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GALLERIA ホワイトケースの実機レビュー

更新日:
サイズ ミドルタワー
CPU 最大Core i9-14900KF
最大Ryzen 9 9700X
GPU 最大GeForce RTX 4090
最大Radeon RX7900XTX
メモリ 最大128GB
ストレージ 最大4TB PCIe SSD
追加ストレージも選択可
電源 最大1200W
価格 モデルによる
白いケースのGALLERIAが新登場!

ドスパラで販売しているサードウェーブの人気ゲーミングPC、GALLERIAシリーズに、白いケースが新たに登場しました。ホワイトとブラックのツートンカラーで、コントラストの効いた見た目が特徴です。

ホワイトケースのモデルでは、RGBライティングに対応した白いケースファンが標準で搭載され、左サイドパネルの小窓から内部を覗くことができます。

さらに、ケースだけでなく内部パーツまで白で統一した『ホワイトカスタマイズモデル』もあり、白いゲーミングPCが好きな方にはおすすめです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成(GALLERIA XA7C-R47-W ホワイト)

Core i7-14700F、GeForce RTX 4070、32GBメモリ、1TB SSD

 

目次

お忙しい方は、「GALLERIA ホワイトケースの特徴」のみお読みください。

 

GALLERIA ホワイトケースの特徴

新たに白いケースのGALLERIAが登場!

GALLERIAといえばこれまで、ガンメタリックとブラックのツートンカラーが特徴のケースでしたが、これに、ホワイトケースが新たに追加されました。

全面ホワイトのカラーというわけではなく、フロントパネルとトップパネルはブラックのままなので、ホワイトとブラックのツートンカラーの配色になっており、コントラストの効いた見た目が特徴です。ブラックとホワイトを混ぜ合わせたモノトーンの部屋に合うと思います。

なお、今回レビューしたのはミドルタワーモデルですが、一回り小さいミニタワーモデルでも、白いケースを選択することができます。

新たに登場したホワイトGALLERIA
スタンダードなガンメタリックのGALLERIA

 

また、ケースだけでなくマザボ、CPUクーラー、グラボ、ファンといった、内部パーツまでホワイトで統一した『ホワイトカスタマイズモデル』というのもあるので、とことん"白"にこだわりたい方は、こちらも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。詳しくはこちら

カスタマイズ画面で『ホワイトケース』を選択
内部パーツまで白で統一した『ホワイトカスタマイズモデル』も

 

内部の見える小窓

左サイドパネルには内部の見える小窓があります。少しスモークがかっており、素材はアクリル製なので、割れる心配はありません。カスタマイズでRGBライティングに対応したパーツを選択していれば、この小窓から光るパーツを覗くことができます。

内部パーツまでホワイトで統一した『ホワイトカスタマイズモデル』であれば、外観をより楽しむことができるでしょう。

左サイドパネルには内部の見えるアクリル製の小窓

 

「ゲート」をイメージしたフロントパネル

「ゲート」をイメージしたフロントパネルは、周りを縁取る様に、LEDがほんのり点灯します。ギラギラした光り方ではなく、上品で落ち着きのあるライティングです。

ライティングの調整は、RGB制御アプリから行います。搭載されているマザーボードによって、方法が変わってくるのでご注意ください。

ASUS製マザーボードの場合は「 Armoury Crate 」から、ASRock製マザーボードの場合は 「 Polychrome RGB 」 から、MSI製マザーボードの場合は「Mystic Light Lite」から設定が可能です。RGB-LEDライトの詳しい設定方法はこちら

また、RGBライティングに対応した内部のパーツも、制御ツールから色や発行パターンを一括で変更することができます。

フロントパネルにLEDの縁取り
制御ツールから色や発光パターンが変更できる
RGBライティングに対応したパーツなら一括で管理できる

 

斜めで使いやすいコンソールパネル

最もアクセス頻度の高いコンソール部分は、斜め45度の傾斜が設けられており、PC本体をデスクの上下、どちらに配置しても、電源スイッチやUSB接続の周辺機器、ヘッドホンなどの抜き差しが容易になるよう設計されています。GALLERIAはこういったユーザー目線での実用性も洗練されています。

斜めで使いやすいコンソール

 

翌日出荷の超短納期

GALLERIAは、納期が短いのもメリットです。BTOパソコンの場合、通常1週間くらいの納期ですが、GALLERIAなら、なんと翌日出荷です。住んでいる場所にもよりますが、注文して2日後には製品が届いているので、すぐにゲームを始めることができます。

短い納期

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

今回、CPUにはインテル第14世代「Core i7-14700F」を搭載しています。このCPUの仕様上のプロセッサー・ベース・パワー(PBP)は65Wです。

本製品のPBPを確認したところ、デフォルトの65Wに設定されていました。

PL1=65W

 

CINEBENCH 2024のスコアは下の通りです。

性能の高いCore i7を搭載しているので、マルチコア、シングルコアともに、高いスコアです。ゲームもクリエイティブワークも快適に行える性能です。

なお、今回は、インテルCPUでテストしましたが、AMD CPUのモデルでも、ホワイトケースを選ぶことができます。インテルCPUが心配な方は、AMDモデルでもいいでしょう。

CINEBENCH 2024
Core i7-14700F
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i7-14700KF 1833 [PL1:253W]
1617 [PL1:125W]
Core i7-14700F 1400 [PL1:125W]
1259 [PL1:65W]
Ryzen 7 7800X3D 1031
Ryzen 7 8700G 1023
Core i5-14400F 859 [PL1:65W]
Ryzen 7 5700X 803
Ryzen 5 4500 545
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-14700KF 126
Core i7-14700F 122
Ryzen 7 7800X3D 110
Ryzen 7 8700G 108
Core i5-14400F 105
Ryzen 7 5700X 93
Ryzen 5 4500 70
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

CINEBENCH R23のスコアは下の通りです。

CINEBENCH R23
Core i7-14700F
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13900K 36658 [PL1:253W]
Core i7-14700KF 32909 [PL1:253W]
29233 [PL1:125W]
Ryzen 9 7900X 29007
Core i7-14700F 25763 [PL1:125W]
20577 [PL1:65W]
Core i7-13700F 22470 [PL1:125W]
17187 [PL1:65W]
Ryzen 9 5950X 25000
Core i5-13600K 22965 [PL1:253W]
Ryzen 9 5900X 20251
Ryzen 7 8700G 17741
Ryzen 7 7800X3D 17338
Ryzen 7 5800X 15646
Core i5-14400F 15324 [PL1:65W]
Core i5-13400F 15223 [PL1:145W]
Ryzen 7 5700X 13605
Ryzen 5 5500 10605
Ryzen 5 4500 8939
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13900K 2242 [PL1:253W]
Core i7-14700KF 2164 [PL1:253W]
2146 [PL1:125W]
Core i7-14700F 2050
Core i7-13700F 2026 [PL1:125W]
2023 [PL1:65W]
Ryzen 9 7900X 2010
Core i5-13600K 1949 [PL1:253W]
Ryzen 7 8700G 1818
Ryzen 7 7800X3D 1776
Core i5-14400F 1771 [PL1:65W]
Core i5-13400F 1744 [PL1:145W]
Ryzen 9 5950X 1650
Ryzen 9 5900X 1611
Ryzen 7 5800X 1604
Ryzen 7 5700X 1532
Ryzen 5 5500 1370
Ryzen 5 4500 1157
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

グラフィックス

グラフィックカードは、GeForce RTX 4070を搭載しており、3DMarkのスコアは下の通りです。

最新のゲームもWQHD解像度で快適に動作する性能です。

3DMark Steel Nomad
GeForce RTX 4070
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 9275
RTX 4080 SUPER 6621
RTX 4080 6524
RTX 4070 Ti SUPER 5515
RTX 4070 Ti 4960
RTX 4070 SUPER 4531
RTX 4070 3813
RTX 4060 Ti 8GB 2943
RTX 4060 2249
RTX 3050 1318
3DMark Time Spy
GeForce RTX 4070
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 36298
RTX 4080 SUPER 28391
RTX 4080 28098
RTX 4070 Ti SUPER 24128
RTX 4070 Ti 22597
RTX 4070 SUPER 20785
RTX 4070 17192
RTX 4060 Ti 8GB 13375
RTX 4060 9637
RTX 3050 6140

 

メモリ

メモリには、標準で32GBのDDR5-4800を搭載しており、帯域幅は広く、アクセス速度も速いです。カスタマイズで、最大128GBまで選択することができます。

SiSoftware Sandra 2021
~メモリ性能の評価 ~
32GB DDR5-4800
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
59.71GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
58.58GB/s
54.00GB/s
DDR5-5600
デュアルチャネル
55.78GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
38.10GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のデスクトップPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

ストレージ

ストレージは、標準で1TBのPCIe Gen4 SSDを搭載しており、アクセス速度も高速です。カスタマイズで、最大4TBまで変更ができるほか、追加のSSDやHDDを2台まで選択することもできます。

CrystalDiskMark
1TB PCIe Gen4 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
4103
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
HDD 170
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。

本製品は、ハイクラスのGeForce RTX 4070を搭載しています。搭載されるCPU性能が高いというのもあり、全体的にフレームレートは高いです。

フルHD解像度の場合、負荷の重いFF16やゴースト・オブ・ツシマも最高設定で快適にプレイすることができます。ほとんどのゲームが高いフレームレートでプレイできるでしょう。

WQHD解像度の場合、フレームレートは落ちますが、それでも負荷の重いゲームでも、最高設定で平均60 fps以上は出ます。FF14などのそれほど重くないゲームであれば、もっと高いフレームレートで快適にプレイすることが可能です。

4K解像度の場合、負荷の重いゲームだとフレーム生成を有効にしないと60 fpsに届きません。ただし、軽めのゲームであれば平均60 fps以上でプレイできると思います。

重い部類のゲーム
FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)
品質 解像度 平均 fps
非常に高い
DLSS SR:バランス
1920x1080 84 fps
2560x1440 68 fps
3840x2160 49 fps(74 fps)
※括弧内のフレームレートは、フレーム生成有効時
重い部類のゲーム
Ghost of Tsushima Director's Cut(ゴースト・オブ・ツシマ)
品質 解像度 平均 fps
非常に高い 1920x1080 98 fps
2560x1440 73 fps
3840x2160 44 fps(94 fps)
※括弧内のフレームレートは、DLSS SR:バランス、フレーム生成有効時
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(アップデート 2.1)
品質 解像度 平均 fps
ウルトラ 1920x1080 132 fps
2560x1440 81 fps
3840x2160 36 fps(69 fps)
レイトレ:ウルトラ
DLSS SR:バランス
1920x1080 105 fps
2560x1440 79 fps
3840x2160 42 fps(61 fps)
※括弧内のフレームレートは、フレーム生成有効時
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
品質 解像度 平均 fps
高品質 1920x1080 171 fps
2560x1440 128 fps
3840x2160 73 fps
中程度の重さのゲーム
STREET FIGHTER 6(ストリートファイター6)
品質 解像度 FIGHTING GROUND WORLD TOUR
HIGHEST 1920x1080 60 fps(最大) 120 fps(最大)
2560x1440 60 fps(最大) 120 fps(最大)
3840x2160 60 fps(最大) 88 fps
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル
品質 解像度 平均 fps
最高画質 1920x1080 208 fps
2560x1440 144 fps
3840x2160 74 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 208 fps
2560x1440 158 fps
3840x2160 81 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
品質 解像度 平均 fps
最高品質 1920x1080 173 fps
2560x1440 128 fps
3840x2160 73 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト [チャプター5 シーズン1]
パフォーマンス - 低グラフィック忠実度
品質 解像度 平均 fps
3D解像度:100%
メッシュ:高
描画距離&テクスチャ:最高
1920x1080
387 fps
2560x1440 380 fps
3840x2160 334 fps
※バトルロワイヤル ソロで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends
解像度 品質 平均 fps
最高 1920x1080 300 fps(最大)
2560x1440 250 fps
3840x2160 153 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均 fps
最高 1920x1080 358 fps
2560x1440 248 fps
3840x2160 124 fps
※トレーニングモードで計測

 

その他のゲームのベンチマーク

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理速度を計測したときの結果を掲載します。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

ソフトウェアエンコードは速いです。

x265でのエンコード時間
Core i7-14700KF 3分44秒 [PL1=253W]
Core i9-13900K 3分48秒 [PL1=253W]
Ryzen 9 7900X 3分58秒
Core i7-13700K 4分36秒 [PL1=160W]
4分56秒 [PL1=125W]
Core i7-14700F 4分45秒 [PL1=125W]
5分39秒 [PL1=65W]
Core i5-13600K 5分13秒 [PL1=253W]
Ryzen 9 5900X 5分20秒
Core i7-13700F 5分36秒 [PL1=100W]
6分42秒 [PL1=65W]
Ryzen 7 8700G 6分18秒
Ryzen 7 5800X 7分08秒
Core i5-13400F 7分41秒
Ryzen 7 5700X 8分09秒
Ryzen 7 3700X 8分56秒
Ryzen 5 5600X 10分00秒
Ryzen 5 4500 12分00秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmark
OptiXで実行した時のスコア
RTX 4090 12494
RTX 4080 SUPER 8849
RTX 4080 8719
RTX 4070 Ti SUPER 7486
RTX 4070 Ti 7321
RTX 4070 SUPER 6463
RTX 4070 5165
RTX 4060 Ti 8GB 4427
RTX 4060 3262
SPECviewperf 2020

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。なお、本製品のCPUクーラーは空冷です。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

PL1=65Wに設定されているので、 CPU電力は65W付近で推移し、CPU温度は55℃付近と低い温度で安定しており、問題ない温度です。

CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のCPU、GPU温度

続いて、ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPUおよびGPU温度を計測しました。

ゲームの場合、CPU温度は最高でも65℃と、Prime95実行時よりも高いものの、問題ない温度です。GPU温度は65℃前後で推移しており、こちらも問題ない温度です。

CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェックです。

外部グラフィックスを使用しない時は、グラボのファンが停止するセミファンレス仕様ですが、本製品ではファンの音が大きく、アイドル時でも44dBと騒音値は高めです。高負荷となるエンコード時やゲーム時では50dB以上と、高めの騒音値となります。先述の通り、PL1=65ではCPU温度にまだ余力があったので、ファン制御ソフトなどから、ファンの速度を抑えてみるのもいいかもしれません。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

今回、Core i7-14700F+GeForce RTX 4070と高めの構成なので、消費電力もそれなりに高いです。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。
電源オフ時の外観です。ホワイトとブラックのツートンカラーで、ガンメタリックにあった重厚感が緩和され、コントラストの効いた清潔感のあるデザインです。

 

電源を入れるとフロントパネルを縁取る様にLEDが点灯します。フロントパネルはマットな素材で、底側は丸みを帯びています。

 

フロントパネルのGALLERIAのエンブレムは高級感があります。

 

サイドパネルには吸気口があり、内側から青いメッシュが貼られています。

 

コンソールパネルです。左から、LEDが点灯する電源ボタンと、リセットボタン、USB 3.2 Gen1 Type-A ×4、ヘッドホン端子、マイク端子があります。USB-Cポートはありません。

 

トップパネルです。排熱用の孔が開いたシャーシ、埃を防ぐメッシュフィルター、フラットにするためのプラスチック製天面板による、3層構造になっています。今回、RGBライティング対応の14cmケースファンが1基、標準で搭載されています。

 

正面と背面の画像です。なお、間違ってモニターのケーブルを挿さないように、マザーボード側の映像出力端子には、「使用不可」シールが貼られています。ポート類は、マザーボード、グラボの種類によって異なります。

 

左側面と右側面です。ホワイトケースでは白いサイドパネルとなります。左サイドパネルには内部が見えるアクリル製の小窓があります。

 

底面です。電源用の吸気口が設けられています。

 

電源ユニットの防塵フィルターは、背面から取り外しての掃除が可能です。

 

底面のインシュレーターは高めに設計されており、底面からも吸気しやすくなっています。ゴム足がしっかりしているので、床はもちろん、デスク上でも安定した設置が可能です。

 

サイドパネルは、背面のネジを2ヶ所外すことで開きます。

 

ケース内部のチェック

ケース内部はご覧のようになっています。

なお、以下に搭載されていたパーツを紹介しますが、必ずしもこのパーツが搭載されるとは限りませんので、ご了承ください。

左側面ケース内部

左側面ケース内部です。電源ユニットが別の区画に配置されており、裏面配線が可能な構造です。

 

マザーボード

Core i7-14700Fを搭載したB760チップセットのマザーボードには、ATXサイズの「ASRock B760TW」が搭載されていました。空いているM.2スロットの数は1つです。

 

CPUクーラー

CPUクーラーには標準の12cmサイドフローファンが搭載されていました。カスタマイズから他社製のCPUクーラーを選択することもできます。

 

メモリ

メモリの型番は指定することができませんが、Samsung製のメモリが搭載されていました。

 

M.2 SSD

M.2 SSDにはソリダイム製の「P41 Plus」が搭載されていました。ヒートシンクも装着されています。

 

グラフィックカード

グラフィックカードにはASUS製のツインファン「DUAL-RTX 4070-12G-EVO」が搭載されていました。ブーストクロックなどは標準的です。

 

ドライブベイ

最近では光学ドライブの無いドライブレスのケースが主流となりつつありますが、5.25インチベイのスペースがあり、光学ドライブ(ブルーレイドライブなど)も選択可能です。また、底面にはSSD/HDD用のドライブベイが2つあります。

 

ケースファン

GALLERIA XA7C-R47-Wでは、標準でRGBライティング対応の、14cmホワイトケースファンがフロント、リア、トップに1基ずつ搭載されています。カスタマイズから、トップケースファンを2基に増やすこともできます。

 

リアケースファンのRGB用の配線がむき出しなのはちょっと残念です。

 

右側面ケース内部

右側面のカバーを開けると、電源ユニット、2.5インチベイが2つ見えます。

 

電源ユニット

電源ユニットには標準で、SilverStoneのET650(80PLUS BRONEZE)が搭載されていました。カスタマイズから、最大1200Wまで選択することができます。

 

斜めから見たケース内部

斜めから見た内部はご覧のようになっています。

 

周辺機器

同梱されているGALLERIAオリジナルのゲーミングキーボードとゲーミングマウスです。モニターがあれば、到着後すぐにゲームをプレイすることができます。

 

まとめ

以上が、GALLERIA ホワイトケース、XA7C-R47-Wのレビューです。

白いケースのGALLERIAは、フロントとトップパネルは従来のガンメタリックと変わらないため、一見写真からは違いがわかりづらいですが、実際に自分の目で見てみると、ホワイトとブラックのツートンカラーが爽やかで、かわいらしく、愛着が湧いてくるようなデザインです。

部屋を、白一色または黒一色にしているのではなく、白・黒・グレーを織り交ぜたモノトーンの部屋にしている方に、本製品はよく合うと思います。

内部パーツまで白で統一した『ホワイトカスタマイズモデル』もありますが、左サイドパネルの小窓が小さく、ややスモークがかっているため、あまり目立たないかもしれません。

今回、Core i7-14700Fに、GeForce RTX 4070を搭載した「GALLERIA XA7C-R47-W ホワイト」をレビューしましたが、多くのゲームが快適でした。

ただ、レビュー機だからかもしれませんが、アイドル時を含め全体的に動作音が大きく、リアケースファンのLEDの配線がむき出しな点も気になりました。

 

白いケースのGALLERIAが新登場

GALLERIA ホワイトケース

特徴

  • GALLERIAに白いケースが登場
  • 「ホワイトカスタマイズモデル」もあり
  • 豊富なラインアップ

こんなあなたに

  • モノトーンの配色の部屋の方 
公式サイトはこちら

 

 

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