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MSI、ビジネス向けノートPCの新ラインナップ Venture A14 AI+ A3HMを発表

MSIから、ビジネス向けノートPCの新ラインナップとして、VentureシリーズのVenture A14 AI+ A3HMが発表されました。
Ryzen AI 7 350を搭載し、Copilot+ PCに準拠した製品となっています。また、2.8Kの有機ELディスプレイを搭載し、表示にもこだわっています。
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製品の特徴
Ryzen AI 7 350を搭載したCopilot+ PC
Venture A14 AI+ A3HMは、MSIのビジネス向けノートPCに新しく追加されたVentureシリーズの新製品です。

製品名に「AI+」と入っていることからも分かるように、最近話題になっている、高めのAI性能を備えたプロセッサーを搭載し、Copilot+ PCの要件にも準拠しています。


Venture A14 AI+ A3HMが搭載するプロセッサーは、AMD Ryzen AI 7 350です。簡単な仕様は、下表の通りで、最新のZen 5世代のアーキテクチャーを採用しています。
AI処理専用のNPUの性能は、最大50TOPSです。ライバルとなりそうな、インテルのCore Ultra 7 258Vなどを少し超えるNPU性能となっています。
今後、アプリ側の対応が進めば、ローカル環境でAIを活用した作業を快適に行うことができるでしょう。
Ryzen AI 7 350 | |
コア / スレッド | 8 / 16 |
アーキテクチャ | Zen 5 x4 |
Zen 5c x4 | |
最大クロック | 5.0 GHz |
ベースクロック | 2.0 GHz |
キャッシュ | 24MB |
cTDP | 15-54W |
GPU | AMD Radeon 860M |
NPU | 最大 50 TOPS |
2.8Kの有機ELディスプレイ搭載
Venture A14 AI+ A3HMは、14型のQWXGA+(2880x1800ドット)有機ELディスプレイを搭載しています。DCI-P3相当と色域が広く、有機ELらしいメリハリのある美しい表示が可能です。画像・動画の表示や、ライトな編集にも活用できそうです。リフレッシュレートも120Hzと高いです。

シングルカラーバックライト付きキーボード
Venture A14 AI+ A3HMは、下図のようなキーボードを搭載しています(国内モデルは日本語キーボードです)。テンキーはない、シングルカラーバックライト付きのキーボードです。

ポート類の紹介
Venture A14 AI+ A3HMのポート類です。
USB3.2 Gen1 Type-A x2、USB3.2 Gen2 Type-C、HDMI、LANポートを備えています。LANポートもあり、ビジネス用途にも使いやすいポート構成となっています。

仕様の紹介
Venture A14 AI+ A3HMGの簡単な仕様は、下表の通りです。
75Whと大きめの容量のバッテリーを搭載しています。ただし、質量は約1.7kgと、14型ノートPCとしてはやや重めです。車などでの移動であれば問題ありませんが、日常的に持ち歩いて使うモバイルノートPCとしては、少し重く感じるかもしれません。
なお、メモリはスロットメモリで、最大合計96GB対応となっています。Core Ultra 200Vシリーズを搭載する機種ではできない、メモリの交換が可能なことがメリットの一つだと思います。
Venture-A14-AI+A3HMG-1055JP | |
OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen AI 7 350 |
GPU | AMD Radeon 860M (CPU内蔵) |
メモリ | 32GB (16GB x2) DDR5 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
ディスプレイ | 14.0インチ 16:10 2880x1800 光沢 120Hz |
質量 | 約1.7kg |
バッテリー | 75Wh 動画再生時:最大約6時間 アイドル時:最大約14時間 |
サイズ [mm] | 約 315.6×235.5×21.6 |
購入先
今回MSIから発表された、Venture A14 AI+ A3HMGは、家電量販店や、パソコンショップアークなどにおいて、2025年4月10日(木)より順次販売開始予定となっています。
製品の詳細については、下記の公式サイトでチェックすることができます。
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パソコンメーカーや家電量販店などのパソコン訪問サポートの仕事に従事。2018年頃からthe比較の記事執筆に参加。

the比較運営者。以前は、システムインテグレーターの企業にて、PCサーバーの設計・構築を担当。毎年約150台のパソコンの実機をレビュー。
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