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富士通 ESPRIMO WF1/B1の実機レビュー(2)

更新日:2017年10月24日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

騒音値は下図の通りで、やや低めの動作音です。

ただし、HDDが回転すると、動作音がかなり上がります。また、スタンドが細いためか、振動が結構伝わります。HDDが回転しているときは、アイドル時で約40dB、エンコード時で約42dBまで回転音が上がります。この状態のときは、一般的なタワー型デスクトップと同等程度の騒音値となります。

SSD+HDDの構成で、かつあまりHDDを使わない方で、もしうるさいなと感じたら、コントロールパネルから電源オプションを起動し、ハードディスク「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」の設定を1分などにすると良いと思います。


騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB

騒音値の計測結果

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

エンコード時のCPU温度がやや高めですが、それ以外の状態は問題ありません。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

23.8型の液晶に、HシリーズのCore iプロセッサーを搭載しているため、ノートPCよりは大分高めの消費電力ですが、タワー型デスクトップPC+液晶ディスプレイよりは低い消費電力です。


外観のチェック

外観のチェックです。

前述しましたが、狭額縁液晶採用で、スタンドも細く、とても美しい見た目です。

 

右側面には、USB Type-C、SDカードスロットなどがあります。やや奥まった場所にあるため、ケーブルやカードなどは挿しにくいです。

 

左側面には、光学ドライブが搭載されています。

 

背面にはUSB3.0、LANポート、電源、アンテナ端子などがあります。

 

チルト可能な最大の角度です。

 

Webカメラは必要ないときは収納可能です。Webカメラで覗き見るウイルスもいるので、物理的に隠せるのはデザイン面だけでなく、セキュリティ面でも良いです。

 

スピーカーは下に搭載されており、映画などを十分楽しめる音質・音圧ですが、テーブルに向って音を出すため、やや音がこもります。音質の良さでいえば、ESPRIMO WF2シリーズのほうが上です。

 

キーボードは、キーピッチは広く、キーストロークも深く、打ちやすいです。

 

PC本体にある電源ボタンは、上部の見えない位置にあり押しづらいですが、キーボードにも電源ボタンがあり、こちらは押しやすいです。

 

マウスは、シンプルなホイール付き2ボタンマウスです。

 

キーボードとマウスを使わないときは、PC本体の下に収納することも可能です。収納すれば、手前のスペースでノートを開いたり、本読んだりすることも可能です。

 

中央のカバーを外すとメモリがあり、換装可能です。スロットは2つあります。他のパーツへアクセスするには、背面カバー全体を取らなくてはならないため、今回は止めておきます。

 

ACアダプターの画像です。

まとめ

以上が、富士通 ESPRIMO WF1/B3のレビューです。

狭額縁液晶を採用し、スタンドが細く、エレガントなデザインの液晶一体型PCです。リビングに置いていても恥ずかしくなく、むしろ人に見せたくなるPCです。

デュアルテレビチューナーを、+10,800で選択することも可能で、1台でパソコン、テレビ、レコーダーの3役をこなすことが可能です。ただし、パソコンで録画する場合のデメリットとして、Windowsアップデートなど他のアプリの影響で、録画に失敗することもあります。録画はたまに失敗しても良いという、広い心を持つ必要があります。

省スペースであり、テレビやレコーダーと兼用できることから、一人暮らしの方や、書斎に設置したい方など、スペースが限られている方に最適だと思います。

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