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VAIO S11の実機レビュー(2)
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。
普通の動作音です。
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
普通の温度です。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
キーボード側の温度は標準的です。底面側の温度は、高い負荷をかけると高めになるため、膝の上に置いて作業をするときは火傷に気をつけましょう。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
低い消費電力です。
外観のチェック
外観のチェックです。
ボディには強化樹脂を用いており、その上に下地塗装、カラー塗装をした後、傷を付きにくくするUVコーティングが施されています。特にキートップには、専用開発したフッ素含有UV硬化塗装をすることで、長期間の使用によるテカリを防いでいます。
液晶を開くと、底面が少し浮くような仕様になっています。冷却のためには良いと思います。ただし、デスクに当たる部分が固く、やや鋭角であるため、液晶を開くときにデスクを傷つけないか心配です。もう少し柔らかい素材でも良かったと思います。
天板です。
ヒンジ部分です。
天板を閉じたときの画像です。
底面です。ややプラスチック感があり、安っぽく見えるのが残念です。
底面はゴム足以外はフラットです。
液晶が開く最大の角度です。VAIO Pro 11よりも開くようになりました。
側面です。前のページでも記載しましたが、LAN、VGA、USB Type-C兼Thunderbolt 3などを搭載しており、ポートの種類は多いです。ただしHDMIポートはありません。
ACアダプターです。
ACアダプターにはUSBポートも搭載されています。スマートフォンなどを充電するときに便利です。
まとめ
以上が、VAIO S11のレビューです。
今までLTEに対応したモバイルノートパソコンと言えばレッツノートくらいしかありませんでしたが、高価であるのがネックでした。今回、VAIO S11のLTE搭載モデルが12万円台(Core i3選択時)で発売されたことで、LTE搭載パソコンがかなり買いやすくなったと思います。
11.6型とボディが小さく、1kgを切る軽さで、持ち運びにも便利です。小型のパソコンが好きな方には最高の1台だと思います。
VGAやLANポートも搭載し、ビジネスシーンでも活用しやすくなったと思います。ただし、HDMIポートは無くなりました。
また、小型であるためにキーピッチが狭く、ややキーが打ちづらいです。フルサイズキーボードに慣れている方や、手の大きい方は窮屈に感じると思います。
気にしない人も多いと思いますが、液晶にややギラツキも感じます。
販売サイト:ソニーストア(VAIO S11) |