パナソニック、 インテル第12世代Core搭載のレッツノートFV3を発表

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パナソニックから、新シリーズのレッツノート「FV3」を含む2022年夏モデルが発売されました。

「FV3」は、2021年に発売された14インチの「FV1」のプロセッサーをインテル第12世代Coreプロセッサーにし、Web会議に便利な機能を追加した製品となっています。

以下、レッツノート LV3の特徴について、簡単に紹介します。

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レッツノート LV3の特徴

最新のインテル第12世代Coreを搭載

インテルの第12世代Coreプロセッサーが発表されてしばらく経ちますが、まだこのCPUを搭載したノートPCは少ないのが現状です。

インテルの第12世代Coreプロセッサーにはいくつか種類がありますが、レッツノート FV3で搭載されているのは、28Wの「Pシリーズ」で、その中でも高めの性能のCore i7-1270Pを搭載しています。

Pシリーズ(28W)の一覧
  i7-1280P i7-1270P i7-1260P i5-1250P i5-1240P i3-1220P
Pコア 6 4 2
Eコア 8
Pコア定格クロック 1.8GHz 2.2GHz 2.1GHz 1.7GHz 1.5GHz
Pコア最大クロック 4.8GHz 4.7GHz 4.4GHz
L3キャッシュ 24MB 18MB 12MB
GPU最大クロック 1.45GHz 1.4GHz 1.3GHz 1.1GHz
GPU実行ユニット 96 80 64
Base Power(PL1) 28W
Max Turbo Power(PL2) 64W

 

ダブルファンを搭載し、独自技術の「Maxperformer」によりCPUパフォーマンスが制御されるため、おそらくCore i7-1270Pの性能を十分に引き出したパフォーマンスが出ると思います。

 

下の表は28Wクラスの第11世代および第12世代Coreプロセッサーのベンチマークスコアです。Core i7-1270Pを計測したことはまだありませんが、下のCore i7-1260Pのスコアよりも、やや高い数値が出ると思われます。従来のCore i7-1165G7と比較すると、約2倍のスコアが出るのではないかと思われます。

CINEBENCH R23
Core i7-1280P 11801
Core i7-1270P ????
Core i7-1260P 9032
Core i5-1240P 8409
Core i7-1195G7 6594
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424

 

Web会議に便利な各種機能を搭載

レッツノート FV3では、「明るさ補正」、「背景ぼかし」、「顔位置自動補正」といったWeb会議をするときに便利な機能が追加されました。ソフト側でもある機能が多いですが、Web会議を多用する方は、やや便利になると思われます。

 

画面比3:2で、タッチパッドモデルも

レッツノート FV3は、従来通り、画面比が3:2であるのも特徴的です。文書作成などがやりやすいでしょう。なお、タッチパネル非搭載モデルとタッチパネル搭載モデルがあります。間違えないようにご購入下さい。クラムシェル型のノートPCに、タッチパネルは不要だと個人的には思います。

 

その他の特徴

その他の特徴としては、5G対応モデルや、LTE対応モデルがラインナップされています。パナソニックで提供している通信サービス「Wonderlink LTE」に加入すれば、レッツノートとの相性はばっちりで、安定して動作するでしょう。さらに、PCと同時に通信サービスに加入すれば、面倒なSIMの設定が終わった状態で、納品されます。

インターフェースが豊富なのも特徴です。Thunderbolt4、HDMIはもちろん、フルサイズのSDカードスロット、LAN、今となっては珍しVGAポートまであります。

また、バッテリーを自分で交換できるのも珍しいです。バッテリーがへたってきた場合、新しいバッテリーを購入すれば、自分で交換することが出来ます。

 

購入先

パナソニックから発表されたレッツノート FV3は、公式サイトPanasonic Store Plusで購入できますが、7月中旬に出荷となっているため、ご注意下さい。また、インテル第11世代Core搭載のFV1も混じっているので、購入時はお間違えのないように。

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