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デル ALIENWARE 15(R3)の実機レビュー(2)

更新日:2017年8月30日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測しています。Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1060の構成での計測結果を掲載していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

エンコード時や、fps制限をせずにFF XIVのベンチマークを実行したときは、やや高めの騒音値です。それ以外は普通の騒音値です。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

エンコード時のCPU温度がやや高めですが、ゲーム中のGPU温度は低めですので、安定してゲームができることでしょう。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

ゲーミングノートPCとしては普通の温度です。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

ゲーミングノートPCとしては普通の消費電力だと思います。


外観のチェック

外観のチェックです。

アルミニウム、マグネシウム合金などを融合して形成されたボディは、高級感があり、肌触りも良く、頑丈です。

また、新デザインのAlienwareは、背面のヒンジ周りが大きく変わっており、背面のインターフェースや排気口が大きく出っ張った形になってます。これにより放熱性を高めています。

 

天板です。

 

背面のヒンジ部分です。

 

背面の排気口です。

 

正面にスピーカーが配置されています。ノートPCとしては比較的音はいいのですが、手のひらをキーボードの上に載せていると、腕がスピーカーの上に被ってしまい、音がこもってしまいます。スピーカーは他社製品のようにキーボードの上に付けてほしかったです。

サウンドマネージャーソフトとしては、「ALIENWARE SOUND CENTER」がインストールされており、コンテンツによって音を変えることができます。

 

天板を閉じたときの画像です。

 

LEDライトです。左右側面のLEDはテーブルに反射し、とても幻想的なイルミネーションを放ちます。

 

電源ボタンとロゴです。表記デザインが変更されてます。

 

液晶上部に搭載された内蔵カメラです。顔認証によるサインインや、ユーザーがいないことを感知して、画面を暗くしたり、画面をオフにしたりすることができる機能も搭載されています。

なお、Alienware 17に搭載されている「Tobii視線追跡デバイス」は、Alienware 15には搭載されていません。そのため、Tobii アイトラッキングに対応したゲームをすることはできません。

 

底面です。

 

インターフェースの画像です。左からLANポート、Mini-Display Port 1.2、HDMI 2.0、Thunderbolt 3兼USB Type-C ポート、Alienware Graphics Amplifier接続用ポート、電源ポートです。

 

大きく出っ張った背面は、液晶を開いたままでもケーブルが抜き差ししやすい設計だと思います。

 

右側面にはUSB3.0ポートがあります。

 

左側面には、USB3.0 Type-C、USB3.0、マイク / ヘッドフォンポート、ヘッドセット端子があります。

 

側面のまとめ図です。

 

液晶が開く角度です。

 

底面カバーを開けたときの画像です。

 

メモリスロットは2つです。

 

2.5インチストレージです。

 

M.2 SSDの画像です。

 

 Type 2260, Type 2242のM.2スロットもあります。

 

ACアダプターの画像です。大きいですが、かなり薄くなっており、カバンへ入れやすくなっています。

ACアダプターの詳細は次の通りです。240W(19.5V、12.3A)の容量です。

まとめ

以上が、ALIENWARE 15(R3)のレビューです。

LEDイルミネーションが特徴的なボディで、ALIENWAREシリーズらしいデザインです。新モデルは、ボディが薄くなりスタイリッシュになりました。

GeForce GTX 1060~1080の高性能グラフィックスを搭載可能です。ゲーミングノートPCは、グラフィックスが固定されている(選べない)ことが多いですが、複数の中から選択できるのはメリットです。

今回はフルHD IPS 非光沢液晶を選択しましたが、比較的見やすい液晶でした。UHDの液晶や、G-SYNC+120Hz対応の液晶も選択することが可能です。液晶の選択肢も豊富です。

また、キーボードも打ちやすく、Nキーロールオーバーにも対応しゲームにも最適です。

ただし、大きなボディの割には、USBポートが少なく、光学ドライブやメモリカードスロットも搭載していません。また、他のPCに比べて、ゲーム・ベンチマークスコアがやや低めなケースもありました。

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