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VAIO A12の展示機レビュー

更新日:2018年11月29日
CPU Core i7-8500Y
Core i5-8200Y
Core m3-8100Y
Celeron-3965Y
メモリ 最大16GB
ストレージ SATA / PCIe SSD
液晶サイズ 12.5型
液晶種類 FHD 光沢 タッチ
質量 ※ タ:607g~
タ+キ:1.099kg~
タ+キ(バ):1.209kg~
バッテリー
タ:8.5時間
タ+キ:8.1時間
タ+キ(バ):15.0時間
LTE 対応モデルあり
価格 15万円台~(税別)
※タ:タブレット
※キ:キーボード接続時
※バ:セカンドバッテリー搭載時

ついに出た!実用的なセパレート型2 in 1

VAIO A12は、液晶部分が外れて、タブレットとしても使えるセパレート型の2 in 1 PCです。

既存のセパレート型の2 in 1 PCは、Atomプロセッサーで性能が非常に低かったり、クリエイター向けで性能が高すぎたり、質量が重すぎたり、価格が最低でも20万円以上したりと、なかなか一般ユーザー向けの製品がありませんでした。

VAIO A12は、ビジネスパーソンを含む一般ユーザー向けの製品であると思います。YシリーズではあるもののCoreプロセッサーを搭載し、質量は1.099kgで、価格も20万円を切ります。

また、液晶を閉じたままタブレット部を外せたり、キーボードがワイヤレスで使えたり、スマホ用充電器で充電出来たりと、痒い所にも手が届く製品となっています。

 

VAIO A12の特徴

新しいギミックの2 in 1 PC

VAIO A12は、セパレート型の2 in 1 PCです。タブレット部(液晶部分)が取り外せることで、ノートPCとしても、タブレットとしても使用することが可能です。

セパレート型の2 in 1 PC

 

ただ、普通のセパレート型2 in 1 PCと違い、VAIO A12は、今までとは異なる新しいギミックを搭載した製品です。

まずは、既存製品の問題点を見ていきます。Surface Proのような自立スタンド+キーボード付きの製品は、膝の上や新幹線のテーブルなどの狭い場所では使いにくく(下の左図)、キーボードドックにタブレットを差し込んで使う製品は、角度調整ができず(下の中図)、Surface Bookのようなヒンジ付きの製品は、タブレット部が重いため後ろにひっくり返りやすく、重量バランスを保つためにキーボード部も重くせざるを得ず全体重量が増える(下の右図)という問題がありました。

既存の2 in 1 PCの欠点

 

この既存のセパレートタイプの2 in 1 PCの欠点を解消するために、VAIO A12では、スタビライザー フラップというものを搭載し、キーボード部分を軽く(全体を軽量化)しつつもバランスをとり液晶が倒れないようになっています。自立スタンドを使用せず、普通のノートPCと同様に角度調整も可能で、ヒンジ部分も小さくなっています。

スタビライザー フラップ(Stabilizer Flap)により既存の2 in 1 PCの欠点を解消

 

液晶を閉じると、スタビライザー フラップも閉じるようなギミックになっており、一般的なノートPCとそれほど変わらない厚みになっています(ただ若干背面が長くなってしまう)。

液晶を閉じると普通のノートPCとほぼ変わらない
背面の出っ張りはほとんど無い

 

スタビライザー フラップの拡大図を下に掲載します。板のような上を出っ張った部分が滑るような仕組みになっています。液晶を開閉してみても、動かしづらいということはなく、普通に開閉できました。

スタビライザー フラップの拡大図

 

ただ、スタビライザー フラップが付いていることにより、確かに後ろに転倒しにくくはなっていますが、「液晶はそれほど傾かないな」と感じました。下図に、他のセパレートタイプの 2 in 1 PCと、液晶を最も開いた時の角度を比べてみましたが、VAIO A12は、他社製品とほとんど変わらないか、やや劣る結果でした。と言っても、このくらい開けば、通常の利用では困らないと思います。

他社セパレート型2 in 1 PCとの比較(液晶を最も開いたときの角度)

 

以上、既存セパレート型2 in 1 PCの問題点と、VAIO A12のギミックの特徴を説明しました。ただ、既存2 in 1PCも、普通に使っている分には後ろにひっくり変えることはあまりなく、レッツノート XZ6のように軽い製品もあり、正直に言うと、スタビライザー フラップを搭載したことで、今までの2 in 1 PCより大きく便利になったとは感じません。

VAIO A12のメリットはむしろ、次以降に紹介する部分にあると、個人的には思います。

 

液晶をとじたまま、タブレットを外せる

VAIO A12の便利な点としては、液晶を閉じたまま、タブレット部分を取り外せるというところがあります。

一般的なセパレートタイプの2 in 1 PCは、タブレット部が勝手に外れないように、リリーススイッチが付いています。ただし、従来製品は、カバンからタブレット部だけ取り出したいとき、キーボード部ごと製品を取り出し、液晶を開いてからリリーススイッチをスライドさせ、ロックを解除してタブレット部を分離する必要がありました。

一方、VAIO A12は、キーボード側だけでなく、天面側にもリリーススイッチが付いているので、液晶を閉じたままロックを解除でき、タブレット部だけを取り出すことが可能です。

VAIO A12はキーボード面、天面の2箇所にリリーススイッチを搭載

 

片手でも操作でき、使いやすい作りになっていると思います。

片手でタブレット部を取り外し可能

 

キーボードがワイヤレスで使える

また、タブレット部を分離しているときに、キーボードがワイヤレスで使用できる点も地味に便利です。例えば、ペンでイラストなどを描きつつ、キーボードでショートカットを使うケースです。また、製品発表会では、営業が、お客さんと画面を共有して見つつ、キーボードで決定事項を入力するといった使い方も紹介されていました。

ワイヤレスでキーボードが使える

 

ワコム製ペンが使える

VAIO A12は、デジタイザースタイラスペンを使うことができます。ペンはオプションで選択できます。筆圧検知は4,096段階、傾き検知はありません。単6電池を用いた電池式です。

また、ワコムのBamboo Inkも使えるようです。

なお、タブレット自体は傾き検知にも対応しているそうです。ただし、まだ対応したペンが無いので、傾き検知は使えないとのことでした。今後、傾き検知に対応したペンがワコムから発売されれば使えるかもしれません(半年後あたりに発売されるという噂も・・・)。

ペンの画像

 

スマホ用の充電器などで充電することが可能

VAIO A12は、「5V」のスマホ用の充電器やモバイルバッテリーを用いて、PCの充電もできます。接続端子はUSB Type-Cです。

ただ、メーカーさんの話では、一般的なスマホ用モバイルバッテリーは電力量が低いので、充電には時間がかかるとのとでした。また、PCを使用しながら充電した場合、徐々にバッテリーは減っていくだろうとのことでした。スマホ用の充電器などは緊急用と考え、実際には27Wh以上の容量の充電器などを推奨するとのことでした。

USB Type-Cポートで充電可能

 

セパレート型の2 in 1としては軽い1.099kg~の質量

タブレット部が分離するセパレート型の2 in 1 PCは、ドッキング部分のギミックを備えて、さらにノートPC形状時のバランスを保つために質量が重くなる傾向がありますが、VAIO A12は、約1.099kg~と軽くなっています。

なお、キーボード部にバッテリーを搭載していない場合は約1.099kg、バッテリーを搭載している場合は約1.209kgとなります。その差は約110gしかありませんが、バッテリー駆動時間は2倍近く増えるので、個人的にはバッテリーを搭載しているキーボード部のほうがおすすめです。

質量とバッテリー駆動時間

 

LTEモジュールも選択可能

VAIO A12は、LTE対応モデルを選択することができます。格安SIMなどを入れることで、どこでもインターネットを利用することが可能です。なお、以前、筆者が「VAIOオリジナル LTEデータ通信SIM」を試したときは、まだ利用者が少ないためか、かなり速い通信速度が出ていました。VAIOのノートパソコンを購入するなら、「VAIOオリジナル LTEデータ通信SIM」がおすすめです。

 

豊富なインターフェース

VAIO A12 は、インターフェースも豊富です。フルサイズUSB、USB Type-C、HDMIはもちろん、LANやVGAポートまで搭載しています。ビジネスシーンでも困ることはないでしょう。

インターフェース

 

拡張クレードルもオプションで販売

VAIO A12は、拡張クレードルもオプションで販売されています。タブレット部をクレードルに接続することで、外部モニター、キーボード、マウス、LANケーブルなどを一度に接続することが可能です。

ただ、こういった使い方をする場合、メインPCとしても使うということになると思いますが、メインPCにするには、CPU性能がやや非力かもしれません。

オプションの拡張クレードル
拡張クレードルのインターフェース

 

液晶ディスプレイのチェック

色域など細かくはチェックしていませんが、VAIO A12の液晶ディスプレイは、視野角が良く見やすかったです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードは、13インチのVAIOノートPCと同じものを用いており、十分なキーピッチが確保されています。普通に打てるキーボードです。

キーボード

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPUは、YシリーズのCoreプロセッサーまたはCeleronを選択できます。Core i7-8500Yなど、まだベンチマークを計測したことのないCPUが多いので何とも言えませんが、Core i3-8130Uと同等程度もしくはそれ以下の性能になると思われます。モバイルノートとしての用途であれば問題ない性能かと思いますが、メインPCとして使うには性能不足に感じるかもしれません。できるだけ上位のCPUがいいと思います。

CPU性能の目安
~ CINEBENCH R15 マルチコア ~
Core i7-8750H 1100
Core i5-8300H 830
Core i7-8550U 580
Core i5-8250U 536
Core i3-8130U 342
Core i7-8500Y ??
Core i5-8200Y 302
Core m3-8100Y ??
Celeron 3965Y 112
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです

 

外観のチェック

VAIO A12の外観写真を掲載します。

メーカーさんの話では、キーボード面がアルミ、天板がマグネシウム、底面が樹脂製とのことでした。

カラーラインナップは次の2種類です。 シルバーのほうが指紋は目立たず実用的ですが、ブラックのほうがプロフェッショナル感があってかっこいいです。

カラーラインナップ
シルバー
ALL BLACK EDITION

 

天板はどちらもブラックです。

 

底面もどちらもブラックですが、スタビライザー フラップは色が異なります。

 

パームレストにはヘアライン加工が施されています。

 

指紋認証装置は、右側面の音量ボタンの間にあります。

 

オプションで、リアカメラも搭載することができます。

 

底面カバーを外したときの画像です。M.2 SSDは換装できそうですが、メモリはオンボードなので交換できません。

 

まとめ

VAIO A12は、スタビライザー フラップを搭載した新しいギミックの2 in 1 PCです。

ただ、個人的には、このギミックが搭載されたことで、他社製品よりも特別便利になったような点はあまりありません。それよりも「液晶をとじたまま、タブレットを外せる」、「キーボードがワイヤレスで使える」、「スマホ用の充電器などで充電することができる」といった点が、他社製品よりも優れた点であると思います。

また、セパレート型の2 in 1 PCは、元々数が少なく、あってもCPUがAtomであったり、逆にGTX 1050などを搭載し過剰スペックであったり、価格が20万円以上して高すぎたりと、一般ユーザーに合う製品はほとんどありませんでした。そういった意味で、VAIO A12は、一般ユーザーにちょうどよいスペックで、価格も高すぎず、万人受けしやすい製品かなと思います。

ただ、最近は、セパレート型の2 in 1 PCよりも、液晶が360度回転するコンバーチブル型の2 in 1 PCや、Surfaceのように自立スタンドを搭載しキーボードカバーを取り付けるタイプの2 in 1 PCの人気が高いように感じます。その中で、VAIO A12がどこまで人気が出るのか注目したいと思います。

 

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