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ASUS、インテル/AMD/Qualcommの新SoCを搭載したCopilot+ PCを発表
2025年1月8日(現地時間)、CES 2025にて、ASUSより新製品が多数発表されました。
ここでは、最新CPUを搭載したZenbookシリーズのうち、国内での取り扱いが発表された4機種の特徴を簡単に紹介します。
Core Ultra 200Hを搭載するのは、「ASUS Zenbook DUO UX8406CA」と、「ASUS Zenbook 14 UX3405CA」です。
Snapdragon Xシリーズを搭載するのは、「ASUS Zenbook A14 UX3407」です。
AMD Ryzen AI 300シリーズを搭載するのは、「ASUS Zenbook 14 UM3406KA」です。
公式サイトはこちら
最新機種の紹介
CPU | Core Ultra 7 255H Core Ultra 9 285H |
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メモリ | 16GB / 32GB |
ストレージ | 1TB / 2TB PCIe 4.0 SSD |
液晶 | 14.0型 16:10 1920x1200 有機EL 120Hz 2880x1800 有機EL 120Hz |
バッテリー | 75Wh |
質量 | 本体:約1.35kg キーボード:約0.3kg |
最大で、3Kの有機ELディスプレイを2つ備えるデュアルディスプレイノートPCです。
CPUは、Core Ultra 200Hシリーズで、最大でCore Ultra 9 285Hを搭載するモデルもあります。Intel Arc 140T GPUを内蔵したプロセッサーなので、内蔵グラフィックスとしては高めの性能で、クリエイティブな作業にも対応することができそうです。
14型のディスプレイを2つ備えていることで、外出先などでも広い画面で効率よく作業をすることができます。下図のように、本体のスタンドを使って、ディスプレイが縦に2つ並んだスタイルで作業をするなど、様々な形状で使うことができます。また、アクティブペンにも対応しています。
なお、当サイトでも従来モデルのレビューを行っています。CPU性能以外の部分では共通している部分も多いと思うので、こちらもご覧ください。
本製品は、国内では、2025年2月中旬以降の発売予定となっています。
公式サイト(英語)はこちら
CPU | Snapdragon Xシリーズ |
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メモリ | 16GB / 32GB |
ストレージ | 512GB / 1TB SSD |
液晶 | 14.0型 16:10 1920x1200 1920x1200 有機EL 2880x1800 有機EL 120Hz |
バッテリー | 48Wh / 70Wh |
質量 | 約0.9kg~ |
質量が1kgを切っている、世界最軽量となる14型のCpilot+ PCです。
CPUは、Snapdragon Xシリーズで、Snapdragon X X1 26 100、Snapdragon X Plus X1P 42 100、Snapdragon X Elite X1E 78 100の3種類があります。最大45W TDPで動作し、45TOPSのNPUを内蔵しており、日常使用において快適に使用することができます。
Snapdragon Xシリーズを搭載することで、ロングバッテリー駆動が可能な点も大きなポイントです。バッテリー駆動で使用する場合は、70Whバッテリーを搭載したモデルがいいでしょう。
天板素材には、ハイテクセラミックハイブリッド素材のセラルミナル加工が施されています。デザイン性にも優れており、耐久性も高いです。
なお、メインで使用するアプリにARM版Windowsで動かないアプリがある方は、注意が必要です。
ASUS Zenbook A14 UX3407には、日本特別モデルがラインナップされる予定です。詳細については、2025年2月5日以降にこちらからご確認ください。
公式サイト(英語)はこちら
CPU | Core Ultra 5 225H Core Ultra 7 255H Core Ultra 9 285H |
---|---|
メモリ | 16GB / 32GB |
ストレージ | 512GB / 1TB SSD |
液晶 | 14.0型 16:10 有機EL 1920x1200 タッチ 2880x1800 120Hz 2880x1800 120Hz タッチ |
バッテリー | 75Wh |
質量 | 約1.2kg / 1.28kg |
14型で、約1.2kg~と軽いボディながら、インテルの最新CPUである、Core Ultra 200Hシリーズを搭載したプレミアムノートPCです。
CPU TDPは30Wと、それほど高くはないので、パフォーマンスを限界まで引き出すような仕様ではありませんが、スリムタイプのノートPCとしては、高めの処理性能と、グラフィックス性能が期待できるでしょう。NPU TOPSはそれほど高くありませんが、内蔵GPUまで含めると、AI性能もそこそこ高いと思います。
ディスプレイには、WUXAG、または3K解像度の有機ELディスプレイを搭載しています。いずれの場合でも、100% DCI-P3と広色域なので、色鮮やかな表示可能です。
ボディは、オールメタルデザインとなっており、見た目や質感もよさそうです。
本製品は、国内では、2025年2月中旬以降の発売予定となっています。
公式サイト(英語)はこちら
CPU | Ryzen AI 5 340 Ryzen AI 7 350 |
---|---|
メモリ | 16GB / 32GB |
ストレージ | 512GB / 1TB SSD |
液晶 | 14.0型 16:10 有機EL 1920x1200 2880x1800 120Hz 2880x1800 120Hz タッチ |
バッテリー | 75Wh |
質量 | 約1.2kg / 1.28kg |
こちらは、上で紹介した機種とほぼ同じボディに、CES 2025で発表されたばかりの、AMD Ryzen AI 300シリーズを搭載したモバイルノートPCです。最大50TOPSのNPUを内蔵したプロセッサーで、Copilot+ PCに準拠した製品となっています(プロセッサーの概要については、こちらもご確認ください)。また、Radeon 860M/840Mグラフィックスを内蔵しており、内蔵グラフィックスとしては高めの性能も期待することができるでしょう。
ディスプレイは、WUXAG、または3K解像度の有機ELディスプレイです。黒の表現力が高いことに加えて、100% DCI-P3と広色域なので、メリハリのある美しい表示が可能です。
タッチパッドをテンキーとして使うことができるASUS NumberPadや、質感の良いボディも特徴となっています。
本製品は、国内では、2025年3月中旬以降の発売予定となっています。
公式サイト(英語)はこちら
パソコンメーカーや家電量販店などのパソコン訪問サポートの仕事に従事。2018年頃からthe比較の記事執筆に参加。
the比較運営者。以前は、システムインテグレーターの企業にて、PCサーバーの設計・構築を担当。毎年約150台のパソコンの実機をレビュー。
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