ASUS ROG Zephyrus M16の実機レビュー

更新日:
CPU Core i7-11800H
GPU RTX 3070 Laptop
RTX 3060 Laptop
メモリ 16GB
ストレージ PCIe-NVMe SSD
液晶サイズ 16.0インチ
液晶種類 2560x1600 165Hz
1920x1200 144Hz
質量 約2.0kg
バッテリー 90Wh(最大約9.3時間)
価格[税込] 21万円台~ 
持ち運びできるハイクラスゲーミングノート

ROG Zephyrus M16は、持ち運ぶことができる、16型のハイクラス ゲーミングノートPCです。

最大で、Core i7-11800H、RTX 3070、WQXGA 165Hzの16型液晶を搭載しつつ、質量が約2.0kgと軽いです。

また、液晶の色域が広いので、本格的な動画編集などのクリエイティブな作業も行えます。

ボディのデザイン性や質感も高いですが、いい意味でゲーミングPCっぽくありません。

クリエイターの使用にやや重心を置いた、持ち運べるハイクラスのゲーミングノートです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。一部部材は量産品と違う可能性があります。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-11800H、16GBメモリ、GeForce RTX 3070、2560x1600 165Hz液晶

 

目次

お忙しい方は、「 ROG Zephyrus M16の特徴」のみお読みください。

 

ROG Zephyrus M16の特徴

持ち運べるハイクラスのゲーミングノート

ROG Zephyrus M16は、RTX 3070 Laptpopを搭載したハイクラスのゲーミングノートPCですが、質量が仕様値で約2.0kgしかありません。また、ボディの厚みも19.9~22.3mmと薄めなので、扱いやすく、持ち運びもしやすいです。

高性能でも軽い

 

下表では、比較的軽い15~16型液晶のゲーミングノートPCの一覧です。ROG Zephyrus M16は、高性能のCPU・GPUを搭載し、かつ液晶は他機種よりも少し大きめの16型ですが、軽い機種であることが分かります。

高い性能のゲーミングノートを持ち運びたいゲーマー、もしくはクリエイターにおすすめの機種です。

比較的軽い15.6型ゲーミングノートとの比較
   液晶サイズ CPU
GPU 質量
ROG Zephyrus M16 [本機器]  16型 Core i7-11800H RTX 3070 2.045kg
MSI Stealth 15M A11  15.6型 Core i7-11375H RTX 3060 1.732kg
ASUS ROG Zepyurus G15   15.6型 Ryzen 9 5900HS RTX 3080 1.979kg
MSI GF65 Thin 10U   15.6型 Core i7-10750H RTX 3060 1.931kg
ASUS TUF Dash F15   15.6型 Core i7-11370H RTX 3070 2.060kg
GALLERIA XL7C-R36   15.6型 Core i7-10875H RTX 3060 2.022kg
MSI GS66 Stealth 11U 15.6型 Core i9-11900H RTX 3080 2.183kg
※他のパーツを選べる機種もあります。
※PC本体の質量は当サイトの計測値です。

 

RTX 3070の最大グラフィックスパワーは100W

今回チェックしたROG Zephyrus M16では、GeForce RTX 3070 Laptopを搭載していました。実際のグラフィックス性能を大きく左右する最大グラフィックスパワーは100Wです。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

GeForce RTX 3070 Laptopの仕様では、GPUサブシステム電力が80-125Wとなっているので、最大グラフィックスパワー100Wというのは、中間程度の性能となります。

3DMark Time Spyの結果を見ると、一世代前のハイエンドGPUであるRTX 2080と同等以上のスコアが出ており、ハイクラスのゲーミングノートPCに相当する、高いグラフィックス性能であることが分かります。

多くのゲームを快適にプレイできるだけでなく、動画の編集などのクリエイティブな作業も快適に使用できる性能です。

3DMark Time Spy(DX12) - Graphics score
ハイエンド RTX 3080 16GB 11617 (165W)
RTX 3080 16GB 11361 (130W)
RTX 3070 10327 (130W)
RTX 3080 8GB 10258 (105W)
RTX 3070 9518 (100W)
RTX 2080 9456
ミドルハイ RTX 3070 9220 (95W)
RTX 2070 SUPER 8322
RTX 3060 8302 (130W)
RTX 2070 7778
RTX 3060 7519 (95W)
ミドルレンジ RTX 3060 7047 (75W)
RTX 2060 6163
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5667
エントリー RTX 3050Ti 5292 (60W)
RTX 3050Ti 4560 (40W)
GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494
 :GeForce RTX 3070 Laptop
 :レビュー機で計測したスコア
括弧()内は最大グラフィックスパワー

 

8コア/16スレッドの第11世代Core i7-11800Hを搭載

ROG Zephyrus M16は、CPUとして第11世代Core i7-11800Hを搭載しています。下表に示すように、8コア/16スレッドの高性能プロセッサーです。

ベンチマークの結果は、インテルのCPUとしては、これまで当サイトで計測したゲーミングノートPCの中でもかなり高いマルチコアスコアが出ていました。これは、同じCore i7-11800Hを搭載したMSI Pulse GL66 11Uで計測したスコアを大きく上回るスコアです。仕様では、TDP:35-45Wとなっていますが、本機器では高負荷時に約60Wと高いCPU電力を維持していることもあり、高いパフォーマンスを発揮できているようです。高い処理性能を活かして、インテルCPUに最適化されているクリエイター向けソフトなどを使用するのにも適しています。

インテル第11世代Core(Tiger Lake)Hシリーズ プロセッサー
  コア/
スレッド
Max
Boost
[GHz]
Base
[GHz]
Cache TDP
Core i9-11980HK 8 / 16 5.0 2.6 - 3.3 24MB 45-65W
Core i9-11900H 8 / 16 4.9 2.1 - 2.5 24MB 35-45W
Core i7-11800H 8 / 16 4.6 1.9 - 2.3 24MB 35-45W
Core i5-11400H 6 / 12 4.5 2.2 - 2.7 15MB 35-45W
Core i5-11260H 6 / 12 4.4 2.1 - 2.6 12MB 35-45W
Core i7-11370H 4 / 8 4.8 3.0 - 3.3 12MB 28-35W
Core i5-11300H 4 / 8 4.4 2.6 - 3.1 8MB 28-35W
CINEBENCH R23(マルチコア)
Core i7-11800H 12501 [本機器で計測]
10593 [MSI Pulse GL66 11Uで計測]
Core i7-10875H 10579
Core i7-10870H 10139
Core i7-11370H 7123
Core i7-10750H 6839
CINEBENCH R23(シングルコア)
Core i7-11370H 1519
Core i7-11800H 1507 [MSI Pulse GL66 11Uで計測]
1504 [本機器で計測]
Core i7-10875H 1306
Core i7-10750H 1277
Core i7-10870H 1212

 

クリエイターも使える広色域液晶を搭載

ROG Zephyrus M16は、搭載する液晶も特徴的です。

WQXGA(2560x1600)165Hz駆動液晶を搭載していますが、フルHDよりも少し解像度が高いだけでなく、サイズも16型と少し大きめです。また、液晶のアスペクト比は16:10となっています。これは、最近ではThinkPad X1 Carbon Gen 9などのビジネスノートPCで増えているタイプで、一般的なアスペクト比16:9の液晶よりも、縦方向の情報量が増えていて、作業がしやすいです。ゲーミングノートPCでこのアスペクト比の液晶を搭載しているのは珍しいです。

さらに、当サイトの計測では、sRGBカバー率100%、DCI-P3カバー率98.0%、Adobe RGBカバー率86.5%と色域も広いです。Pantone認証も受けており、クリエイター向けソフトの使用にも適しています。

eスポーツタイトルを本気でプレイするというよりも、高画質でのゲームを楽しんだり、クリエイティブな作業を行うといった用途に重きを置いたディスプレイだと思います。

広色域のWQXGA 165Hz液晶を搭載

 

高パフォーマンスを引き出す冷却性能

ROG Zephyrus M16は、コンパクトなボディに、Core i7-11800H + RTX 3070の高い性能を備えているため、高い冷却性能が求められます。

そこで、ROG Zephyrus M16の内部を確認すると、下の画像のようにファンを2基、ヒートパイプを6本、排気口を4つ備えています。その他にも、CPUグリスには液体金属サーマルコンパウンドを使用したり、冷却ファンがセルフクリーニング機能を備えるなど、冷却性能をアップし、維持するための工夫がなされています。

ROG Zephyrus M16の冷却システム

 

今回実際に試した範囲では、CPU・GPUの性能を十分引き出すことができていましたし、負荷の高いゲームをプレイしても、動作が不安定になることはありませんでした。ただし、高負荷時は、特にCPU温度が高めになります。

放熱性能の面で、少し気になったのは、下の画像のようなエルゴリフトヒンジ機構です。液晶が背面部を持ち上げる構造なので、背面から排出される高温の空気が、液晶面に長時間当たることになります。排気口に熱がこもり排熱の妨げにならないか、また、液晶の質に影響を与えないか、少し心配です。

エルゴリフトヒンジ
排気が液晶面に当たる構造

 

エルゴリフトヒンジが排熱に影響がないのかチェックするため、普通に液晶を立てた時と、液晶面を倒してフラットにした時とで、FF15プレイ時のCPU・GPU温度を比較してみました。液晶面をフラットにすると、GPU温度のピーク値が約80℃から約75℃に下がり、CPU温度も90℃を切る時間が増えています。一例なので断定はできませんが、エルゴリフトヒンジ構造が、排熱に多少影響を与えているような気もします。

個人的には、ゲーミングノートPCは、エルゴリフトヒンジではない方がいいかなと思います。

  • 液晶面を立てた通常時
  • フラットにした時
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

上品ながら目を引くデザイン

ROG Zephyrus M16は、キーボードには色の変更が可能なバックライトを搭載しているものの、それ以外は、LEDバーなどはなく、ゲーミングノートPCとしてはシンプルですが、人目を引くデザインとなっています。

例えば、天板にはドットパターンのデザインが施されていますが、下の画像のように角度によっては、光を反射し、キラキラと輝きます。また、マグネシウム-アルミニウム合金製のシャーシは、軽くて丈夫で、質感も高いです。

高級感があり、上品なデザインなので、クリエイターが仕事に使用する場合でも、全く違和感なく使えると思います。

角度によって見た目が変わる天板

 

メモリはオンボード + スロット

ROG Zephyrus M16のメモリ構成は、オンボードメモリ + スロットメモリとなっています。スロットメモリは、換装できそうです。

今回は、合計16GBのメモリ容量で、8GB + 8GBのデュアルチャンネル動作となっています。上位のモデルであれば、オンボード16GBのメモリを備えているようです。もし、クリエイティブな作業もするなら、メモリを大量に使用すると思うので、オンボードメモリは出来るだけ大きいものを選ぶといいと思います。

オンボード + スロットメモリ

 

ストレージの増設が可能

ROG Zephyrus M16には、M.2スロットが2つあり、1つは空きスロットになっています。

そのため、M.2 SSDを増設してストレージ容量を増やすことができそうです。なお、パーツの増設に関する故障については、当サイトもメーカーも責任を負えませんので、自己責任でお願いします。

M.2スロット x2

 

6スピーカーでサウンドもいい

ROG Zephyrus M16には、2W x2のツイーターと、1W x4のウーファーの合計6つのスピーカーを搭載しています。ノートPCではあまりないスピーカーの数です。そのため、音にも迫力があり、他のゲーミングノートPCと比べても音質がいいです。

また、ウーファーは、重低音による振動を抑えるために、互いの振動を打ち消し合うようにペアで配置された、デュアルフォースキャンセルウーファーとなっています。

 

持ち運ぶなら「ASUSのあんしん保証プレミアム」

ASUSでは、「ASUSのあんしん保証」というサービスがあります。これは、1年間に1度、どんな理由の故障であれ部品代の20%+消費税のみで製品を修理してくれる、という保証です。もちろん、メーカー責任の自然故障については、保証期間内であれば、無償で修理してくれます。しかも、購入後ユーザー登録をすることで、無償で加入することができます。

また、14,800円でさらに手厚い保証、「ASUSのあんしん保証 Premium 3年パック」に加入することもできます。 この保証は、どんな故障でも理由を問わず、1年間に1度、3年の間、自己負担金0円で修理してくれるというサービスです。さらに、この保証に登録すると、メーカー国内保証期間も3年に延長され、保証期間内のメーカー責任の自然故障であれば、利用回数にカウントされることなく、無料で修理対応してもらうことができます。ROG Zephyrus M16を持ち運んで使用するのであれば、「ASUSのあんしん保証 Premium 3年パック」は、非常におすすめです。

ASUSのあんしん保証

 

各用途の快適度

ROG Zephyrus M16の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
快適に動作します。アスペクト比16:10の16型液晶なので、画面も見やすく、作業がしやすいです。
動画鑑賞 精細で、色鮮やかな表示ができます。また、スピーカー音も良く、動画鑑賞は快適です。
オンライン会議 ウェブカメラ、マイク、スピーカーを備えています。マイクは、シチュエーションに合わせて、3つのモードに変更することができ、オンライン会議にも快適に参加できます。
RAW現像
画像編集
CPU性能が高く、快適に作業できます。sRGB 100%と液晶の色域も広く、Web用の画像編集に適しています。
動画編集 CPU・GPUともに性能が高く、快適に動画編集ができます。当サイト計測で、DCI-P3カバー率98.0%と液晶の色域も広いので、プロの映像クリエイターも使用できると思います。
ゲーム RTX 3070、WQXGA 165Hz液晶を搭載し、ハイクラスのゲーミング性能を備えています。多くのタイトルを快適にプレイすることができます。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

動作モード

本製品は、いくつか動作モードを選択できます。動作モードを変更するには、Fn+F5を押すか、「ARMOURY CRATE」のソフトから変更します。

ここでは、最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」のモードで、各ゲームの平均フレームレートを計測した結果を掲載します。

ARMOURY CRATE
動作モード

 

eスポーツタイトルのフレームレート

国内で人気の高いeスポーツタイトルの平均フレームレートを掲載します。すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。

チェックしたeスポーツタイトルでは、高いグラフィック設定でも160 fps以上出ていました。165Hzのハイリフレッシュ―レート液晶を活かした快適なプレイが可能です。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 257 fps
高設定 175 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 239 fps
RTX 3080 16GB 130W 196 fps
RTX 3070 130W 193 fps
RTX 2080   190 fps
RTX 3080 8GB 105W 177 fps
RTX 3070 100W 175 fps
RTX 3060 130W 175 fps
RTX 3070 95W 170 fps
RTX 3060 95W 159 fps
RTX 3060 75W 143 fps
RTX 2070   138 fps
RTX 2060   123 fps
GTX 1660Ti   113 fps
RTX 3050Ti 60W 113 fps
RTX 3050Ti 40W 95 fps
GTX 1650Ti   76 fps
GTX 1650   70 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 272 fps
高設定 215 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 390 fps
RTX 3070 130W 300 fps
RTX 3080 16GB 130W 275 fps
RTX 3080 8GB 105W 272 fps
RTX 3070 95W 270 fps
RTX 3060 130W 267 fps
RTX 3060 75W 260 fps
RTX 2060   250 fps
RTX 3060 95W 242 fps
RTX 3050Ti 60W 238 fps
RTX 3070 100W 215 fps
RTX 2060 Max-Q   194 fps
GTX 1650Ti   180 fps
RTX 3050Ti 40W 145 fps
※プラクティスで計測
軽い部類のゲーム
フォートナイト
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 238 fps
高設定 183 fps
最高設定 168 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高設定)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 191 fps
RTX 3070 100W 168 fps
RTX 3080 16GB 130W 159 fps
RTX 2070 SUPER   151 fps
RTX 3070 130W 150 fps
RTX 3080 8GB 105W 145 fps
RTX 3070 95W 142 fps
RTX 3060 130W 133 fps
RTX 3060 95W 127 fps
RTX 3060 75W 127 fps
RTX 2060   110 fps
RTX 3050Ti 60W 108 fps
Radeon RX 5500M   103 fps
RTX 2060 Max-Q   93 fps
RTX 3050Ti 40W 87 fps
GTX 1650Ti   78 fps
GTX 1650   74 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均fps
1920x1080 非常に低い 170 fps
中型 167 fps
ウルトラ 161 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 229 fps
RTX 3070 130W 186 fps
RTX 3080 8GB 105W 185 fps
RTX 3070 95W 183 fps
RTX 3080 16GB 130W 170 fps
RTX 2070 SUPER   167 fps
RTX 3060 130W 163 fps
RTX 3070 100W 161 fps
RTX 2080   160 fps
RTX 3060 95W 158 fps
RTX 3060 75W 156 fps
RTX 2070   134 fps
RTX 3050Ti 60W 124 fps
RTX 2060   122 fps
GTX 1660Ti   110 fps
RTX 3050Ti 40W 96 fps
GTX 1650Ti   82 fps
GTX 1650   69 fps
※トレーニングモードで計測

 

その他のゲームタイトルのフレームレート

その他のゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。

サイバーパンク2077や、ウォッチドッグス レギオンといった重い部類のゲームでも、最高設定で60 fps以上出ていました。DLSSを有効にすると、さらにフレームレートが上がっています。多くのタイトルを快適にプレイすることができる、十分のスペックを備えています。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 オフ 96 fps
オフ 74 fps
ウルトラ オフ 63 fps
自動 80 fps
2560×1600 ウルトラ 自動 64 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ、DLSS:オフ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 83 fps
RTX 3070 130W 72 fps
RTX 3080 16GB 130W 71 fps
RTX 3080 8GB 105W 65 fps
RTX 3070 100W 63 fps
RTX 3070 95W 62 fps
RTX 3060 130W 58 fps
RTX 3060 95W 53 fps
RTX 3060 75W 50 fps
RTX 3050Ti 60W 32 fps
RTX 3050Ti 40W 23 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 オフ 77 fps
オフ 71 fps
最大 オフ 61 fps
高性能 67 fps
2560×1600 最大 高性能 54 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最大、DLSS:オフ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 78 fps
RTX 3080 16GB 130W 75 fps
RTX 3070 130W 74 fps
RTX 3080 8GB 105W 73 fps
RTX 3070 95W 65 fps
RTX 3060 130W 63 fps
RTX 3070 100W 61 fps
RTX 3060 95W 58 fps
RTX 3050Ti 60W 31 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 117 fps
93 fps
ウルトラ 82 fps
2560×1600 ウルトラ 73 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 101 fps
RTX 3080 16GB 130W 99 fps
RTX 3070 130W 88 fps
RTX 3080 8GB 105W 84 fps
RTX 3070 100W 82 fps
RTX 3070 95W 78 fps
RTX 2070 SUPER   77 fps
RTX 3060 95W 70 fps
RTX 3060 75W 62 fps
RTX 2060   52 fps
RTX 3050Ti 60W 45 fps
Radeon RX 5500M   44 fps
RTX 2060 Max-Q   43 fps
RTX 3050Ti 40W 35 fps
GTX 1650Ti   29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 130 fps
標準品質 112 fps
高品質 88 fps
2560×1440※ 高品質 66 fps
※2560x1600を選択できなかったので2560x1440にしています
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 116 fps
RTX 3080 16GB 130W 102 fps
RTX 3070 130W 99 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 2080   95 fps
RTX 3070 100W 88 fps
RTX 2070 SUPER   88 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 130W 85 fps
RTX 2070   81 fps
RTX 3060 95W 77 fps
RTX 3060 75W 73 fps
GTX 1660Ti   63 fps
RTX 2060   61 fps
RTX 3050Ti 60W 55 fps
RTX 3050Ti 40W 47 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   40 fps
重い部類のゲーム
ファンタシースターオンライン ニュージェネシス
解像度 品質 平均fps(スコア)
1920x1080 最低 165 fps(044840)
130 fps(029660)
108 fps(021103)
ウルトラ 91 fps(014899)
2560×1600 ウルトラ 66 fps(007812)
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 127 fps
RTX 3080 16GB 140W 114 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 最低 86 fps
85 fps
最高 83 fps
2560×1600 最高 オン 78 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 130 fps
RTX 3070 130W 119 fps
RTX 3080 8GB 105W 115 fps
RTX 3080 16GB 130W 108 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 2070 SUPER   104 fps
RTX 2080   101 fps
RTX 3060 130W 95 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3060 95W 91 fps
RTX 2070   88 fps
RTX 3070 100W 83 fps
RTX 2060   77 fps
GTX 1660Ti   72 fps
RTX 3050Ti 60W 69 fps
RTX 3050Ti 40W 54 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   46 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高品質 23716(すごく快適)
※約5500で60fps

 

レイトレーシング&DLSS有効時のフレームレート

リアルタイムレイトレーシングを有効にし、さらにDLSSを有効にしたときのフレームレートを下に掲載します。

サイバーパンク2077では、ぎりぎり60 fpsを超えていますが、タイトルによっては、ウォッチドッグス レギオンのように60 fpsを下回ることもあります。たまにレイトレをオンにして奇麗な映像を楽しみたい、ということであればRTX 3070 Laptopでもいいと思います。一方、レイトレーシングを有効にして本格的にプレイしたいのであれば、GeForce RTX 3080 Laptop 16GBを搭載したゲーミングノートの方がより適していると思います。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 レイトレ:ウルトラ パフォーマンス 64 fps
他のGPUとの比較(1920x1080、"レイトレ:ウルトラ"、DLSS:パフォーマンス)
RTX 3080 16GB 165W 74 fps
RTX 3080 16GB 130W 72 fps
RTX 3070 130W 72 fps
RTX 3080 8GB 105W 65 fps
RTX 3070 100W 64 fps
RTX 3070 95W 62 fps
RTX 3060 130W 59 fps
RTX 3060 95W 54 fps
RTX 3060 75W 53 fps
RTX 3050Ti 60W 30 fps
RTX 3050Ti 40W 20 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン
解像度 品質 レイトレ DLSS 平均fps
1920
x
1080
最大 高性能 67 fps
最大 高性能 48 fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイの詳細なチェックです。

2560×1600ドット 165Hz と、1920×1200ドット 144Hzの液晶がありますが、今回は2560×1600ドット 165Hzの液晶の特性について掲載します。

2560×1600ドット 165Hz液晶

パネルは、「BOE NE160QDM-NY3」でした。なお、別のパネルが搭載される可能性もあります

解像度が2560x1600と少し高く、165Hz駆動に対応し、色域も広い質の高いディスプレイです。最大輝度は、当サイトの計測では550cd/m2と高かったです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は広いです。当サイトの計測結果は、以下の通りです。

sRGBカバー率 100%
DCI-P3カバー率 98.0%
Adobe RGBカバー率 86.5%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ揃っており、直線的なので、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。わずかにギラつきがありますが、ほとんど気にならないレベルです。

画面への映り込み

調光によってフリッカー(ちらつき)が出ているか確認しましたが、フリッカーはありませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約37msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、1秒間に165フレームを更新する165Hzの液晶で2フレーム前くらいまで残像がありました。普通のノートPCの液晶は60Hzで、1秒間に60フレームしか更新しませんが、2~3フレーム前くらいまで残像がありました。このことから、一般的なノートPCの液晶より、残像は抑えられていると言えます。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約18mmです。キーストロークは約1.7mmと、気持ち深めです。キーを押すときの反発は強めなので、しっかりとした打鍵感がありますが、キータイプ時の底付きの衝撃は少なく、比較的打ちやすいキーボードです。配置やキーサイズにも気になる部分はありません。

また、オーバーストローク技術を採用しており、しっかり打ち込まなくてもキー入力を検知してくれますし、N-keyロールオーバーに対応しているので、ゲーム時の複数のキー入力を正確に認識できます。

タッチパッドは面積が大きく、ガラスタッチパッドなので指滑りがよく、マウス操作もしやすいです。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードにはバックライトも付いており、下の画像のように色の変更が可能です。ただし、各キー、またはエリアごとに色を変えることはできず、全キーが同じ色になります。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。ここでは、いくつかある動作モードのうち、デフォルトの「パフォーマンス」と、最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」でベンチマークなどを計測しました。

動作モード

 

CPU

今回、CPUにはCore i7-11800Hを搭載しています。マルチコアでは、Core i7-11800Hを搭載した別機種で計測した時よりも、高いスコアが出ていました。かなり高めの処理性能です。また、シングルコアの処理性能も高いです。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-11800H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900HX 13382
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-11800H 12501 [Turbo]
11742 [パフォーマンス]
10593
Core i7-10875H 10579
Core i7-10870H 10139
Ryzen 7 5700U 8445
Core i7-11370H 7123
Core i7-10750H 6839
Core i5-10500H 6805
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
Core i3-1115G4 3149
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-11370H 1519
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1507
1504 [Turbo]
1504 [パフォーマンス]
Ryzen 9 5900HX 1463
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 7 5800H 1435
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Ryzen 7 5700U 1264
Core i3-1115G4 1217
Core i7-10870H 1212
Ryzen 5 5500U 1185
Core i5-10500H 1162
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリは、DDR4-3200を搭載しています。オンボードメモリ+スロットメモリ(1スロット)という構成です。

いつもはSiSoftware Sandra 2020でメモリの速度を計測していますが、今回、ブルースクリーンになってしまって計測できませんでした。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
他のメモリとの比較(帯域)
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2)
DDR4-3200
デュアルチャネル
最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2)
DDR4-2666
デュアルチャネル
最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2)
DDR4-3200
シングルチャネル
最大 約25.6GB/s
 :本製品で選択できるメモリ

 

グラフィックス

グラフィックスにはGeForce RTX 3070 Laptopを搭載しています。最大グラフィックスパワーは100Wです。

旧世代のハイエンドグラフィックスのGeForce RTX 2080と同等以上のスコアが出ていました。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 3070 Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
RTX 3080 16GB 165W 12077
デスクトップ用
RTX 3060Ti
  11526
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 3070 100W 9518 [Turbo]
8657 [パフォーマンス]
RTX 2080   9456
RTX 3070 95W 9220
RTX 2070
SUPER
  8322
RTX 3060 130W 8302
RTX 2080
Max-Q
  8068
RTX 2070   7778
RTX 3060 95W 7519
RTX 2070
Max-Q
  7216
RTX 3060 75W 7047
RTX 2060   6163
RTX 2060 Max-Q   5676
GTX 1660Ti   5667
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050Ti 40W 4560
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3070 Laptopの情報は次の通りです。動作モードを「Turbo」にすると、GPUクロック、メモリ、ブーストがアップしています。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しており、非常に高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB NVMe PCIe Gen4 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7094
7000
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

microSDカードスロットを搭載しています。アクセスも高速です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでは、「Turbo」 モードで計測した結果のみ掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

CPUの処理性能、特にシングルコアの性能が高いため、処理にかかる時間は短いです。現像処理を快適に行うことができます。

Core i9-11980HK
64GBメモリ
46秒
Core i7-11800H
16GBメモリ
57秒
Apple M1
16GBメモリ
66秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
77秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 5 4500U
32GBメモリ
91秒
Ryzen 7 5800H
16GBメモリ
93秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Ryzen 7 5700U
16GBメモリ
100秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

多くの処理が数秒で終わっています。AIを使ったニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除)には少し時間がかかっていますが、他機種と比較すると速い方です。

  処理時間
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約3秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約1分8秒
ニューラルフィルター(スタイルの適用) 約4秒
スーパー解像度 約5秒
コンテンツに応じた塗りつぶし 約4秒
被写体を選択 約3秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

GeForce RTX 3070の外部グラフィックスを搭載しているため、書き出し時間は速いです。

Core i9-11980HK
RTX 3080 (165W)
3分45秒
Core i7-11800H
RTX 3070 (100W)
4分07秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (130W)
4分36秒
Core i7-10750H
RTX 2060
4分51秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 16GB
4分55秒
Core i7-10870H
RTX 3060 (130W)
5分04秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Core i5-10300H
GTX 1650Ti
5分18秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M
8分15秒 (MacBook Pro 16)
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7 14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作チェックです。

USB-Cポートを2ポート備えていますが、どちらもDisplayPortと、Power Deliveryに対応しています。また、そのうちの1ポート(奥側)は、Thunderbolt 4にも対応しています。

今回のチェックでは、45W以上の出力があれば、USB-Cアダプターでの充電も可能でした。また、Thunderboltドックや、USB-Cドックも使用できました。

なお、ゲームプレイなど負荷の高い作業を行う場合は、USB-Cアダプターではなく、付属のACアダプターを使用することをおすすめします。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBで表示できます。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.0kg」と記載されています。16インチサイズのゲーミングノートとしては軽いです。ACアダプターはやや重いです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.045kg
ACアダプター 727.3g

 

バッテリー駆動時間のチェック

ROG Zephyrus M16のバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は、90Whでした。大きい容量です。

バッテリー容量

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。ゲーム以外の、メールやネット閲覧といった軽めの作業であれば、バッテリー駆動でも使用できそうです。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 最大 約9.3時間
(2) PCMark 10 Modern Office 5時間6分
(3) 動画再生時
(4) PCMark 10 Gaming 1時間26分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

パフォーマンスモードでは、CPU電力がほぼ53W前後をキープし、CPU温度は94℃前後と高い温度で推移しています。

Turboモードでは、CPU電力が約60Wに上がりますが、CPU温度は94℃前後とあまり変わりません。

比較的コンパクトなボディなので、高負荷時はCPU温度が結構高くなります。

  • パフォーマンス時
  • Turbo時
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のGPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU/GPU温度は下図の通りです。

「パフォーマンス」モードでは、CPU温度のピーク値は98℃前後と高いですが、80℃台に抑えられている時間も長いです。GPU温度も70℃台をキープしています。

一方、「Turbo」モードでは、CPU温度は90℃台で推移する時間が長いです。GPU温度は80℃前後で落ち着いています。

「Turbo」モードでは、CPU温度が高めなので、エアフローのよい環境にしたり、夏場はエアコンをかけるなど、少し工夫して使用するといいと思います。

  • パフォーマンス時
  • Turbo時
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は、ほぼ無音です。FF15のような高い負荷がかかると「パフォーマンス」モードでも、高めの騒音値となります。「Turbo」モードにすると、さらに騒音値があがるので、うるさく感じます。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
左から3番目:同上 (Turbo時)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。

ゲーム中はキーボード中央の温度が上がりますが、パームレストの温度およびWASDキーはそれほど上昇していません。それほど不快感なくゲームが出来ると思います。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

アイドル時の消費電力は低いですが、性能の高いCPU・GPUを搭載しているので、高負荷時は高めの消費電力になります。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

ROG Zephyrus M16の外観のチェックです。

液晶のベゼル幅、特にサイドのベゼル幅が狭く、画面占有率が約94%ととても高いです。ゲーミングノートPC特有の派手な見た目ではありませんが、シンプルなデザインでかっこよく、クリエイターの仕事用としても違和感がありません。

 

天板には、ドットパターンのようなデザインが施されています。光を反射するような処理がされているので、画像のように光って見えます。また、ROGのロゴは、目立たない場所に配置されています。

 

スピーカーには、ツイーター2W x2、ウーファー1W x4が配置されています。音質がよく、臨場感のあるゲームプレイが可能です。ノートPC基準で10点満点で採点すると、7点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

ウェブカメラは、720p HDカメラです。画質は普通です。なお、IRカメラは搭載していないので、Windows Hellowの顔認証は使用できません。

 

電源ボタンには、指紋センサーが統合されています。

 

キーボード上部に4つのホットキーがあります。ゲーム中でも、音量の調整、マイクのミュート、「ARMOURY CRATE」の呼び出しを、ワンタッチで行うことができます。

 

閉じた時の画像です。厚みは19.9~22.3mmと、ハイクラスのゲーミングノートPCとしては薄めです。

 

インターフェイスには、USB3.2 x2、USB-C x2(Display Port、Power Delivery対応、1ポートはThunderbolt 4にも対応)、HDMI 2.0b、LANポート、microSDカードリーダーを備えています。ポート類の種類と数は十分です。ただし、SDカードスロットは、フルサイズのSDカードに対応していません。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

底面です。吸気しやすくするために、高めの足が配置されています。

 

底面カバーを外したときの画像です。2基の冷却ファン、6本のヒートパイプ、4つの排気口により、CPU、GPUの熱を放出します。

 

メモリです。オンボード+スロットメモリという構成です。スロットのメモリは換装可能だと思います。

 

空きのM.2スロットがあります。ASUSではユーザーによる増設や交換はサポートしておりませんが、増設は可能だと思います。

 

ACアダプターの容量は240Wと大きいです。ACアダプターにも、ROGデザインが施されています。

 

今回、このノートPCの発売と同時に、ROG SLASHシリーズグッズも発売されます。

 

この中で「SLING BAG」は、幅290mm×奥行き202mmとノートPCが入るサイズではありません。タブレットやスマートフォンなどの小物を入れるときにちょうどよさそうです。ROG Zephyrus M16のパソコンを入れるなら「CLASSIC MESSENGER BAG」か「MULTI-USE DRAWSTRING BAG」がよさそうです。

SLING BAG

 

まとめ

以上が、ROG Zephyrus M16のレビューです。

Core i7-11800H + RTX 3070に、WQXGA 165Hz液晶を搭載し、多くのタイトルのゲームを快適にプレイできるハイクラスのゲーミングノートPCでありながら、約2.0kgと軽く、持ち運びやすい機種です。

液晶は、少し大きめの16型で、2560x1600と解像度も高めなので精細な表示が可能です。また、アスペクト比が16:10なので、ゲーム以外の作業もしやすいです。さらに、当サイト計測でDCI-P3カバー率98.0%と色域が広く、高いスペックを活かして、本格的な動画編集などを行うのにも適しています。インテルCPUに最適化されているクリエイター向けソフトを使う方にもおすすめです。

また、6スピーカーを搭載し、サウンドもいいので、目だけでなく、耳でもゲームやエンターテイメントを楽しむことができます。デザイン性や質感が高いのも、おすすめポイントです。

ゲームだけでなく、クリエイティブな作業にも使いたくて、かつ持ち運びもしたい方に最もフィットする機種だと思います。

持ち運べるハイクラスのゲーミングノート

ROG Zephyrus M16

特徴

  • Core i7-11800H + RTX 3070 max TGP 100W
  • ハイクラスのゲーミングPCながら約2.0kgと軽い
  • 2560x1600 165Hz、広色域の16型液晶を搭載

こんなあなたに

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