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パソコン工房 Lesance NB S4533BD-SPの実機レビュー (2)

更新日:2012年6月2日
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  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。

下記の4つの状態で計測したところ、バイオハザード5ベンチマークやエンコードなど負荷のかかる処理をすると、他のPCと比べて高い騒音値になります。それ以外は静かです。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

下記の4つの状態で計測した結果、エンコード時の温度が高かったです。エンコードなどCPUに負荷のかかる作業をする場合、「400-CLN021」のようなノートPCクーラーを取り付けると良いかもしれません。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

計測の結果、高い負荷をかけると左手側のパームレストの温度が高くなります。約40℃にもなるため、やや不快です。リストレストなどを置いて作業をしたほうがよいかもしれません。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。もし、消費電力が高いと、電気代が高くなり、電源装置にも負荷がかかります。

下記の4つの状態で計測した結果、独立GPUを搭載しておらず、画面解像度もHDの割には、やや消費電力が高いと思います。


外観のチェック

Lesance NB S4533BD-SPの外観のチェックです。

 

天板です。

 

側面のポート類です。旧世代のチップセットで安価なPCですが、USB3.0ポートを搭載しています。また最近搭載されているPCが少なくなったeSATAポートもあります。

 

液晶ディスプレイの傾けられる角度です。

まとめ

以上がLesance NB S4533BD-SPのレビューです。

本機の魅力は、なんといっても価格です。第3世代インテルCPUが発売され、第2世代インテルCPUを搭載したPCはかなり安くなっています。本機はその中でもかなり安価です。

4コアのCPU、メモリ8GB、ブルーレイディスクドライブを搭載して、6万円台とは驚きです。

DVDスーパーマルチ搭載モデルなら、約60,000円で購入可能です。

ただし、ゲームやエンコードなど、高い負荷のかかる処理を実行したとき、CPU温度やパームレスト部分の温度が高くなる点は気になります。これから夏場を迎えますので、高い負荷をPCにかける作業をするときは、部屋のエアコンを適切に調整したり、ノートPCクーラーを設置したりなどして対策すると良いと思います。

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メーカーサイトはこちら:Lesance NB S4533BD-SP icon