ドスパラ、第11世代Coreに、RTX 30などを搭載したゲーミングノートを4機種発売

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ドスパラから、インテル第11世代Coreを搭載した15型のゲーミングノートPC、GALLERIAシリーズの4機種が発売されました。

Core i7-11800H搭載モデルがXシリーズ、Core i5-11400H搭載モデルがRシリーズとなっています。

エントリークラスからミドルクラスのGPUと、144Hz / 120Hz駆動の液晶を搭載し、11万円台から購入できます。

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製品の特徴

ラインナップ

今回ドスパラから発売された4機種は次のようになっています。

新発売モデル
  XL7C-R36
(11800H)
RL5C-R35T RL5C-R35 RL5C-G50
CPU Core i7-11800H Core i5-11400H
GPU RTX 3060 RTX 3050Ti RTX 3050 GTX 1650
メモリ 16GB
ストレージ 512GB PCIe-NVMe SSD
液晶サイズ 15.6型 FHD
液晶種類 144Hz 非光沢 120Hz 非光沢
価格[税込] 179,980円 149,980円 139,980円 119,980円

 

エントリー~ミドルクラスのゲーミング性能

今回発売された、第11世代Core搭載のGALLERIAシリーズには、GeForce GTX 1650、RTX 3050、RTX 3050Ti、RTX 3060という、エントリークラスからミドルクラスまで、4種類の外部GPUを搭載したモデルがあります。

下のグラフでは、外部GPUの性能を大まかに知ることができます。RTX 30シリーズは、メーカーによって設定されている最大グラフィックスパワーによって、実際の性能が大きく変動するので、参考までにご覧ください。

大体、黄色で表示している辺りが、今回発売されたGALLERIAシリーズのカバーする範囲となります。第10世代CoreにRTX 3060を搭載したXL7C-R36は、130Wの最大グラフィックスパワーだったので、おそらくこのモデルも130Wになるのではないかと思います。

3DMark Time Spy(DX12) - Graphics score
ハイエンド RTX 3080 16GB 165W 12077
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
ミドルレンジ RTX 3070 95W 9220
RTX 3060 130W 8302
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
GTX 1660Ti   5667
エントリー RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4225
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :レビュー機で計測したスコア
W(ワット)は最大グラフィックスパワー

 

インテルCore搭載

今回発売された、第11世代Core搭載のGALLERIAシリーズは、最新のインテル第11世代Coreを搭載しています。

下のグラフでは、処理性能を簡単に比較しています。最近のゲーミングノートPCでは、Ryzen 5000 Hシリーズプロセッサーに押され気味でしたが、第11世代Coreは高いパフォーマンスを備えていることが分かります。特に、Core i7-11800Hの処理性能は高いです。

旧モデルのXL7C-R36に搭載されていたCore i7-10875Hと比較すると、Core i7-11800Hは約40%の性能向上が見込まれます。ただ、実機で計測してみないと何とも言えないので、後日ベンチスコアを計測したいと思います。

CINEBENCH R23
マルチコア性能
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i7-11800H 12501
Core i5-11400H 9406
Core i7-10875H 8811
※Core i5-11400Hのスコアはnotebookcheckからの参照です

 

144Hz / 120Hzのハイリフレッシュレート液晶

今回発売された、第11世代Core搭載のGALLERIAシリーズは、1秒間に144回、または120回画面を書き換える、144Hz、もしくは120Hz駆動のハイリフレッシュレート液晶を搭載しています。

一般的なノートPCよりも、滑らかな映像でのゲームプレイを楽しめます。

ただし、高いフレームレートを出すためには、それなりのグラフィックス性能が必要となります。そのため、ハイリフレッシュレート液晶のメリットを生かしたいのであれば、できればRTX 3060を搭載したモデルがいいでしょう。

 

日本語キーボード

従来のGALLERIAのノートPCは英語配列に日本語を割り当てた特殊なキーボードでしたが、今回発売されたGALLERIAシリーズは、下の画像のような日本語キーボードを搭載しています。シングルRGBのバックライトも付いています。

ただし、普通はENTERキーの下に位置する右SHIFTキーですが、矢印キーに押し出されるような形で、ENTERキーの真下ではなく左側に配置されています。また、テンキーも付いているものの、標準の4列テンキーではなく、3列テンキーです。

キーボード

 

インターフェイス・ウェブカメラ

インターフェイスは、下の画像の通りです。

背面に、USB-C(DisplayPort対応)、HDMI、LANポートを、側面には、USB3.1 x2、USB2.0、SDカードリーダーを備えています。また、マイク入力とヘッドフォン出力は別々の端子となっています。数と種類は十分です。

なお、最上位のXL7C-R36(11800H)のみ、Thunderbolt 4に対応しています。

インターフェイス

 

ウェブカメラは、HD画質の標準的なカメラです。IRカメラも搭載しているので、Windows Helloの顔認証を使用してのログインが可能です。

 

購入先

今回ドスパラから発売された4機種のゲーミングノートPCは、ドスパラの公式サイトから購入できます。なお、いずれの機種も実機でレビューする予定です。

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