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ASUS Vivobook 16 X1607CA レビュー|Core Ultra 5 225H搭載で10万円切り!
| CPU | Core Ultra 5 225H Core Ultra 7 255H |
|---|---|
| メモリ | 16GB / 32GB |
| ストレージ | 512GB / 1TB |
| 画面サイズ | 16型 16:10 |
| 画面種類 | 1920x1200 非光沢 |
| 質量 | 約1.91kg |
| バッテリー | 42Wh |
| 価格[税込] | 12万円台~ セール時:9万円台~ |
結論:セール時なら10万円以下で買える高性能ノート
ASUS Vivobook 16 X1607CAは、「性能は妥協したくないが、予算は10万円以内に抑えたい」という方に適したノートPCです。
Core Ultra 5 225Hという高性能CPUを搭載しながら、セール時には10万円を切る価格で購入できる、非常にコストパフォーマンスの高いモデルです。
16型の大画面を搭載しており、作業のしやすさも魅力です。
今回、Amazonセールで実際に購入して検証したところ、いくつか注意点も見えてきました。本記事では、それらも含めて分かりやすく解説します。
Amazon限定(クールシルバー)
Amazon色違いのモデル(クワイエットブルー)
レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
モデル番号:X1607CA-U5165SIAM
Core Ultra 5 225H、16GBメモリ、512GB SSD
目次
お忙しい方は、「製品の特徴のまとめ」のみお読みください。
製品の特徴のまとめ
Vivobook 16 X1607CAは、Core Ultra 200Hの高性能CPUを搭載しつつ、セール時なら10万円を切る安さの16型大画面ノートPCです。
「大画面で性能も高めで、かつコスパも重視したい」という方におすすめです。
ただ、色域が狭い点はデメリットで、画像編集などの用途には適しません。また、軽くはないので、外への持ち運びにも適しません。
セール時なら、Core Ultra 5 225H搭載で10万円切り
Vivobook 16 X1607CAは、Core Ultra 5 225Hの高性能CPUを搭載していながら、価格が安いノートPCです。
Amazonのセール時にこのPCを購入しましたが、なんと99,800円でした。
もし、セールでこの価格前後で販売されていたら、非常にお買い得です。
Hシリーズの高性能CPUを搭載
Core Ultra 5 225Hのベンチマーク結果は下の通りで、Ryzen AI 7 350と同等の高いスコアが出ていました。インテル Core Ultra シリーズ 3のCore Ultra 7 355よりも高いスコアが出ています。
エンコードなど負荷のかかる作業をする方、マルチタスクを快適に行いたい方など、高い性能のCPUのノートPCが欲しい方におすすめです。
16型の大画面ディスプレイで文字が見やすい
本製品は、16型の大きな画面を搭載しており、文字が大きく見やすいです。「ノートPCは昔ながらの15型以上の製品がいい」という方におすすめです。
逆に、画面サイズが大きい分、重量が重いので、持ち運びには適しません。
16GBモデルはシングルチャネルなので注意
本製品のメモリは、1つがオンボードメモリ、もう1つが交換可能なスロット式のメモリとなっています。
ただし、16GBメモリのモデルの場合、16GB×1のオンボードメモリのみの構成となっており、シングルチャネルで動作します。そのため、GPU性能があまり高くありません。
もし、「動画編集や、軽いゲームもやりたい」という方は、メモリを1枚自分で増設して、16GB×2の構成にするといいでしょう。GPU性能が大きく伸びます。
試しに、手持ちのDDR5-5600のメモリを増設してみましたが、下のように3Dmarkのスコアが上昇しました。ただし、パーツの増設は自己責任でお願いします。
もしくは、最上位モデルのみとなりますが、16GB×2のモデルを購入するといいでしょう。
Amazon限定モデルの違い
今回、Amazon限定モデルのVivobook 16 X1607CAをレビューしていますが、ASUS Storeなどで販売されている通常のモデルとの違いは何でしょう?
それはカラーです。Amazon限定モデルのみクールシルバーというカラーで、通常のモデルはクワイエットブルーというカラーになっています。
中身は変わらないので、好きなカラーを選ぶといいでしょう。
U5165BUとAU5165BUの違い
ASUS Storeを見ると、CPUやメモリなどが異なるモデルがいくつかあると思います。
ただ、Core Ultra 5 225H、16GBメモリ、512GB SSDのモデルが2つ存在しています。一方が、「X1607CA-U5165BU」で、もう一方が「X1607CA-AU5165BU」です。
筆者が確認できた違いとしては、X1607CA-AU5165BUはASUS Store限定のモデルで、WPS Office 2 Standard Editionというオフィスソフトが付きます。
このオフィスソフトは、Microsoft Office互換ソフトです。レイアウトがくずれたり、機能が制限されていたりするので、このソフトを使って仕事用の資料を作るのはおすすめしませんが、送られてきたOfficeファイルを読むだけとか、個人で利用するだけとかなら使えると思います。
Microsoft Officeを使う予定の方、またはOfficeソフトを全く使用しない方は、WPS Office 2 Standard Editionは不要なので、どのモデルを購入してもいいでしょう。
注意点
本製品は、価格が安いだけに、デメリットもあります。
まずディスプレイの色域が狭いです。画像や映像がくすんで見えます。仕事で使う場合や、色はあまり気にしない方であれば問題ありませんが、画像や映像を正確な色で見たい方や、画像編集などを行う方には適しません。
また、キーボードバックライトが搭載されていません。多くの方は使わない機能ですが、暗い部屋で作業をすることがある方は注意しましょう
先ほども記載しましたが、16GBメモリの場合、シングルチャネルです。そのため、グラフィック性能があまり高くなく、動画編集やゲームには適しません。このような用途で使う場合は、自分でメモリを増設してデュアルチャネルにするか、32GBメモリ(16GB×2)のモデルにしましょう。
各用途の快適度
各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
| 用途 | 快適度 | コメント |
| Web閲覧 Office作業 |
◎ | 大きな画面で快適に作業できます。 |
|---|---|---|
| 動画鑑賞 | ◎ | 大きな画面で動画を視聴することができます。スピーカー音もまずまずです。 |
| RAW現像 画像編集 |
△ | 色域の狭いディスプレイなので、画像編集向きではありません。ただし、CPU性能は高いので外部モニターに接続すれば、画像編集などにも使えます。 |
| 動画編集 | △~○ | FHD動画の簡易的な動画編集ならできなくもありませんが、動画編集をするなら、16GB×2のメモリ構成がおすすめです。 |
| ゲーム | △~○ | 16GB×2のメモリ構成なら、16GB×1に比べてグラフィック性能が上がるので、軽いゲームならできます。 |
ディスプレイのチェック
Vivobook 16 X1607CAのディスプレイは、1920x1200ドットの液晶です。視野角は広く非光沢なので仕事用にはいいですが、色域が狭いので、画像編集などには不向きです。
その他の特性については、以下のタブをクリックしてご覧ください。
- 色域・輝度
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
当サイトの計測で、sRGBカバー率66%でした。色域は狭いです。最大輝度は、当サイトの計測では292cd/m2と普通です。
ガンマ補正曲線を確認すると、どの色も揃っており、自然な発色であることが分かります。
視野角は広いです。
非光沢液晶であるため、画面への映り込みは低減されています。
フリッカー(ちらつき)はありませんでした。
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測
キーボードおよびタッチパッドのチェック
Vivobook 16 X1607CAのキーボードは、普通の打ちやすさです。
キーピッチは十分あり、キートップはやや湾曲して指の収まりがいいです。ただ、「半角/全角」キーや「\」のキーはやや小さいです。軽い力で打てるキーボードで、打鍵感も悪くありません。クリック音は小さめです。
ただ、テンキーについては3列しかないので、「+」などの位置が通常とは異なり打ちにくいです。
タッチパッドの操作性は普通です。タッチパッドの端を指でなぞってジェスチャー操作することで、音量や輝度を調整することもできますが、使用頻度はそこまで高くない機能です。
※画像をクリックすると拡大できます
パフォーマンスのチェック
Vivobook 16 X1607CAのパフォーマンスは高いです。
今回は、デフォルトの「スタンダードモード」と、高い性能が出る「フルスピードモード」でベンチマークを計測します。
CPU
今回、Core Ultra 5 225Hを搭載しており、CINEBENCH 2024のスコアは以下の通りです。
一般向けノートPCとしては、割と高めのスコアが出ています。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。
グラフィックス
グラフィックス性能の指標となる3DMark Night Raidのグラフィックススコアは下の通りです。
今回、16GBメモリのモデルですが、メモリが1枚しか搭載されていないシングルチャネルなので、このままではスコアはそれほど高くありません。日常使いには十分な性能ですが、動画編集などを行うには物足りない性能です。
~ グラフィックス性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
上で記載した通り、メモリを1枚増やし、デュアルチャネルにすると、下図の通り、グラフィックス性能が大きく伸びます。動画編集や、軽いゲームをしたい方は、メモリを増設するか、32GB(16GB×2)のメモリのモデルを購入するといいでしょう。
NPU
NPU性能は最大 13 TOPSとあまり高くありません。
~ NPU性能の評価 ~
ストレージ
ストレージは高速です。
~ ストレージ性能の評価 ~
質量のチェック
Vivobook 16 X1607CAの質量のチェックです。
仕様は「約1.91kg」です。
当サイトで計測した質量は下の通りで、仕様値より若干重いですが、ほぼ同じ数値です。
16型ノートPCとしては、普通の重さだと思います。
| 質量 | |
| PC本体 | 1.932kg |
| ACアダプター+電源ケーブル | 214g |
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリー容量は42Whと少ないです。
バッテリー駆動時間は普通です。
| バッテリー駆動時間 | |
| (1) JEITA3.0(アイドル時) | 約9.3時間 |
| (2) JEITA3.0(動画再生時) | 約4.1時間 |
| (3) 動画編集ソフトでプレビュー再生 | 4時間38分 |
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2
パーツの温度のチェック
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。なお、今回テストしたCore Ultra 5 225Hのベースパワー(PBP)は28W、最大ターボパワー(MTB)は115Wとなっています。
動作安定時のCPU電力は、「スタンダードモード」時が30W前後、「フルスピードモード」時が35W前後で推移しており、PBPより若干高い数値です。まずまずのパフォーマンスが出ているのが分かります。
動作安定時のCPU温度については、どちらのモードも70℃台で推移しており、どちらも問題ない範囲です。
静音性のチェック
Vivobook 16 X1607CAの動作音(静音性)のチェック結果です。スタンダードモードでの計測結果となります。
全体的に、動作音は比較的静かです。
| 騒音値 | |
| アイドル時 | 約20dB |
|---|---|
| 低負荷時 [YouTube再生] | 約20dB |
| 中負荷時 [動画編集] | 約28dB |
| 高負荷時 [ゲーム] | 約38dB |
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
アイドル時:アイドル時
低負荷時:1080pのYouTube動画再生時
中負荷時:Premiere Proで、編集中の1080pの動画をプレビュー再生した時
高負荷時:FF14のゲームのベンチマーク実行時(標準品質(ノートPC)、1920x1080、ウィンドウ)
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手のひらを置くパームレストの温度変化は重要です。
負荷をかけても、パームレスト部分の温度はほとんど変わらないので、不快感なく使えると思います。
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。
やや低めの消費電力です。
| 消費電力 | |
| アイドル時 | 5W |
|---|---|
| 低負荷時 [YouTube再生] | 8W |
| 中負荷時 [動画編集] | 16W |
| 高負荷時 [ゲーム] | 32W |
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
Vivobook 16 X1607CAの外観のチェックです。
クールシルバーというカラーで、清潔感があります。
黒系の色よりは指紋は目立ちませんが、シルバーの割には指紋はやや目立ちます。

天板には、ロゴが入っています。

ボディは比較的薄いです。

スピーカーの音質はやや良いと思います。ノートPC基準で、10点満点で採点すると6点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

約207万画素のカメラを搭載し、IRカメラも付いており、顔認証によるログインが可能です。
なお、指紋認証には非対応です。

インターフェースはご覧の通りです。USB-C(5Gbps)は2つあり、どちらもPower Deliveryおよび映像出力をサポートしています。
HDMIポートは、当サイトで試した限りでは、4K/60Hz/RGBでの出力が出来ていました。

ヒンジは約180度開きます。

底面です。ゴム足はやや高めです。

底面カバーを開けると、下図のようになっています。

メモリは、オンボードメモリが1つ、交換できるメモリが1つです。16GBメモリの場合、オンボードメモリのみとなり、メモリスロットは空いています。

M.2 SSDはType 2280です。

ACアダプターは65Wで、サイズは小さいです。

まとめ
以上が、Vivobook 16 X1607CAのレビューでした。
Amazon新生活セールで、Core Ultra 5 225H搭載モデルが、10万円を切る価格で販売されていたので、購入してみましたが、割とパフォーマンスが出ており、コスパは非常に高いと感じました。
16型と画面も大きく、大画面で作業をしたい方におすすめの製品です。
ただし、いくつか注意点があります。
1つは、ディスプレイの色域が狭い点で、画像や映像を綺麗に見たい方には適しません。
また、16GBメモリの場合、シングルチャネルでの動作となり、グラフィックス性能がCore Ultra 5 225Hにしては低めです。高い性能が目的で購入する方は、メモリを自分で増設するか、32GBメモリ(デュアルチャネル)のモデルを購入するといいでしょう。
また、細かい部分ですが、キーボードバックライトが無い点や、テンキーが4列ではなく3列である点も注意が必要です。
この辺りが気にならず、「大きな画面で、性能も高めで、かつ安いノートが欲しい」という方には、おすすめの1台です。
大画面&高めの性能
Vivobook 16 X1607CA

特徴
- Hシリーズ Core Ultra の高性能CPUを搭載
- 16型の大画面で作業がしやすい
- セール時なら、10万円以下と高コスパ
こんなあなたに
- 大きな画面で作業したい方
- できるだけ安く高性能ノートPCを買いたい方
- 価格12万円台~
- セール時の価格9万円台~
Amazon限定(クールシルバー)
Amazon色違いのモデル(クワイエットブルー)

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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