ASUS VivoBook S15(S533EA)の実機レビュー

更新日:2020年11月25日
CPU Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 FHD 非光沢
質量 約1.8kg
バッテリー 約9.7時間~
価格[税別] 12万円台~
(12月2日発売)
個性的なカラーバリエーション

VivoBook S15(S533EA)は、自分らしいカラーを選択できる、ちょっとカジュアルなデザインの15型ノートPCです。

他にはあまり見ない、ガイアグリーン、リゾルトレッドという色を選択できたり、エンターキーにはカラーブロックキャップを採用したりと、ちょっと遊び心があります。

最新の第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載し、性能も十分です。当サイトの計測では、高い負荷をかけても、高いCPU電力/クロックを維持出来ていました。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-1165G7、16GBメモリ、1TB PCIe SSD

 

目次

お忙しい方は、「VivoBook S15(S533EA)の特徴」のみお読みください。

VivoBook S15(S533EA)の特徴

個性的なカラーのラインナップ

VivoBook S15(S533EA)は、下の画像のように他のノートPCではあまり見ないような、個性的な天板のカラーのラインナップがあります。

角度を変えると色合いが変わるパール仕様が魅力の「ドリーミーホワイト」、自然を感じさせる「ガイアグリーン」、目を引く「リゾルトレッド」、オーソドックスな「インディーブラック」の4色から選ぶことができ、自分らしさを表現することができます。

また、エンターキーは、イエローで縁取りされたカラーブロックキャップとなっており、遊び心のあるデザインとなっています。

個性的なカラーバリエーション

 

15.6型でも扱いやすい質量

VivoBook S15(S533EA)は、仕様値で約1.8kgとなっており、扱いやすい質量です。

宅内の自由な場所で使用したり、使うときだけ取り出すといった使い方がしやすいです。モバイルPCのように使うのは厳しいと思いますが、友人宅に持ち運んで使うといったこともできるレベルではあります。

また、当サイトの計測では「1.657kg」と、メーカー仕様値よりもさらに軽かったです。

実測で約1.657kgと比較的軽いボディ

 

第11世代Coreを搭載し、CPU電力も落ちにくい

VivoBook S15(S533EA)は、インテルの第11世代Coreプロセッサーを搭載しています。

旧世代からパフォーマンスが向上していますが、特にグラフィックス性能が大きくアップしたIntel Iris Xeグラフィックスを内蔵しているのが大きな特徴です。

Intel Iris Xe内蔵CPU搭載

 

また、高い負荷をかけたとき、PL1(継続可能な電力上限値)の設定通りのCPU電力で推移し、落ちることがありませんでした。他の機種は結構、PL1の値よりも低い数値に落ちていくので、本製品は優秀だと思います。詳細は、「パフォーマンスのチェック」をご覧ください。

PL1:28Wを維持可能

 

シンプルな各構成

VivoBook S15(S533EA)には、Core i7搭載モデルと、Core i5搭載モデルがありますが、各構成は下表のようにとてもシンプルです。

カジュアルに使うのであれば、Core i5モデルで十分です。一方、複数のウィンドウを同時に開いて使うことが多かったり、メインPCとして使用したいと思うのであれば、16GBメモリを搭載したCore i7モデルがいいかもしれません。

構成の比較
  Core i7モデル Core i5モデル
CPU Core i7-1165G7 Core i5-1135G7
メモリ 16GB 8GB
ストレージ 1TB PCIe SSD 512GB PCIe SSD

 

ASUSのあんしん保証が付属

VivoBook S15(S533EA)には、故障や破損の原因を問わず、どんな壊れ方でも部品代の20%で修理対応してもらえる、ASUSのあんしん保証(有効期限1年、1回の利用に限る)に加入できます。

また、有償ではありますが、有効期限を延ばすASUSの安心保証プレミアム 3年パックというプランもあります。ハードに使いたい方は、このような保証もメリットとなるでしょう。

ASUSのあんしん保証付き

 

同じボディの兄弟機種の紹介

VivoBook S15(S533EA)には、同じボディにRyzen 7 4700Uプロセッサーを搭載した、AMDモデルのASUS VivoBook S15(M533IA)という兄弟機種があります。どちらも4色のボディカラーが特徴的です。

VivoBook S15(S533EA)[本機器]は、インテルCPUを搭載し、Core i5モデルと、Core i7モデルを選択できます。また、USB-Cポートが、DisplayPort、Power Delivery、Thunderbolt 4に対応している点も、AMDモデルのASUS VivoBook S15(M533IA)との大きな違いです。メインPCとして使用するために、USB-Cドックなどを使用して、外部ディスプレイ、キーボード・マウス、電源等を一括して抜き差ししたい場合などは、VivoBook S15(S533EA)[本機器]の方が適しています。

一方、AMDモデルのASUS VivoBook S15(M533IA)は、おそらく価格が安めで、インテルモデルよりも高い処理性能を備えています。

どちらも一長一短ありますので、比較して自分に合った方を選ぶことをおすすめします。

ASUS VivoBook S15(M533IA) [兄弟機種]
兄弟機種との簡易比較
  [本機器]
VivoBook S15
(S533EA)
[兄弟機種]
ASUS VivoBook S15
(M533IA)
CPU Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
Ryzen 7 4700U
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ 512GB / 1TB PCIe SSD
液晶種類 FHD 広視野角
質量 約1.8kg
バッテリー 約9.7時間~ 約10.7時間

 

ディスプレイのチェック

VivoBook S15(S533EA)のディスプレイのチェックです。

日常遣いであれば十分快適に使える、見やすい液晶です。最大輝度は、当サイトの計測では248cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域はそれほど広くありません。当サイトの計測ではsRGBカバー率は60.2%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、赤がわずかに強く発色していることが分かりますが、それほど気にはなりません。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ややギラつきがありますが、気にならない方が多いと思います。敏感な方は避けたほうがいいでしょう。

画面拡大

非光沢液晶なので、画面への映り込みは抑えられています。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)の有無の確認結果です。フリッカーは検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

VivoBook S15(S533EA)のキーボードのチェックです。

実測で、キーピッチは横:19mm、縦:18mmです。キーストロークは約1.4mmあり、標準的なフルサイズキーボードで、普通の打ちやすさでした。

ただし、「半角・全角」キーが小さいので、日本語入力への切り替えの時に押し間違えやすいです。「Back Space」や「\」キーもやや小ぶりです。また、テンキーを搭載していますが、3列テンキーなので、標準的な4列テンキーに慣れている方には使いにくいかもしれません。

タッチパッドは広めで、普通の操作性です。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

VivoBook S15(S533EA)のパフォーマンスのチェックです。

 

Core i7-1165G7の詳細

まず、今回搭載されているCore i7-1165G7のデフォルト状態の設定内容を確認すると、ご覧のようになっています。

HWiNFOによる表示内容

 

また、本製品は、ASUS独自の「ファンモード」設定と、Windowsの「電源モード」設定により、PL1(Power Limit 1:継続可能な電力上限値)、PL2(Power Limit 2:短期的な最大電力上限値)の値が下表のように変わってきます。

各設定によるPL1の違い
ファンモード
電源管理
ファンモード ウィスパー
モード
スタンダード
モード
パフォーマンス
モード
電源管理
パフォーマンス

パフォーマンス

パフォーマンス
最も高い
パフォーマンス
PL1 15W 25W 28W 32.5W
PL2 25W 50W 40W 40W
各設定のPL1とPL2(PL:Power Limit)

 

CPU

「ファンモード」と「電源モード」を、「スタンダードモード・高パフォーマンス」、「パフォーマンスモード・高パフォーマンス」、「パフォーマンスモード・最も高いパフォーマンス」にしたときのベンチマークスコアを下に掲載します。

旧世代のCore i7-1065G7よりも確実にパフォーマンスが向上しています。十分高いパフォーマンスで、日常使いからライトなちょっとした動画の編集などまで幅広く、快適に使用することができます。コスパ重視であればCore i5-1135G7搭載モデルでも十分だと思います。

CINEBENCH R20
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-1165G7
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 4900HS 4250
Ryzen 7 4800H 3944
Core i9-10980HK 3860
Core i7-10875H 3557
Core i9-10885H 3516
Ryzen 5 4600H 3260
Core i7-10750H 2965
Ryzen 7 4700U 2908
Core i7-10710U 2211
Ryzen 5 4500U 2180
Core i5-10300H 2113
Core i7-1165G7 2013 [PL1:32.5W]
1819 [PL1:28W]
1758 [PL1:25W]
Core i5-1135G7 1922
Ryzen 3 4300U 1637
Core i7-1065G7 1484
Core i7-10510U 1459
Core i5-1035G1 1424
Core i5-10210U 1418
Core i3-1115G4 1098
Core i3-1005G1 948
Pentium Gold 5405U 516
Celeron N4100 459
Core m3-8100Y 434
Celeron 4205U 304
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
 :標準的なスコア(一般的なユーザーに最適)

 

新しくなったCINEBENCH R23のスコアはこちらです。CINEBNCH R20は割とすぐ終わるのに対し、CINEBENCH R23では、マルチコアテスト、シングルコアテスト共に最低10分間は処理を行うようになったので、長時間負荷をかけたときのパフォーマンスが確認できます。

いずれも高いスコアが出ています。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-1165G7

 

次に、Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPUの電力およびクロックの推移を確認します。

処理開始から数分後の安定動作時において、ファンモードを「スタンダードモード」にした場合、20~25Wで推移していますが、「パフォーマンスモード」にすると、約28Wで推移しています。PL1と同じCPU電力で推移しており、下がることもないので優秀だと思います。

  • CPU電力
  • CPUクロック
  • CPU温度
Prime95で負荷をかけたときのCPU電力
スタンダードモード - 高パフォーマンス(PL1:25W)
パフォーマンスモード - 高パフォーマンス(PL1:28W)
パフォーマンスモード - 最も高いパフォーマンス(PL1:32.5W)
※Small FFTs (tests L1/L2/L3 caches, maximum power/heat/CPU strss)を実行
Prime95で負荷をかけたときのCPUクロック
スタンダードモード - 高パフォーマンス(PL1:25W)
パフォーマンスモード - 高パフォーマンス(PL1:28W)
パフォーマンスモード - 最も高いパフォーマンス(PL1:32.5W)
※Small FFTs (tests L1/L2/L3 caches, maximum power/heat/CPU strss)を実行
Prime95で負荷をかけたときのCPU温度
スタンダードモード - 高パフォーマンス(PL1:25W)
パフォーマンスモード - 高パフォーマンス(PL1:28W)
パフォーマンスモード - 最も高いパフォーマンス(PL1:32.5W)
※Small FFTs (tests L1/L2/L3 caches, maximum power/heat/CPU strss)を実行

 

時間のかかるエンコード処理を見てみましょう。ファンモードを「パフォーマンスモード」にしたときに、高いCPU電力を持続出来ていたことで、Core i7-1165G7を搭載した他のPCよりも、早くエンコードが終わっています。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
x265によるソフトウェアエンコード
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 5 4500U 19分49秒
Core i7-1165G7 19分18秒 [PL1:32.5W]
20分03秒 [PL1:28W]
24分17秒 [PL1:25W]
24分17秒
Ryzen 3 4300U 25分22秒
Core i5-1135G7 26分03秒
Core i7-1065G7 28分26秒
Core i7-10510U 28分32秒
Core i3-10110U 42分20秒
Core i3-8130U 45分24秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリはDDR4-3200のデュアルチャネルで、高速です。

本製品のメモリ

 

グラフィックス

グラフィックスについては、Ryzen 7 4700U等のグラフィックス性能を上回り、GeForce MX250に迫るスコアが出ていました。

なお、どのモードでもグラフィックスのスコアはほぼ変わりありませんでした。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Core i7-1165G7
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1050 25325
GeForce MX330 16714
Radeon Graphics
(Ryzen 9 4900HS)
16322
GeForce MX250 15406
Intel Iris Xe
(Core i7-1165G7)
15299 [PL1:25W]
15209 [PL1:28W]
14974 [PL1:32.5W]
Intel Iris Xe
(Core i5-1135G7)
14551
Radeon Graphics
(Ryzen 7 Pro 4750U)
14302
Radeon Graphics
(Ryzen 7 4700U)
13861
Radeon Graphics
(Ryzen 5 4500U)
12126
Intel UHD
(Core i3-1115G4)
11487
Intel Iris Plus
(Core i7-1065G7)
11084
Radeon Vega 8
(Ryzen 5 3500U)
10014
Radeon Graphics
(Ryzen 3 4300U)
9800
Intel Iris Plus
(Core i5-1035G4)
9188
Intel UHD
(Core i5-10210U)
5800
Intel UHD 620
(Core i5-8265U)
5274
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しています。PCIe-NVMe SSDとしてはそれほど高速ではありませんが、使用する分には十分速いです。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1500 ~ 3600
1635
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
 :本製品が搭載するストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

microSDカードスロットを搭載しています。挿すと少し出っ張ります。アクセス速度は遅いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大275MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

その他のベンチマーク

他の機種で計測した数値ではありますが、その他のベンチマーク、Adobe製品の処理時間、フォートナイトやApexなどのゲームのフレームレートなどについては、下のリンク先をご覧ください。機種によってスコアにバラつきはありますが、傾向は分かると思います。

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートを利用して、純正以外の充電器やドックが使えるかを試しました。結果は次の通りです。

ただし、これらはちょっと試しただけなので、細かいチェックはしていません。長期間使ったりすると不具合があるかもしれません。また、純正品以外の充電器で充電し、故障しても当サイトでは責任をとれません。ご了承下さい。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル △ ※4
30W RAVPower GaN充電器 △ ※4
18W cheero充電器 △ ※4
5V充電器 ※2 5V/2.4A ANKER充電器 △ ※4
5V/2.4A AUKEY充電器 △ ※4
モニター
※3
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 スマホやタブレット向けの5Vの充電器
※3 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
※4 「低速充電ケーブル」であるという警告が表示されるが充電可能

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。60Hz、8ビット、RGBで出力できていました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

VivoBook S15(S533EA)の質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.8kg」とありますが、当サイトの計測では、もっと軽い1.657kgでした。ACアダプターもやや軽めです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.657kg
ACアダプター+電源ケーブル 188g

 

バッテリー駆動時間のチェック

VivoBook S15(S533EA)のバッテリー駆動時間のチェックです。バッテリー容量は50Whです。

バッテリー駆動時間は下の通りです。第11世代Coreプロセッサーになって、バッテリー駆動時間が短くなっているので、こんなものだと思います。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 約9.7時間~
(2) PCMark 10 Modern Office 8時間5分
(3) 動画再生時 6時間50分
(4) PCMark 8 Work 3時間17分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

バッテリー駆動時のCINEBENCH R20のスコアです。

同じ「スタンダードモード・高パフォーマンス」設定ですが、たまたまということもありますが、バッテリー駆動時のベンチマークスコアが、電源接続時のスコアを上回っていました。バッテリー駆動でも高いパフォーマンスを発揮できます。

バッテリー駆動時のCINEBENCH R20(マルチコア)
Core i7-1165G7 1758
1888
 :電源接続時のスコア
 :バッテリー駆動時のスコア

 

急速充電に対応しており、メーカーの公表値では、充電開始49分で約60%以上の充電を行うことができます。当サイトで計測したアイドル時の1時間あたりの充電容量は次の通りです。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
70%(約35Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は大きく変わります。

静音性のチェック

VivoBook S15(S533EA)の動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はほぼ無音です。高い負荷をかけると、他のノートPCと同程度の騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

ここでは、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時の温度のみを掲載します。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

70℃台で推移しており、問題ない温度です。

x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

全体的に低めの温度ではありますが、高い負荷をかけると左パームレスト部分がやや熱く感じます。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

エンコード時はやや消費電力が上がりますが、それ以外は低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

VivoBook S15(S533EA)の外観のチェックです。

「Enter」キーのカラーブロックキーキャップが目を引くデザインです。

 

天板はマットな質感ですが、パールのように角度によって、一部の色合いがやや変わるのが特徴です。

 

スピーカーは底面の左右にあります。最大音量は大きいですが、音質は普通です。ノートPC基準で、10点満点で採点すると4~5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

92万画素のWebカメラを搭載し、画質は普通です。顔認証には対応していません。

 

タッチパッドの右上隅に指紋センサーを搭載しており、指紋認証でのWindowsのログインが可能です。

 

厚さは約16.1mmです。15型のノートPCとしては薄型です。

 

側面のポート類です。USB3.2、USB2.0 x2、USB-C(Thunderbolt 4、DisplayPort、Power Deliveryに対応)、HDMI出力、microSDカードリーダーを備えています。無線LANはWi-Fi 6にも対応しています。

 

底面です。

 

液晶が開く最大の角度です。あまり開きません。

 

65WのコンパクトなACアダプターです。本機はUSB-Cからの給電に対応していますが、付属するACアダプターはDC-INからの給電となります。

 

まとめ

VivoBook S15(S533EA)は、個性的なカラーバリエーションが特徴的な15.6型ノートPCです。

ちょっと遊び心があるカラーとデザインですが、中身はしっかり使いやすいスペックを備えています。

Intel Iris Xe内蔵の第11世代Coreプロセッサーを搭載し、快適に使えます。液晶も一般用途には十分で、見やすいです。

さらに、15.6型ノートPCとしては、やや軽めのボディなので、部屋を移動して自由な場所で使う、宅内モバイルとして適しています。Thunderbolt 4対応のUSB-Cポートにドックを挿して、メイン兼宅内モバイルとして使ってもいいと思います。

ただ、液晶の色域が狭いので、画像編集や動画編集といった用途にはあまり向いていません。

個性的なカラーバリエーション

VivoBook S15(S533EA)

特徴

  • Intel Iris Xe内蔵の第11世代Coreプロセッサー搭載
  • 15.6型としてはやや軽めのボディ
  • 他にはないカラーバリエーション

こんなあなたに

  • 遊び心のあるノートPCが欲しい
  • 価格12万円台[税別]~
公式サイトはこちら

 

関連ページ