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NEC LaVie G タイプ Z(LaVie Z)2014年夏の実機レビュー(2)

更新日:2014年6月30日
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  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。

非常に静かなPCです。CPU負荷が100%近くになる作業をしても、ファン音は静かです。

ただし、(当然ですが)何も作業をしていないときでも、バックグラウンドでWindows Updateやウイルスチェックが走ったときは、動作音が上がります。




パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

一般的な温度です。




表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

エンコード時にキーボードの左側の温度がやや上がりますが、それほど気にはなりません。裏面は40℃を超すほど熱くなる部分があります。高い負荷をかけたときは膝の上にPCを置かないほうが良いでしょう。





消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。画面輝度は両PCとも、120cd/m2に設定しています。

消費電力は低めです。ただし、Core i7-4510U搭載PCのほうが、Core i5-4210U搭載PCよりも、やや消費電力が高かったです。




外観のチェック

ストームブラック

外観のチェックです。下図はストームブラックのカラーです。

底面にはマグネシウムとリチウムの合金を採用、パームレストおよび天板にはマグネシウムを採用しています。

指紋や皮脂も目立ちにくく、モバイルPCとして使いやすいです。なお、ストームブラックよりムーンシルバーのほうが、さらに指紋や皮脂が目立ちにくいです。

 

天板です。

 

底面です。

 

ヒンジの部分です。WQHD IGZO液晶モデルであれば、ヒンジも指紋や皮脂が目立ちにくい素材です。

液晶ベゼルとWebカメラです。

ACアダプターです。従来製品より厚みが出ましたが軽くなりました。コネクタは、NEC・レノボ共通の四角い形状をしています。

容量は45W(20V、2.25A)です。

側面の端子は下図の通りです。HDMIやメモリカードスロットは搭載されていますが、LANポート、VGAポートはありません。

 

液晶ディスプレイの傾けられる角度は下図の通りです。

 

ムーンシルバー

次に、ムーンシルバーのボディの外観画像を掲載します。

 

天板です。

 

底面です。

 

タッチパネル フルHD IPS液晶モデルの場合、ヒンジ部分は光沢となります。

タッチパネル フルHD IPS液晶モデルの場合、液晶ベゼル部分も光沢となります。

オプション製品

以下、オプション製品(別売り)となります。

まずは、外付けのDVDスーパーマルチドライブです。

 

下図は、USB-LAN変換アダプタです。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応です。

 

下図は、HDMI-VGA変換アダプタです。

 

まとめ

以上がLaVie G タイプ Z(LaVie Z)のレビューでした。

本製品は、WQHD IGZO液晶モデルと、タッチパネル フルHD IPS液晶モデルがありますが、両者は特徴が大きく異なります。

WQHD IGZO液晶モデルは、高精細な液晶を搭載し画像や文字を非常に綺麗に表示できます。重量も795gと軽量です。ただし、バッテリー駆動時間がやや短いです。

タッチパネル フルHD IPS液晶モデルは、タッチ可能な液晶を搭載し、ギラつきもなく見やすい液晶です。バッテリー駆動時間も長くなります。重量は964gとやや重くなりますが、他のモバイルノートPCと比較すると十分軽いです。

両モデルともキーピッチが浅く、軽いキーです。軽く打つようにすれば慣れると思いますが、もう少し、しっかりした押し応えのあるキーのほうが個人的には良かったです。

どちらが良いかは好みによりますが、筆者はタッチパネル フルHD IPS液晶モデルのほうが好きです。重量も1kgを切り、バッテリー駆動時間も比較的長く、液晶も見やすく、バランスの良い製品だと思います。WQHD IGZO液晶モデルは、外出先で電源が使える環境であれば問題ないですが、そうでなければ、モバイルノートPCとしてはバッテリー駆動時間が心配です。

詳細はこちら
メーカーサイト:LaVie G タイプ Z