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ASUS TUF Gaming A15(2023)の実機レビュー

更新日:
CPU Ryzen 7 7735HS
GPU GeForce RTX 4060
GeForce RTX 4050
メモリ 16GB DDR5-4800
ストレージ 512GB / 1TB SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD 144Hz 非光沢
質量 約2.2kg
バッテリー 最大11.3時間(90Wh)
価格[税込] 20万円台~
sRGB 約100%になった人気ゲーミングノート

ASUS TUF Gaming A15は、sRGB 100%クラスのディスプレイを搭載したミドルクラス性能のゲーミングノートです。

ディスプレイの色域が、従来機種より広くなったことで、動画編集などのクリエイティブワークにも使いやすくなりました。

RTX 4050搭載モデル、RTX 4060搭載モデルのどちらも最大グラフィックパワーが高く、「サイバーパンク2077」などの負荷の重いゲームも最高設定で快適に動作する性能です。

また、MIL規格(MILSTD-810H)に準拠したテストをクリアしており、耐久性にも優れています。

直販サイト(ASUSストア)はこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 7 7735HS、GeForce RTX 4060 Laptop 8GB、512GB SSD

Ryzen 7 7735HS、GeForce RTX 4050 Laptop 6GB、512GB SSD

 

目次

お忙しい方は、「ASUS TUF Gaming A15の特徴」のみお読みください。

 

ASUS TUF Gaming A15の特徴

最大グラフィックスパワーの高いRTX 4050 / 4060を搭載

ASUS TUF Gaming A15は、RTX 4050搭載モデルとRTX 4060搭載モデルがあり、どちらのモデルも最大グラフィックスパワーは140Wと高く設定されており、負荷の高い「サイバーパンク 2077」などのゲームも、快適に動作します。

さらに、対応したタイトルであれば、DLSSやフレーム生成技術によりフレームレートを伸ばすことができます。FHD環境なら、ほとんどのゲームで高いフレームレートが出るでしょう。6月14日よりサービス開始となったオンラインRPG「ブループロトコル」も、最高設定で快適に動作する性能です。

最大グラフィックスパワー140WのGeForce RTX 4050 / 4060を搭載
3DMark -Time Spy-
RTX 4090 175W 21897
RTX 4080 175W 18661
RTX 4070 140W 12254
RTX 3080 140W 11552
RTX 3070 140W 11015
RTX 4060 140W 10941
RTX 4060 75W 9069
RTX 4050 140W 8756
RTX 3060 130W 8302
RTX 4060 60W 8263
RTX 4050 45W 6456
RTX 3050 Ti 95W 6063
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

AMDの最新APU「Ryzen 7 7735HS」搭載

ASUS TUF Gaming A15は、AMDの最新APUである「Ryzen 7 7735HS」を搭載しています。

Ryzen 7 7735HSを搭載

 

ただし、Ryzen 7 7735HSのCPUアーキテクチャはZen 3+で、主な仕様はRyzen 7 6800Hとほとんど同じです。

実際のベンチマークテストでも、マルチコア、シングルコアともに、Ryzen 7 6800Hの代表的なスコアとほぼ同じ数値でした。飛びぬけて高いパフォーマンスがということではありません。ただ、ゲーミングノートPCとしては、十分な性能です。

Ryzen 7 7735HSとRyzen 7 6800Hとの比較
  Ryzen 7 7735HS Ryzen 7 6800H
CPUアーキテクチャ Zen 3+ Zen 3+
コア / スレッド 8 / 16 8 / 16
基本クロック 3.2GHz 3.2GHz
最大ブーストクロック 4.75GHz 4.7GHz
L3キャッシュ 16MB 16MB
TDP 35-54W 45W
グラフィックス・モデル Radeon 680M Radeon 680M
GPUコア数 12 12
グラフィックス周波数 2200MHz 2200MHz
CINEBENCH R23のスコア
マルチコア
Ryzen 7 7735HS 14143
Ryzen 7 6800H 13999
シングルコア
Ryzen 7 7735HS 1556
Ryzen 7 6800H 1522

 

ディスプレイの色域が「100% sRGB」へ

従来のASUS TUF Gaming A15シリーズは、ディスプレイの色域が狭く、クリエイティブワークの用途にはあまり適していませんでしたが、今回のモデルは、100% sRGBのディスプレイを搭載しており、このような用途にも使いやすくなりました。ゲーミングノートは、クリエイティブワーク用に購入する方も多いので、この変化は嬉しいです。

また、144Hzの高リフレッシュレート、およびゲーム映像のティアリングやスタッターを抑える「NVIDIA G-Sync」にも対応しています。ただ、残像はやや多めでした。

100% sRGBの色域
144Hzの高リフレッシュレート対応

 

ハードな使用にも耐えるタフボディ

ASUS TUF Gaming A15は、耐久性や堅牢性の高いタフなゲーミングノートPCです。米国の軍用規格であるMIL-STD 810Hの基準をクリアしており、宅内での移動や、熱の入るハードなゲームにも、安心して使用できます。

また、ゲーミングノートPCとしては、大人しめのデザインなので、日常使いや、仕事用など、ゲーム以外の用途にも使いやすいです。

堅牢性の高いタフボディ

 

ASUSのあんしん保証への加入をおすすめ

ASUS TUF Gaming A15を購入したら、製品購入後30日以内に「MyASUS」に製品登録を行いましょう。製品登録をするだけで、「ASUSのあんしん保証」に加入することができます。

これは、破損・自損など理由を問わず、どんな故障でも部品代の20% +税のみの金額で修理してくれる(1年の間に1回のみ)、というサービスです。自分でメモリ換装や、ストレージ増設をしようとして壊してしまったというような場合もカバーされます。ただし、パーツの増設・換装後に故障した場合、最初のパーツの状態でないと修理が受けられないので、最初のパーツを取っておくようにして下さい。

また、より手厚い保証が受けられる「ASUSのあんしん保証 Premium 3年パック」も用意されており、こちらは14,800円で加入できます。保証期間3年の間(修理は1年間に1回までで3年間)、破損・自損を問わず負担0円で修理対応してもらうことができるので、必要な方はこちらも検討するといいです。詳細はメーカーサイトをご確認下さい。

ASUSのあんしん保証

 

各用途の快適度

ASUS TUF Gaming A15の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックでサクサク動くでしょう。
動画鑑賞 比較的色鮮やかなディスプレイを搭載し、スピーカー音も悪くはなく、快適に動画が鑑賞できるでしょう。
RAW現像
画像編集
100% sRGBのディスプレイを搭載しており、ウェブコンテンツ用の画像編集に適しています。ただし、Adobe RGBをカバーするような色域はないため、DTP用には色域不足です。
動画編集 スペックが高く、動画編集も快適です。 
ゲーム 高い性能のGeForce RTX 4050 / 4060 Laptopに、144Hzの高リフレッシュレートを搭載し、多くのゲームが快適です。

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイの詳細なチェックです。

15.6型、FHD解像度、100% sRGB、144Hzの高リフレッシュレートの液晶を搭載しています。

最大輝度は、当サイトの計測では262cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトの測定結果は、以下のとおりです。色域は比較的広めです。

  カバー率
sRGBカバー率 98.2%
DCI-P3カバー率 77.7%
Adobe RGBカバー率 77.8%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、明部になるにつれ青色と緑がやや強めに発色していますが、ゲームをしている限りではそれほど不自然さはありません。画像などを扱うクリエイティブ作業をするなら、キャリブレーションツールで色補正したほうがいいと思います。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶ですので、映り込みは抑えられています。ギラつきはありますが、そこまで気になりません。

画面への映り込み

どの輝度でも、PWM調光によるフリッカー(ちらつき)はありませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約43msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、1秒間に144フレームを更新する液晶で3~4フレーム前くらいまでの残像がありました。

普通のノートPCの液晶は1秒間に60フレームしか更新しませんが、2~3フレーム前くらいまで残像があります。本製品の液晶は、普通のノートPCの液晶に比べて、1秒間に2倍以上のフレームを表示しますが、残像は2倍以下であることから、一般的なノートPCの液晶よりは残像が少ないことが分かります。

ただ、ゲーミングノートPCは残像の少ない機種が多く、それらと比べると、やや残像は多めかなと思います。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約18mm、キーストロークは約1.7mmです。十分なキーストロークで、底付きの衝撃も少なく、比較的打ちやすいかなと思います。

また、ゲームでよく使う「WASD」キーが目立つようになっており、ゲーム中に指を離してしまっても、元に戻しやすいです。

各キーは、2,000万回を超える打鍵に耐えられる強さを持っており、耐久性も高いです。

タッチパッドは広く、表面はツルツルしているので、操作がしやすいです。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
WASDキーの拡大図
キーの拡大図

 

各キー毎に色を変えることはできませんが、RGBカラーバックライトを搭載しており、自由に色を変えることができます。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

動作モード

パフォーマンスのチェックです。

本製品では、動作モードを変更することができます。動作モードを変更するには、Fn+F5を押すか、「ARMOURY CRATE」のソフトから変更します。

ここでは、デフォルトの「パフォーマンス」モードと、最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」モードで計測したベンチマークの結果を掲載します。

ARMOURY CRATE
動作モード

 

また、スタンダード(MSHybridモード)と、Ultimate(ディスクリートモード)を切り替えることができますが、ここでは、デフォルトの「MSHybrid」モードで計測しています。

ディスクリートGPUにも対応

 

CPU

ASUS TUF Gaming A15は、AMDの最新APU「Ryzen 7 7735HS」を搭載しています。ただし、採用しているアーキテクチャはRyzen 6000シリーズと同じZen 3+で、主な仕様はRyzen 7 6800Hとほぼ同じです。

ベンチマークの結果は以下の通りです。

マルチコア、シングルコアともに、Ryzen 7 6800Hと同じようなスコアでした。ゲーミングノートPCとしても十分な性能だと思います。

ただし、シングルコアの性能は、そこまで高いわけではありません。シングルコア性能が動作を左右するアプリを使う場合は、他の機種の方が良さそうです。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 7 7735HS
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13980HX 28398
Core i9-13950HX 27983
Core i9-13900HX 27237
Core i9-12950HX 21617
Core i9-12900HX 21233
Core i7-13700HX 20108
Core i7-13700H 19776
Core i9-12900H 19223
Core i7-12800HX 17492
Ryzen 9 7940HS 16294
Core i7-13620H 15109
Core i7-12700H 14546
Ryzen 7 7735HS 14143 [Turbo]
13474 [パフォーマンス]
Ryzen 7 6800H 13999
Core i5-12500H 13213
Core i7-12650H 12674
Core i7-1280P 11801
Ryzen 7 6800U 10830
Ryzen 5 6600H 10470
Ryzen 7 5825U 10040
Core i7-1360P 9720
Core i5-1340P 9688
Core i7-1260P 9032
Core i5-1240P 8409
Ryzen 5 7530U 8403
Core i7-1255U 8300
Ryzen 5 5625U 8107
Core i5-1235U 7589
Core i7-1250U 7435
Core i5-1230U 6273
Core i3-1215U 4969
Core i7-1165G7 4720
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13950HX 2097
Core i9-13900HX 2064
Core i9-13980HX 2061
Core i9-12950HX 1981
Core i9-12900H 1920
Core i9-12900HX 1916
Core i7-13700H 1898
Core i7-13700HX 1879
Core i7-1360P 1826
Core i7-12700H 1823
Core i7-12650H 1808
Ryzen 9 7940HS 1809
Core i7-1260P 1802
Core i7-1255U 1776
Core i7-12800HX 1760
Core i7-1280P 1751
Core i5-12500H 1727
Core i5-1340P 1722
Core i7-13620H 1718
Core i5-1235U 1675
Core i5-1240P 1666
Core i3-1215U 1592
Ryzen 7 7735HS 1556 [Turbo]
1550 [パフォーマンス]
Core i5-1230U 1532
Ryzen 7 6800H 1522
Ryzen 7 6800U 1504
Core i7-1250U 1495
Ryzen 5 6600H 1476
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 5 7530U 1439
Ryzen 5 5625U 1383
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

メモリには、標準で16GBのDDR5-4800を搭載しています。実測の帯域幅は普通でした。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
16GB(8GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
LPDDR5-6000
デュアルチャネル
64.52GB/s
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
LPDDR5-5200
デュアルチャネル
58.49GB/s
DDR5-5600
デュアルチャネル
57.43GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
38.37GB/s
LPDDR5-4800
デュアルチャネル
51.68GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
39.46GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

グラフィックスは、「GeForce RTX 4050 Laptop」または「GeForce RTX 4060 Laptop」を搭載しています。メーカーの設定する最大グラフィックスパワーは、どちらも140Wと高い設定値でした。

GeForce RTX 4060 Laptop
GeForce RTX 4050 Laptop

 

3DMark のベンチマークの結果は以下の通りです。どちらも最大グラフィックスパワーが高く設定されているだけあって、高めのスコアが出ています。RTX 4060は前世代のRTX 3070と同等のスコア、RTX 4050では前世代のRTX 3060と同等のスコアでした。

なお、「ターボ」モードだと、「スタンダード」モードよりもわずかに高いスコアが出ていますが、大きな差はありませんでした。

3DMark -Time Spy-
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 4060 Laptop
GeForce RTX 4050 Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 175W 21897
RTX 4090 150W 20159
RTX 4080 175W 18661
RTX 3080 Ti 175W 12614
RTX 4070 140W 12254
RTX 3080 140W 11552
RTX 3080 130W 11361
RTX 3070 Ti 150W 11262
RTX 3070 140W 11015
RTX 4060 140W 10941 [Turbo]
10199 [パフォーマンス]
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 105W 10258
RTX 3070 Ti 105W 9901
RTX 3070 95W 9220
RTX 4060 75W 9069
RTX 4060 65W 8829
RTX 4050 140W 8756 [Turbo]
8539 [パフォーマンス]
RTX 4050 105W 8469
RTX 3060 130W 8302
RTX 4060 60W 8263
RTX 3060 95W 7519
RTX 4060 45W 7441
RTX 3060 75W 7047
RTX 4050 45W 6456
RTX 3050 Ti 95W 6063
RTX 3050 Ti 60W 5292
RTX 3050 75W 5102
RTX 3050 Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
3DMark -Speed Way-
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 4060 Laptop
GeForce RTX 4050 Laptop

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 4050とRTX 4060の情報は次の通りです。「Turbo」モードでは、GPU Clockが50MHzアップしていることが分かります。

GeForce RTX 4060 Laptop
GeForce RTX 4050 Laptop

 

ストレージ

ストレージには、512GBのPCIe Gen4 SSDを搭載しています。シーケンシャルライトがやや遅い点が気になりますが、ゲーム時は特に影響はないでしょう。動画の書き出し時などは、やや時間が長く感じるかもしれません。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
4319
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

いくつかのゲームで計測した平均フレームレートを掲載します。

他のグラフィックスとも比較していますが、すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。なお、ここでは、動作モードは「Turbo」モードにしています。また、基本的にはスタンダード(MSHybridモード)で計測していますが、一部の最高設定のみUltimate(ディスクリートモード)でも計測しています。

GeForce RTX 4060 Laptop

ミドルクラスの「GeForce RTX 4060 Laptop」では、最大グラフィックスパワーが140Wと標準より高いのもあり、負荷が非常に重い「ホグワーツ・レガシー」でも最高設定で64 fpsと、パフォーマンスは高めです。

「ブループロトコル」や「FF14」などの中程度の重さのゲームでは120 fps、「Apex Legends」などの軽めのゲームでは190 fps以上の平均フレームレートを出すことができ、高リフレッシュレート液晶を活かしてプレイすることができるでしょう。

DLSSやフレーム生成技術に対応したタイトルであれば、さらにフレームレートを伸ばすことができるので、ほとんどのゲームが高い設定で快適に動作すると思います。

 

GeForce RTX 4050 Laptop

「GeForce RTX 4050 Laptop」も、最大グラフィックスパワーが140Wと標準より高いのもあり、パフォーマンスは高めです。

負荷が非常に重い「ホグワーツ・レガシー」などでは設定を下げる必要はありますが、「サイバーパンク 2077」程度の重さであれば、最高設定でも60 fps以上出ます。

「ブループロトコル」や「FF14」などの中程度の重さのゲームでも、高いグラフィック設定で100 fps以上を出すことができ、「Apex Legends」などの軽めのゲームでは、144 fps以上で優位にプレイすることができます。

DLSSやフレーム生成技術に対応しているので、対応しているゲームなら、さらにフレームレートを伸ばすことができるでしょう。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
重い部類のゲーム
ホグワーツ・レガシー(DX12)
解像度 品質 RTX 4050 RTX 4060
1920x1080 92 fps 94 fps
64 fps 75 fps
最高 53 fps(53 fps) 64 fps(64 fps)
最高
DLSS:オフ
フレーム生成:オン
83 fps 99 fps
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のノート用GPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 128 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 91 fps
RTX 4080 175W 90 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 74 fps
RTX 4070 140W 72 fps
RTX 4060 140W 64 fps
RTX 4050 140W 53 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 50 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
60W 47 fps
RTX 4060 45W 45 fps
RTX 4050 45W 40 fps
重い部類のゲーム
FORSPOKEN(DX12)
解像度 品質 RTX 4050 RTX 4060
1920x1080 102 fps 144 fps

54 fps 80 fps
最高
33 fps(33 fps) 52 fps(52 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のノート用GPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 110 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 95 fps
RTX 4080 175W 95 fps
RTX 4090 150W 84 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 60 fps
RTX 4070 140W 59 fps
RTX 4070 140W 57 fps
RTX 4060 140W 52 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
65W 46 fps
RTX 4060 45W 44 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 41 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
60W 38 fps
RTX 4050 45W 36 fps
RTX 4050 140W 33 fps
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 RTX 4050 RTX 4060
1920x1080 110 fps 113 fps
96 fps 107 fps
ウルトラ 80 fps(80 fps) 93 fps(97 fps)
ウルトラ
フレーム生成:オン
105 fps 129 fps
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 136 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 112 fps
RTX 4090 150W 110 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 105 fps
RTX 4080 175W 100 fps
RTX 4070 140W 102 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 94 fps
RTX 4060 140W 93 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 88 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 83 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 81 fps
RTX 4050 140W 80 fps
RTX 3070Ti 130W 78 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 78 fps
RTX 3070 140W 77 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 77 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
65W 76 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
60W 69 fps
RTX 4060 45W 67 fps
RTX 3060 140W 63 fps
RTX 3060 130W 61 fps
RTX 3060 115W 61 fps
RTX 3050 75W 46 fps
RTX 3050Ti 40W 29 fps
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
解像度 品質 RTX 4050 RTX 4060
1920x1080 219 fps 248 fps
最高 158 fps 181 fps
エクストリーム 54 fps(55 fps) 103 fps(105 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、エクストリーム)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 171 fps
RTX 4090 150W 167 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 157 fps
RTX 4080 175W 157 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 111 fps
RTX 4070 140W 109 fps
RTX 4060 140W 103 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 100 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 100 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 97 fps
RTX 3070Ti 130W 90 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
65W 83 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
60W 81 fps
RTX 4060 45W 77 fps
RTX 3070 145W 74 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 61 fps
RTX 3060 130W 57 fps
RTX 3060 140W 55 fps
RTX 4050 140W 54 fps
RTX 3060 115W 48 fps
RTX 3050 75W 31 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 RTX 4050 RTX 4060
1920x1080 軽量品質 148 fps 170 fps
標準品質 120 fps 145 fps
高品質 84 fps(84 fps) 103 fps(104 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 192 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 166 fps
RTX 4080 175W 165 fps
RTX 4090 150W 151 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 3080
※ディスクリートモード
175W 121 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 117 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 117 fps
RTX 4070 140W 116 fps
RTX 3080
※ディスクリートモード
135W 113 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 108 fps
RTX 3070 140W 108 fps
RTX 4060 140W 103 fps
RTX 3070Ti 130W 103 fps
RTX 3060 140W 90 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
65W 85 fps
RTX 4050 140W 84 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 84 fps
RTX 3060 130W 84 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
60W 80 fps
RTX 4060 45W 77 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3050Ti 60W 54 fps
RTX 3050 75W 53 fps
RTX 3050 95W 50 fps
RTX 3050Ti 40W 47 fps
RTX 3050 60W 46 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   36 fps
重い部類のゲーム
ストリートファイター6 ベンチマーク(DX12)
解像度 HIGHEST設定 RTX 4050 RTX 4060
1920x1080 FIGHTING GROUND 60 fps(最大) 60 fps(最大)
BATTLE HUB 92 fps 95 fps
WORLD TOUR 85 fps 97 fps
※「FIGHTING GROUND」は最大60 fps固定
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル
解像度 品質 RTX 4050 RTX 4060
1920x1080 180 fps 182 fps
128 fps 140 fps
最高 101 fps(108 fps) 117 fps(126 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
解像度 品質 RTX 4050 RTX 4060
1920x1080 159 fps 163 fps
108 fps 123 fps
ウルトラ 91 fps(97 fps) 102 fps(110 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 163 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 157 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 152 fps
RTX 4080 175W 144 fps
RTX 4090 150W 141 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 131 fps
RTX 3080
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 4070 140W 123 fps
RTX 3080
※ディスクリートモード
135W 123 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 113 fps
RTX 3070 145W 107 fps
RTX 4060 140W 102 fps
RTX 3060 140W 97 fps
RTX 3070Ti 105W 94 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 94 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 4050 140W 91 fps
RTX 4060 60W 90 fps
RTX 4060 45W 87 fps
RTX 3060 90W 82 fps
RTX 4050 45W 78 fps
RTX 3050Ti 95W 70 fps
RTX 3050Ti 60W 63 fps
RTX 3050 75W 62 fps
RTX 3050 95W 61 fps
RTX 3050 60W 53 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
GTX 1650Ti   46 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 RTX 4050 RTX 4060
1920x1080 最低 118 fps 141 fps
129 fps 133 fps
最高 116 fps(119 fps) 129 fps(132 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 217 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 189 fps
RTX 4080 175W 181 fps
RTX 4090 150W 174 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 159 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 154 fps
RTX 4070 140W 152 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 150 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 144 fps
RTX 3080
※ディスクリートモード
135W 133 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 133 fps
RTX 3070 140W 132 fps
RTX 4060 140W 129 fps
RTX 3070Ti 150W 126 fps
RTX 4050 140W 116 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
65W 114 fps
RTX 3070 145W 113 fps
RTX 4050 105W 110 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
60W 107 fps
RTX 3060 115W 107 fps
RTX 4060 45W 101 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3060 140W 90 fps
RTX 3050Ti 60W 68 fps
RTX 3050 75W 66 fps
RTX 3050 95W 63 fps
RTX 3050 60W 56 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   42 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 RTX 4050 RTX 4060
1920x1080 120 fps 154 fps
138 fps 147 fps
最高 120 fps(120 fps) 135 fps(135 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 222 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 215 fps
RTX 4080 175W 205 fps
RTX 4090 150W 193 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 176 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 169 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 168 fps
RTX 4070 140W 168 fps
RTX 3080
※ディスクリートモード
175W 160 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 158 fps
RTX 3070Ti 150W 158 fps
RTX 3070Ti 150W 152 fps
RTX 3070 140W 139 fps
RTX 4060 140W 135 fps
RTX 4050 105W 134 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
65W 133 fps
RTX 3060 115W 132 fps
RTX 3060 140W 127 fps
RTX 4060 45W 126 fps
RTX 4050 140W 120 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
60W 118 fps
RTX 3060 90W 114 fps
RTX 3050 75W 95 fps
RTX 3050Ti 60W 94 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050 60W 84 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   65 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト [チャプター4 シーズン2]

フォートナイトについては、レンダリングモードを「DirectX 12」にしたときと、「パフォーマンス - 低グラフィック忠実度」にしたときの平均フレームレートを掲載しました。

DirectX 12
解像度 品質 RTX 4050 RTX 4060
1920x1080 低設定 174 fps 178 fps
高設定 67 fps 75 fps
最高設定 57 fps 60 fps
※アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR低
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
パフォーマンス - 低グラフィック忠実度
解像度 その他設定 RTX 4050 RTX 4060
1920x1080 3D解像度:100%
メッシュ:高
描画距離:最高
202 fps 229 fps
※バトルロワイヤル ソロで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 RTX 4050 RTX 4060
1920x1080 260 fps 285 fps
165 fps 192 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 RTX 4050 RTX 4060
1920x1080 高設定 298 fps 330 fps
※プラクティスモードで計測

 

レイトレーシングとDLSS3のベンチマーク

「Ada Lovelace」アーキテクチャを採用したGeForce RTX 40シリーズでは、第4世代「Tensorコア」とフレーム生成技術が追加された「DLSS3」機能を利用することができます。

対応したタイトルであれば、DLSS3の「DLSS SR」や「フレーム生成」を有効にすることで、飛躍的にフレームレートを向上させることが可能です。

下記の表は負荷の重いレイトレーシング環境において、DLSSオフ、DLSS2、DLSS3にしたときの平均フレームレート比較です。

下記の通り、グラフィックス性能が高い本製品なら、DLSS3の機能を有効にすることで、「レイトレーシング:ウルトラ」設定でも、高いフレームレートで快適にプレイすることができます。

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)(1920×1080)
GPU 品質 DLSS:オフ DLSS2 DLSS3
RTX 4060 レイトレ:ウルトラ 34 fps 67 fps 102 fps
レイトレ:中 44 fps 72 fps 111 fps
RTX 4050 レイトレ:ウルトラ 23 fps 47 fps 69 fps
レイトレ:中 34 fps 61 fps 83 fps
※DLSS SRの強度はすべて「バランス」
※DLSS3は「DLSS Frame Generation」を有効

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでも、動作モードは「Turbo」モード、GPUモードはスタンダード(MSHybridモード)で計測しています。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

CPUでの書き出しは、シングルコアの性能がそこまで高くないため、長めの書き出し時間です。GPUでの書き出しであれば、どちらも比較的高速です。

Core i9-13900H
RTX 4090 (150W)
38秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13900HX
RTX 4080 (175W)
39秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-12900HX
RTX 4080 (175W)
47秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-12900HX 47秒
Ryzen 9 7940HS
RTX 4090 (150W)
50秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700H 51秒
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
52秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H
RTX 3060 (130W)
53秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13900H
57秒
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
60秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
63秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-1280P 64秒
Ryzen 9 7940HS
RTX 4060 (60W)
66秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700H 68秒
Ryzen 7 7735HS
RTX 4060 (140W)
72秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen 7 7735HS
RTX 4050 (140W)
73秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen 7 6800H
RTX 3050Ti (95W)
73秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12650H
RTX 4050 (45W)
76秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-1260P 81秒
Ryzen 9 7940HS 82秒
Ryzen 7 6800H 82秒
Ryzen 7 7735HS 84秒
Ryzen 7 6800U 89秒
Core i7-1255U 112秒
Ryzen 7 5825U 151秒
※2022年6月より、GPUを使用した書き出しも出来るようになったので、この機能が使えるPCは、機能をONにしたときの書き出し時間も掲載しています。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

高い性能のGPUを搭載しているので、4K動画の書き出しは高速です。編集作業もとても快適に行えます。

4K動画の書き出し
Core i9-13980HX
RTX 4090 (175W)
2分47秒
Core i9-12900HX
RTX 4080 (175W)
2分51秒
Core i9-13900H
RTX 4090 (150W)
3分00秒
Core i9-13900HX
RTX 4080 (175W)
3分01秒
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
3分08秒
Ryzen 9 7940HS
RTX 4090 (150W)
3分10秒
Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
3分14秒
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
3分20秒
Core i7-12700H
RTX 3080 (175W)
3分24秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分26秒 (MacBook Pro 16)
Core i9-13900H
RTX 4060 (65W)
3分29秒
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
3分34秒
Core i7-12900H
RTX 3070Ti (120W)
3分49秒
Ryzen 9 7940HS
RTX 4060 (60W)
3分52秒
Ryzen 7 7735HS
RTX 4060 (140W)
4分00秒
Core i7-12650H
RTX 4050 (45W)
4分03秒
Ryzen 9 6900HX
RTX 3070Ti (150W)
4分08秒
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
4分11秒
Ryzen 7 7735HS
RTX 4050 (140W)
4分12秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-12700H
GTX 1650
6分21秒
Apple M2
8CPU/10GPU
6分41秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1260P
Intel Iris Xe
14分10秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間

DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間です。こちらも高速でした。

Core i9-13980HX
RTX 4090 (175W)
2分18秒 (NVIDIA)
Core i9-13900HX
RTX 4080 (175W)
2分36秒 (NVIDIA)
Core i9-13950HX
RTX 4090 (175W)
2分39秒 (NVIDIA)
Core i9-12900HX
RTX 4080 (175W)
2分40秒 (NVIDIA)
Ryzen 7 7735HS
RTX 4060 (140W)
3分02秒 (NVIDIA)
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
3分05秒 (NVIDIA)
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
3分09秒 (NVIDIA)
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分16秒 (MacBook Pro 16)
Core i9-13900H
RTX 4060 (65W)
3分16秒 (NVIDIA)
Ryzen 9 7940HS
RTX 4060 (60W)
3分17秒 (NVIDIA)
Ryzen 9 7940HS
RTX 4090 (150W)
3分21秒 (NVIDIA)
Core i7-12650H
RTX 4060 (45W)
3分23秒 (NVIDIA)
Ryzen 7 7735HS
RTX 4050 (140W)
3分29秒 (NVIDIA)
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
3分34秒 (NVIDIA)
Core i9-13900H
RTX 4090 (150W)
3分35秒 (NVIDIA)
Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
3分51秒 (NVIDIA)
Core i7-12700H
RTX 3060 (130W)
3分53秒 (NVIDIA)
Core i7-12650H
RTX 4050 (45W)
3分54秒 (NVIDIA)
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Apple M2
8CPU/8GPU
6分24秒 (MacBook Air)
Apple M1 6分24秒 (旧MacBook Pro 13)
Apple M2
8CPU/10GPU
6分25秒 (MacBook Pro 13)

DaVinci Resolve Studio 18による、「AV1 NVIDIA」での書き出し時間はこちらです。

Core i9-13980HX
RTX 4090 (175W)
2分35秒 (AV1 NVIDIA)
Core i9-12900HX
RTX 4080 (175W)
2分48秒 (AV1 NVIDIA)
Core i9-13950HX
RTX 4090 (175W)
2分52秒 (AV1 NVIDIA)
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
3分08秒 (AV1 NVIDIA)
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
3分13秒 (AV1 NVIDIA)
Ryzen 7 7735HS
RTX 4060 (140W)
3分14秒 (AV1 NVIDIA)
Ryzen 9 7940HS
RTX 4090 (150W)
3分22秒 (AV1 NVIDIA)
Ryzen 9 7940HS
RTX 4060 (60W)
3分23秒 (AV1 NVIDIA)
Core i7-13620H
RTX 4060 (45W)
3分25秒 (AV1 NVIDIA)
Ryzen 7 7735HS
RTX 4050 (140W)
3分31秒 (AV1 NVIDIA)
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
3分33秒 (AV1 NVIDIA)
Core i7-13620H
RTX 4050 (45W)
4分03秒 (AV1 NVIDIA)
Core i7-12700H
インテル Arc A730M
5分31秒 (AV1 Intel)
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、AV1 Intel、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間
ソフトウェアエンコード

CPUのみで実行するx265エンコードです。エンコード速度はそこそこ速いです。

Core i9-13900HX 4分55秒
Core i9-12900HX 5分28秒
Core i7-13700H 6分07秒
Core i7-12800HX 6分18秒
Core i9-12900HX 6分33秒
Core i7-13700H 6分39秒
Ryzen 9 7940HS 7分01秒
Core i9-13900H 7分07秒
Core i9-12900HK 7分12秒
Core i5-12500H 7分46秒
Core i7-12700H 7分50秒
Ryzen 7 6800H 7分58秒
Ryzen 7 7735HS 8分04秒
Core i9-11900H 8分20秒
Core i7-12650H 9分31秒
Core i7-1280P 10分59秒
Ryzen 7 5825U 11分15秒
Core i7-1260P 12分43秒
Core i5-1240P 14分19秒
Ryzen 7 5800U 14分35秒
Ryzen 7 5700U 15分05秒
Core i7-1195G7 16分14秒
Core i7-1185G7 16分37秒
Core i7-1165G7 24分17秒
Core i5-1135G7 26分03秒
Blender Benchmarkによるレンダリング時間
GeForce RTX 4060 Laptop
GeForce RTX 4060 Laptop
Blender Benchmark Score
RTX 4090 150W 8404
RTX 4090 175W 7917
RTX 4080 175W 6072
RTX 4070 140W 3954
RTX 4060 140W 3850
RTX 4060 65W 3034
RTX 4050 140W 3010
RTX 4050 105W 2775
RTX 4050 45W 2575
NMKD Stable Diffusion GUI 1.9.1によるAIイラスト生成時間

NMKD Stable Diffusion GUIによるAIイラスト生成時間は下表の通りです。

Ryzen 9 7940HS/16GB
RTX 4090
80秒
Core i7-13700H/32GB
RTX 4070
143秒
Core i9-13900H/32GB
RTX 4070
148秒
Core i7-13700H/16GB
RTX 4060
155秒
Ryzen 7 7735HS/16GB
RTX 4060
158秒
Core i9-13900H/16GB
RTX 4060
182秒
Ryzen 9 7940HS/16GB
RTX 4060
196秒
Core i7-12650H/16GB
RTX 4060
200秒
Ryzen 7 7735HS/16GB
RTX 4050
203秒
Core i7-13620H/32GB
RTX 4050
209秒
※モデルとVAEはデフォルトの「sd-v1-5-fp16」、「vae-ft-mse-840000-ema-pruned」を使用
※プロンプト(呪文)は内容や長さによって生成時間にそれほど影響がないため「Cat」のみ
※ステップ数は100、10枚のイラストを生成し、3回計測して最も速かった時間で比較

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「2.2kg」と記載されており、当サイトで計測した質量は次の通りで、公表値とほぼ同じでした。外に持ち出すには重いですが、屋内の移動であれば、持ち運びしやすいと思います。

本製品の質量(ACアダプターのみ実測値)
  質量
PC本体 2.122kg
ACアダプター 718g

 

バッテリー駆動時間のチェック

ASUS TUF Gaming A15のバッテリー駆動時間のチェックです。

90Whの大容量バッテリーを搭載しています。

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。高性能パーツを搭載したゲーミングノートPCですが、大容量バッテリーを搭載していることもあり、動画再生のような負荷の軽い作業であれば、バッテリー駆動でもそこそこの時間使用できます。Web閲覧や、Officeソフトでの作業を短時間行うのであれば、ACアダプターをつながなくてもいいと思います。

一方、ゲーム時のバッテリー駆動時間は短いです。ゲームをプレイするときは、ACアダプターに接続することをおすすめします。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 最大11.3時間
(2) 動画再生時 11時間23分
(3) FF14ベンチ 1時間14分
※画面輝度は約120cd/m2
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) FF14ベンチをループ実行

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラは、92万画素の標準的な性能で、画質も普通です。

Webカメラ

 

スピーカー

2W×2のステレオスピーカーを搭載しています。ノートPC基準で10点満点で5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

背面のスピーカー

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。なお、動作モードは「パフォーマンス」と「Turbo」で計測しています。GPUモードはすべてスタンダード(MSHybridモード)で計測しています。また、ここでは、GeForce RTX 4060搭載モデルのみ計測しています。

 

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

まず、CPU電力ですが、「パフォーマンス」モードの場合は70W前後、「Turbo」モードの場合は75W前後で推移しています。

CPU温度については、「パフォーマンス」モードの場合は80度台後半と高めですが、「Turbo」モードにすると、ファンが高速で回転するため、CPU温度は80℃台前半まで下がります。「Turbo」モードのほうが、温度面では安心ですが、その代わり動作音は高くなります。

CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のCPU温度、GPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU温度と、GPU温度の推移は下図の通りです。

「パフォーマンス」モードも「Turbo」モードも同じくらいの温度で推移しています。CPU温度は80℃前後、GPU温度は75℃前後で推移しており、問題ない範囲の温度だと思います。

CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

ここでは、GeForce RTX 4060搭載モデルのみ計測しています。次の表面温度、消費電力のチェックについても、同様です。

アイドル時はファンが動作していないとほぼ無音です。FF15ベンチマークを実行したときは、「パフォーマンス」モードではファンが控えめに動作する分、割と静かな方です。「Turbo」モードになるとファンが最大で動作するため、高めの騒音値となり、うるさく感じます。音が気になる場合は、ヘッドフォンなどを使用するといいです。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
左から3番目:同上 (Turbo時)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手のひらを置くパームレストの温度変化は重要です。

高負荷時はキーボード中央周辺の温度が上がりますが、パームレスト周辺はそれほど温度が高くないので、ゲーム中はそれほど気にならないと思います。

「Turbo」モードになるとファンが最大で動作するため、キーボード中央付近の温度が少し下がりますが、体感ではそれほど変わりません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご覧下さい。

高性能パーツを搭載したゲーミングノートPCなので、一般ノートPCよりも高い消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

ASUS TUF Gaming A15の外観のチェックです。

筐体カラーは「メカグレー」となっていますが。天板はグレーに近いですが、パームレスト面やベゼルはブラックに近いです。3辺のベゼルが狭く、15.6型液晶を搭載している割には、ボディが小さく感じます。

 

天板にはエンボス加工された「TUF」のロゴがあります。

 

閉じた時の厚みは22.45~24.95mmと、高い性能のCPUとGPUを搭載しているにしては、それほど分厚くありません。

 

インターフェイスは、以下のとおりです。主要なポートは左側面に集中しており、ケーブルを接続しても、ゲーム中、マウスの操作の邪魔になりません。

右側面にはUSB3.2 Type-Aのみ。左側面には電源コネクタ、1GbpsのLANポート、HDMI、USB4 Type-C、USB3.2 Type-C、USB3.2 Type-A、マイク・ヘッドホン端子が搭載されています。

 

液晶が開く最大の角度はご覧の通りです。

 

底面です。オレンジラバーがアクセントになっています。

 

内部はこのようになっています。内部は2基の冷却ファン5本のヒートパイプでCPUとGPUを冷却しています。

 

メモリスロットが2つあり、メモリの換装が可能です(メモリの換装は自己責任となります)。

 

右側に空きのM.2スロットがあります。自己責任となりますが、増設することができそうです。

 

ヒンジは、ボディの後ろ側に回り込むような構造ですが、天板の後ろ側に切り込みがはいっているおかげで、排気口を塞ぎません。また、両サイドにも排気口があり、背面と側面の計4方向から排気しています。

 

ACアダプターは薄型です。

 

ACアダプターの容量は、RTX 4050搭載モデルとRTX 4060搭載モデルのどちらも240Wです。

 

まとめ

以上が、ASUS TUF Gaming A15のレビューです。

AMDの最新APU「Ryzen 7 7735HS」に、「GeForce RTX 4050 Laptop」または「GeForce RTX 4060 Laptop」を搭載した、ミドルクラス性能のゲーミングノートです。

どちらのモデルも、最大グラフィックスパワーが高く設定されており、搭載しているグラボの標準的な性能よりも、高めのパフォーマンスが出ます。RTX 4060なら最新の重いゲームも高いグラフィック設定で快適にプレイすることができます。RTX 4050でも、グラフィック設定を下げれば、重いゲームでもプレイ可能です。

液晶の色域が広くなったのも嬉しいポイントです。従来の同シリーズの液晶の色域は狭く、クリエイティブワークには使いにくい面がありましたが、この製品は100% sRGBの液晶を搭載し、そのような用途にも使いやすくなりました。また、ゲーム映像も色鮮やかで綺麗に見えるようになりました。ゲーミングノートPCとしては、残像がやや多めですが、普通の液晶よりは少ないです。

ASUSのゲーミングノートPCは、頻繁に開催されるセール時に、かなり価格が下がるので、そのときを狙って購入するといいと思います。  

 

sRGB 約100%になった人気ゲーミングノート

ASUS TUF Gaming A15

特徴

  • 最大グラフィックスパワーの高いRTX 4050/4060
  • 144Hz / 広めの色域のディスプレイ
  • 堅牢性に優れた頑丈なボディ

こんなあなたに

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