が開く角度です。

まとめ

以上が、ENVY 15-k000のレビューです。

非光沢フルHD液晶、ブルーレイドライブ、CyberLink社の動画・画像編集、エンコードソフトを標準装備し、初心者でも動画・画像編集を始めやすい製品です。CPUは性能がそれほど高くない「Uシリーズ」のCoreプロセッサーである点と、色調整がとれていない液晶画面である点が残念ですが、たまに動画編集を行う程度なら、この環境でも問題ないでしょう。

動画編集をしない方でも、ボディの質感・デザインが良いですし、指紋認証機能やHPコントロールゾーン トラックパッドを搭載し、機能面も充実しており、使いやすいPCであると思います。

本製品は、専用グラフィックスを搭載したモデルが2つあります。ゲームをするなら、1万円ほど高くなりますが、GeForce GTX 850M搭載モデルをおすすめします。スコアがかなり違います。GeForce GTX 850Mなら、標準的なグラフィック設定でもプレイ可能なゲームが多いでしょう。

下位モデルの「Pavilion 15-p000」よりは高いですが、他のPCと比べると比較的価格も安いです。

詳細はこちら
メーカー直販サイト:HP公式サイト