GIGABYTE AERO 15 OLED(2021年1月モデル)の実機レビュー

更新日:2021年3月8日
CPU Core i7-10870H
Core i9-10980HK
GPU RTX 3060 Laptop 8GB
RTX 3070 Laptop 8GB
RTX 3080 Laptop 8GB
メモリ 16/32/64GB(2933MHz)
ストレージ 512GB / 1TB NVMe SSD
画面 15.6インチ
4K-UHD AMOLED
質量 最大2kg
バッテリー 99Wh(約8時間)
価格[税込] 21万円台~
クリエイター向け高級ノートPC

AERO 15 OLEDは、非常に高い性能のクリエイター向けノートPCです。

新世代のGeForce RTX 30シリーズのグラフィックスに、最大でインテルCPU最高峰のCore i9-10980HKを搭載。

ディスプレイにはDCI-P3 100%カバーの高精細な4K有機ELディスプレイを搭載し、映像編集やコンテンツ制作に最適です。

高い性能でありながら、ボディは薄型・軽量で、撮影現場などへ持ち運びしやすいのもメリットです。

バッテリー容量も多く、消費電力の高いPCであるものの、軽作業ならある程度はバッテリー駆動させることができます。

公式サイトはこちら
ギガバイトのゲーミングノートを買うならarkがおすすめ

パソコンSHOPアーク(Ark)なら、メモリやストレージのカスタマイズが可能なのでおすすめです。

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-10870H、32GBメモリ、GeForce RTX 3070 Laptop

 

目次

お忙しい方は、「GIGABYTE AERO 15 OLEDの特徴」のみお読みください。

 

AERO 15 OLEDの特徴

最新「GeForce RTX 30シリーズ」を搭載

AERO 15 OLEDは、最新のAmpereノート用グラフィックス「GeForce RTX 30シリーズ」を搭載しています。GeForce RTX 3060、3070、3080のモデルがあり、ラインナップも幅広いです。なお、パソコンSHOPアークのデータでは、価格が約22万円と手ごろなRTX 3060のモデルが最も売れ筋のようです。

3DMark Time Spys - Graphics score
ハイエンド RTX 3080 16GB 11361
RTX 3080 8GB 10258
RTX 2080 9456
ミドルハイ RTX 3070 8838
RTX 2070 SUPER 8322
RTX 2080 Max-Q 8068
RTX 2070 7778
RTX 2070 Max-Q 7216
ミドルレンジ RTX 3060 6984
RTX 2060 6163
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5667
エントリー GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494

 

4K有機ELディスプレイを搭載

AERO 15 OLEDは、製品名の通り、OLED(有機EL)をディスプレイに採用しています。HDR400規格に準拠し、DCI-P3を100%カバーし、動画編集向きのディスプレイです。

リフレッシュレートは60Hzなので、ゲーマーというよりも、クリエイターに適した製品でしょう。

高い品質のディスプレイ

 

かなり高性能なのに薄型・軽量

上述のようにかなり性能の高いAERO 15 OLEDですが、約20mmと薄型で、約2.0kg(実測だと2.238kg)と軽いことも大きな特徴です。非常に快適に動画編集やゲームなどができるスペックのPCを、気軽に外出先へ持ち運ぶことができます。


 

AIによる自動最適化機能「Azure AI」を搭載

AERO 15 OLEDには「Microsoft Azure AI」という、AIによる自動最適化機能が搭載されています。この機能はAIがゲームをプレイしていることを認識すると、CPUとGPUの電力消費設定を最適な値に自動で設定し、シーンによって最適なパフォーマンスを実現してくれます。また、AIはシステムファンも管理してくれるので、温度や騒音の問題も改善してくれます。

他社製品ではゲームをする前にはゲーミングモードに切り替えたり、普段の作業では電力消費を抑えるためにサイレントモードにしたりと、その都度パフォーマンス設定を変更する必要がありましたが、「Azure AI」を搭載した本製品では、それらの切り替え作業がなく非常に楽です。「Azure AI」の詳細に関してはこちらのページをご覧ください。

AIによる自動最適化機能「Azure AI」

 

「 Azure AI」を有効化するには、常駐しているデスクトップ右上の「Ai」というアイコンの上で右クリックし、「AI Edge Learning」を選択します。バッテリー駆動時では「Balance Mode」やバッテリー消費を抑える「Battery Savind Mode」なども用意されています。また、AIは、学習情報をアップロードすることで、データを収集して学習し、より良い設定をダウンロードすることが出来るようになります。

画面右上に常駐しているアイコンから「 Azure AI」を有効化

 

「 Azure AI」有効時と無効時で、いくつかゲームベンチマークを計測し比較してみました。若干ですが、フレームレートが向上しています。

重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
  AI オフ AI オン
1920x1080 最大 67 fps 69 fps
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
  AI オフ AI オン
1920x1080 最高 105 fps 110 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ(DX11)
  AI オフ AI オン
1920x1080 最高品質 125 fps 128 fps

 

パソコンSHOPアークならSSDを2台搭載可能

AERO 15 OLEDは、パソコンSHOPアークなら、サブストレージを追加し、2台構成にすることが可能です。また、初期搭載のSSDをもっと高速で大容量のものへ変更することもできます。動画やRAWデータなどを扱うクリエイターは、ストレージの容量をたくさん使うので、大容量SSDを搭載しておくと良いでしょう。

サブストレージを追加可能

 

WINDFORCE Infinity冷却システムによる高い冷却性能

AERO 15 OLEDは、最新のWINDFORCE Infinity冷却システムにより、非常に高い冷却性能を実現しています。2基の巨大ファンと5本のヒートパイプで内部を効率よく冷却し、CPUとGPUともに上位のパーツを使用しているにも関わらず、高い負荷のかかる作業でも、CPU/GPUの温度は高くなり過ぎません。

2基の巨大ファンと5本のヒートパイプで内部を効率よく冷却

 

長いバッテリー駆動時間

AERO 15 OLEDは、99Whの大容量バッテリーを搭載し、またバッテリー駆動中も、AIによってCPUおよびGPUのワット設定が管理されます。流石にモバイルノートPCほど長くはありませんが、高性能ノートPCとしては長いバッテリー駆動時間を実現しています。

 

各用途の快適度

AERO 15 OLEDの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
ディスプレイは見やすいですし、タイピングも比較的しやすく、快適に作業できます。
動画鑑賞 色鮮やかで見やすいディスプレイです。スペックも十分です。
RAW現像
画像編集
ディスプレイの色域が広いため、画像編集などの用途にも適しています。ただし、sRGBモードへ色域変換する機能はないため、Webコンテンツ用の画像編集のみする方は、逆に扱いが面倒かもしれません。
動画編集 CPUおよびグラフィックス性能が高く、快適に動画編集ができます。
ゲーム 高いグラフィック性能ですので、重いゲームも60fps以上の平均フレームレートが出ることでしょう。ただし、ディスプレイのリフレッシュレートが60Hzなので、eスポーツタイトルをガチでやるような方には適していません。

 

ディスプレイのチェック

AERO 15 OLEDのディスプレイの詳細なチェックです。

本製品はサムスンのAMOLEDを搭載し、100,000:1という非常に高いコントラスト比でHDR400規格に準拠しています。色域は広く、応答速度も1msと高速です。また、X-Rite Pantone認証を取得しており、最初から正確な色が表示されています。

その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では340cd/m2と明るいです。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は100%、sRGB比は150.6%でした。

sRGBカバー率 100%
DCI-P3カバー率 100%
Adobe RGBカバー率 94.5%

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ1:1の直線となっており、色調整が取られているのが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

光沢パネルなので映り込みがあります。ギラつきは、ほとんど感じません。

画面への映り込み

ノートPC用の有機ELパネルに多いですが、フリッカーが発生しています。人によっては目が疲れたり、頭痛がしたりする場合もあるかもしれません。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約61msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延はやや少ないと思います。なおこれは、ディスプレイだけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影した画像です。普通のノートPCは2フレームほど残像が映っていますが、本製品は1フレームしかなく、残像は少ないと思います。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

AERO 15 OLEDのキーボードとタッチパッドのチェックです。

本製品のキーボードはNキーロールオーバーに対応しています。実測でキーピッチは18.5mm x 18.5mm、キーストロークは約1.5mmです。底付きの衝撃は軽減されており、キーを押すとストンと落ちる感覚があります。矢印キーは一段下がっていないものの、キー配列は標準的です。比較的タイピングしやすいキーボードだと思います。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

タッチパッドの操作性は普通です。


タッチパッド

 

1677万色のRGB各キー独立のフルカラーバックライトを搭載しています。

キーボードバックライト

 

RGBライティングの設定は「GIGABYTE Control Center」の「Fusion」から行います。各キーごとに好きなカラーを設定することもできます。明るさの変更や、マクロキーの設定も出来ます。


FusionではRGBライティングやマクロキーの設定が可能

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。ここでは「Azure AI」をOFFとONにした場合について、各種ベンチマークスコアを計測しています。

CPU

CPUにはCore i7-10870Hを搭載しており、非常に高いパフォーマンスです。「Azure AI」OFFとONでは、マルチコアのスコアで大きな差がありました。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-10870H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i7-10875H 10369
Core i7-10870H 10130 [Azure AI ON]
8938
Core i7-10750H 6839
Ryzen 7 4700U 6499
Core i7-1185G7 6229
Ryzen 5 4500U 4764
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4000
Core i7-1065G7 3965
Core i3-1115G4 2643
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-1185G7 1517
Core i7-1165G7 1447
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Core i3-1115G4 1275
Core i7-10870H 1245 [Azure AI ON]
1241
Ryzen 7 4700U 1214
Ryzen 5 4500U 1142
Core i7-1065G7 1126
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

今回搭載されていたメモリは、DDR4-3200の16GBx2です。ただし、DDR4-2933での動作となるようです。

搭載されていたメモリ

 

速度はご覧の通りです。DDR4-3200のメモリを搭載した他のノートPCと、帯域の実測値はほぼ変わりません。十分な速度でしょう。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
32GB(16GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域)
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2)
DDR4-3200
デュアルチャネル
最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2)
DDR4-2933
デュアルチャンネル
最大 約46.8GB/s (23.4GB/s x2)
30.51GB/s
DDR4-2666
デュアルチャネル
最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2)
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア

 

グラフィックス

次世代グラフィックスのGeForce RTX 3070を搭載しています。下に、3DMark Time Spyのスコアを掲載します。

Azure AIをONにすることで、パフォーマンスがやや向上します。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 3070 Laptop GPU
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
17064
デスクトップ用
RTX 3070
13393
デスクトップ用
RTX 3060Ti
11526
RTX 3080 16GB 11361
RTX 3080 10258
RTX 2080 9456
RTX 3070 8838 [Azure AI ON]
8355
RTX 2070
SUPER
8322
RTX 2080
Max-Q
8068
RTX 2070 7778
RTX 2070 SUPER Max-Q 7425
RTX 2080
SUPER Max-Q
7302
RTX 2070
Max-Q
7216
RTX 3060 6984
RTX 2060 6163
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5667
GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3070 Laptop GPUの情報は次の通りです。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

初期構成の1TB SSDの速度はご覧の通りです。ただし、Samsung 970EVO Plusなどのもっと高速なSSDへ変更することも可能です。さらにサブストレージもカスタマイズで追加可能です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1500 ~ 3600
2839
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。UHS-IIに対応しており、読み込み、書き込みとも高速です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定
※キングストン MLPR2/64GBのカードへ変更しました

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。こちらは、「Azure AI」 ONで計測したもののみ掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Lightroom Classicの書き出し時間は速いです。現像作業も快適です。

Core i7-10870H
32GBメモリ
62秒
Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-10870H
16GBメモリ
72秒
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Core i7-10750H
16GBメモリ
76秒
Core i7-9750H
16GBメモリ
85秒
Ryzen 9 4900HS
16GBメモリ
87秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測。
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

AIやGPUを使ったやや重いフィルターを実行してみましたが、いずれも高速です。

  処理時間
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約3秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約9秒
ニューラルフィルター(スタイルの適用) 約4秒
コンテンツに応じた塗りつぶし 約4秒
被写体を選択 約3秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
Core i9-10980HK
RTX 2080 Super Max-Q
4分18秒
Core i7-10870H
GeForce RTX 3080 8GB
4分42秒
Core i7-10870H
GeForce RTX 3070
4分46秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 16GB
4分55秒
Core i5-10300H
GeForce GTX 1650Ti
5分18秒
Core i7-10750H
GeForce GTX 1650
6分34秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M 8GB
8分15秒 (MacBook Pro 16)
Core i5-10300H
GeForce GTX 1650
8分21秒
Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
14分12秒
Core i5-1135G7
Intel Iris Xe
20分00秒
Core i7-1160G7
Intel Iris Xe
21分19秒
Core i7-1065G7
Intel Iris Plus
27分23秒
※テストに使う元動画およびエフェクト内容を変更しました
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 17 Betaによる書き出し時間

書き出しは非常に高速です。少し試しただけですが、4K動画の編集作業も快適でした。

Core i7-10870H
RTX 3080 8GB
4分30秒
Core i7-10870H
RTX 3070
4分41秒
Core i7-10870H
RTX 2060
4分54秒
Core i7-10875H
GTX 1650Ti
6分53秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M 8G
7分11秒 (MacBook Pro 16)
Apple M1 8分27秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7 17分35秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
※ MacBook以外(Windowsノート)は、エンコーダーに、QSV、NVIDIA、AMD等を選択
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SPECviewperf 2020
GeForce RTX 3070 Laptop GPU
Blender Benchmarkによるレンダリング時間

Blenderは非常に速いレンダリング時間です。ランキングも上位5%でした。

OptiXでの実行したときのランキング
他のスペックとの比較
Core i7-10870H
RTX 3080 8GB
6分40秒
Core i7-10870H
RTX 3070
8分32秒
Core i7-10750H
RTX 3060
10分06秒
Xeon W-10885M
RTX 2080 Max-Q
10分56秒
Core i7-10875H
Quadro RTX 3000
15分38秒
Core i7-10875H
RTX 2060
15分53秒
Core i7-10750H
GTX 1660Ti
27分11秒

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

ゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。ここでも「Azure AI」 ONで計測しています。

1920x1080の解像度であれば、グラフィック品質を最高の設定にしても、いずれのゲームも60fps以上の平均フレームレートが出ています。快適にゲームができるでしょう。

以下のゲームのフレームレートについて
表示しているのは平均フレームレートです。
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています 。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 ウルトラ 61 fps
3840x2160 ウルトラ 20 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB 71 fps
RTX 3080 8GB 65 fps
RTX 3070 61 fps
RTX 3060 49 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最大 69 fps
3840x2160 最大 29 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最大)
RTX 3080 16GB 75 fps
RTX 3080 8GB 73 fps
RTX 3070 69 fps
RTX 3060 54 fps
重い部類のゲーム
Horizon Zero Dawn(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高 87 fps
3840x2160 最高 40 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080 16GB 101 fps
RTX 3080 8GB 88 fps
RTX 3070 87 fps
RTX 3060 71 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 ウルトラ 74 fps
3840x2160 ウルトラ 30 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB 99 fps
RTX 3080 8GB 84 fps
RTX 2070 SUPER 77 fps
RTX 3070 74 fps
RTX 3060 61 fps
RTX 2060 52 fps
Radeon RX 5500M 44 fps
RTX 2060 Max-Q 43 fps
GTX 1650Ti 29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 高品質 90 fps
3840x2160 高品質 40 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB 102 fps
RTX 3080 8GB 95 fps
RTX 2080 95 fps
RTX 3070 90 fps
RTX 2070 SUPER 88 fps
RTX 2070 81 fps
RTX 3060 71 fps
GTX 1660Ti 63 fps
RTX 2060 61 fps
GTX 1650Ti 43 fps
GTX 1650 40 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高 110 fps
3840x2160 最高 42 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080 8GB 115 fps
RTX 3070 110 fps
RTX 3080 16GB 108 fps
RTX 2070 SUPER 104 fps
RTX 2080 101 fps
RTX 3060 91 fps
RTX 2070 88 fps
RTX 2060 77 fps
GTX 1660Ti 72 fps
GTX 1650Ti 50 fps
GTX 1650 46 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高品質 16893 / 128 fps
3840x2160 最高品質 7298 / 49 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 8GB 137 fps
RTX 3080 16GB 135 fps
RTX 3070 128 fps
RTX 2070 SUPER 127 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 118 fps
RTX 2080 Max-Q 117 fps
RTX 3060 111 fps
RTX 2070 110 fps
RTX 2070 Max-Q 98 fps
GTX 1660Ti 96 fps
RTX 2060 95 fps
GTX 1650Ti 73 fps
GTX 1650 64 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高品質 21332(すごく快適)
3840x2160 最高品質 18563(すごく快適)
※約5500で60fps

 

他のグラフィックス、他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

USB Type-C / HDMI / mini DPの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートは、PowerDeliveryには対応していません。Thunderbolt 3、DisplayPort出力には対応しています。USB-Cで外部モニターに接続すると、RTX 2070からではなくCPU内蔵GPUから出力されていました。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック ×
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック ×
PD充電器
※1
90W RAVPower GaN充電器 ×
61W RAVPower GaN充電器 ×
45W Lenovoウルトラポータブル ×
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740 ×
Philips 258B6QUEB/11 ×
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

HDMI2.1に対応し、CPU内蔵GPUではなくRTX 3070から出力できていたので、高リフレッシュレートの外部モニターも使えます。最大8K@120Hzまで対応しているようです。4KテレビへHDMIで接続したときの詳細は次の通りで、4K、60Hz、8ビット、RGBで出力出来ていました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

mini DPの動作チェック

mini DP 1.4対応で、高リフレッシュモニターも接続できます。また、10bit対応のカラーマネジメントモニターに接続し、NVIDIAとソフトの設定を変更すれば、10ビット表示も可能です。

カラーマネージメントモニター(CS2740)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには最大で「約2.0kg」と記載されています。当サイトで計測した質量は次の通り、公表値よりやや重い結果となりました。それでも、GeForce RTX 30シリーズを搭載したノートパソコンとしては軽いほうです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.238kg
ACアダプター 840g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は99Whと非常に大容量です。

CPUおよびグラフィックスが高性能で、なおかつ4Kの高解像度液晶を搭載しているため、モバイル用に作られたノートPCと比べると、バッテリー駆動時間は落ちますが、このスペックにしては長めの駆動時間です。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) メーカー公表値 約8時間
(2) PCMark 10 Modern Office 6時間32分
(2) 動画再生時
(4) PCMark 10 Gaming
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。なお、「Azure AI」はONにして計測しています。

エンコード時の温度

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。Core i7-10870Hは、TDPが45WのCPUですが、CPU電力は45Wから落ちることなく高いパフォーマンスを維持しつつ、CPU温度は60℃台と低めです。安心して使えます。

CPU温度
CPU電力

 

ゲーム時のGPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU/GPU温度は下図の通りです。CPU温度は80℃台、GPU温度は約80℃となっており、やや高めではありますが、GeForce RTX 3070の高性能グラフィックスを搭載している割には、温度は抑えられているほうです。

CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。「Azure AI」はONにしています。

騒音値は、高性能ノートとしては、"普通もしくはやや高め"です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

ボディが薄型なので、それなりに表面温度は高くなりますが、WASDキー周りについてはそれほど温度は上がりません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

高性能なパーツを搭載しているので高めの消費電力です。アイドル時は外部GPUが動作していないので、低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

AERO 15 OLEDの外観のチェックです。

CNC加工されたアルミ合金のボディで、3辺狭額ベゼルを採用し、スマートな見た目です。


 

天板です。AEROのロゴは電源を入れると白く光ります。

 

ヒンジ部分の画像です。

 

電源ボタンは中央にあり、その上にWebカメラが配置されています。Webカメラは物理的に隠すカバーがあります。ただし、オンライン会議をすると、下から見上げるような角度で、自分の顔が映ります。

 

ディスプレイのベゼル枠には閉じた時の衝撃を保護するバンパーが配置されています。

 

ディスプレイを閉じた時の画像です。薄さは約20mmとなっています。

 

インターフェイスはご覧の通りです。LANやSDカード、mini DPなど、インターフェースは豊富です。ただし、電源端子が右側面にあるため、有線のマウスを接続して使う場合、やや邪魔です。

 

ヒンジが開く最大の角度です。そこまで開きませんが視野角が広いので特に気にはなりません。

 

スピーカーは背面にあります。音質は普通で、ノートPC基準で10点満点で採点すると5~6点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

底面です。メッシュ部分が大きく取られており、通気性は良さそうです。

 

ACアダプターは高性能グラフィックスを搭載したゲーミングノートにしては、それほど大きくありません。

 

ACアダプターは230Wです。

 

まとめ

以上が、AERO 15 OLEDのレビューです。

最大で、Core i9-10980HK、GeForce RTX 3080 Laptopを搭載した、非常に高い性能のクリエイター向けノートパソコンです。

ディスプレイには、X-Rite Pantone色校正認証を受けたDCI-P3 100%カバーの4Kの有機ELパネルを搭載しています。

ボディは薄型・軽量で、この高い性能のノートPCを、持ち歩くことも可能です。

「 Azure AI」を搭載することで、作業によってモードをいちいち変えなくてもいいため楽です。

なお、質量の計測値が、メーカー公表値よりもやや重かったのでご注意下さい。

また、RTX 3080モデルは53万円台と高めです。30万円台のRTX 3070モデル、21万円台のRTX 2060なら、お手頃な価格で買いやすいのではないかと思います。

 

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