※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

デル ALIENWARE 17(R4)の実機レビュー(2)

更新日:2017年4月24日
前へ 1 2  
  目次  

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、GeForce GTX 1060搭載モデルで計測しています。搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は、やや動作音は聞こえますが静かなほうだと思います。CPUに負荷のかかるエンコード時はやや高めの騒音値です。FF XIVベンチマークを60fpsに制限したときは、普通の動作音です。fps制限をしないときはやや高めの動作音です。


騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通の温度です。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

普通の温度です。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

ノートPCとしては高めの消費電力です。


外観のチェック

外観のチェックです。

アルミニウム、マグネシウム合金などを融合して形成されたボディは、高級感があり、肌触りも良く、頑丈です。

また、新デザインのAlienwareは、背面のヒンジ周りが大きく変わっており、背面のインターフェースや排気口が大きく出っ張った形になっています。

 

天板です。

 

背面のヒンジ部分と排気口です。

 

正面にスピーカーが配置されています。ノートPCとしては比較的音はいいのですが、手のひらをキーボードの上に載せていると、腕がスピーカーの上に被ってしまい、音がこもってしまいます。スピーカーは他社製品のようにキーボードの上に付けてほしかったです。

 

天板を閉じたときの画像です。

 

LEDライトです。左右側面のLEDはテーブルに反射し、とても幻想的なイルミネーションを放ちます。

 

電源ボタンとロゴです。表記デザインが変更されています。

 

液晶上部に搭載された内蔵カメラです。

 

底面です。

 

背面のインターフェースの画像です。左からLANポート、Mini-Display Port 1.2、HDMI 2.0、Thunderbolt 3兼USB Type-C ポート、Alienware Graphics Amplifier接続用ポート、電源ポートです。

 

大きく出っ張ったインターフェースは、液晶を開いたままでもケーブルが抜き差ししやすい設計だと思います。

 

デスクトップ用のグラフィックカードを内蔵できる「Alienware Graphics Amplifier」(下図)を接続することができます。

ただし、旧モデルのALIENWARE 13で試したときには、動作が不安定でした。また新モデルのALIENWARE 17 R4はグラフィック性能がデスクトップPCとそれほど変わらないので、「Alienware Graphics Amplifier」を取り付けて使用する機会はほとんどないと思います。

 

右側面にはUSB3.0ポートがあります。

 

左側面には、USB3.0 Type-C、USB3.0、ヘッドホン、マイク端子があります。

 

側面のまとめ図です。

 

液晶が開く角度です。

 

底面カバーを開けたときの画像です。

 

搭載されていたメモリです。

 

搭載されていたHDDです。

 

搭載されていた256GB M.2 SSDです。

 

ACアダプターの画像です。大きいですが、かなり薄くなっており、カバンへ入れやすくなっています。

ACアダプターの詳細は次の通りです。240W(19.5V、12.3A)の容量です。

まとめ

以上が、ALIENWARE 17のレビューです。

LEDイルミネーションが綺麗で、ゲーミングPCらしいデザインです。

今回はフルHD IPS 非光沢液晶を選択しましたが、比較的見やすい液晶でした。他に、UHD(4K)液晶や、G-SYNC、120Hz駆動対応のQHD液晶も選択することが可能です。120Hz駆動の液晶ならヌルヌルと動く画面でゲームを堪能できます。

GeForce GTX 1060やGTX1070、GTX 1080などの高性能グラフィックスを搭載可能です。フルHD解像度ならGTX 1060またはGTX 1070で、QHD以上の解像度の液晶なら、GTX 1080をおすすめします。

CPUも通常のゲーミングノートPCに搭載されるCore i7-7700HQだけでなく、Core i7-7820HKを選択することも可能です。

また、キーボードも打ちやすく、Nキーロールオーバーにも対応しゲームにも最適です。

ただし、大きなボディの割には、USBポートが少なく、光学ドライブやメモリカードスロットを搭載していませんので、ご注意ください。

【公式サイトはこちら】
デル公式サイト