クリエイター向けモバイルノートPC、DAIV Z4-I7I01SR-B(Core Ultra 2)の特徴を解説

更新日:

マウスコンピューターより、クリエイター向けのモバイルノートPC「DAIV Z4-I7I01SR-B」が発売されました。現場で、画像・動画の確認や、簡単な編集などを行いたい、フォトグラファーや、ウェブデザイナーの方によさそうな製品です。高めの性能を備えつつ、バッテリー駆動時間が長めなのがポイントです。

ここでは、「DAIV Z4-I7I01SR-B」の特徴を簡単に解説します。

公式サイトはこちら

 

製品の特徴

DAIV Z4-I7I01SR-Bの仕様

DAIV Z4-I7I01SR-Bは、クリエイター向けのモバイルノートPCです。外部GPUは搭載していないので、写真・動画の確認や、外出先でのライトな編集作業などに適した機種となっています。

 

簡単な仕様は、下表の通りです。

質量が約1.12kgと軽いので、容易に持ち運ぶことができ、移動先でも高めの性能を生かしてサクサク作業を行うことができるでしょう。

Wi-Fi 7(最大5.7Gbps)に対応しているので、作業スペースに戻って、NASに高速でデータ保存するということもできそうです(環境による)。

DAIV Z4-I7I01SR-Bの仕様
  仕様
CPU Core Ultra 7 255H
メモリ 16GB / 32GB / 64GB
SSD PCIe Gen4 SSD
(SSD x2 選択可)
ディスプレイ 14型 1920x1200 非光沢
無線 Wi-Fi 7(最大5.7Gbps)
バッテリー 動画再生:約12.5時間
アイドル:約29.5時間
質量 約1.12kg
価格[税込] 19万円台~

 

高めの性能・長めのバッテリー駆動時間

DAIV Z4-I7I01SR-Bは、インテルのCore Ultra 7 255Hを搭載しています(別のPCではありますが、Core Ultra 7 255Hのベンチマーク結果などをまとめていますので、こちらのページもご確認ください)。

簡単に言うと、高性能ノートPC向けのプロセッサーで、一般的なノートPCよりも、処理性能と、内蔵グラフィックスの性能が高いCPUです。写真のRAW現像や、FHD動画の編集・書き出しなどを快適に行うことができるでしょう。画質を調整することで、軽いゲームで遊ぶこともできるぐらいの性能を備えています。

しかも、高性能CPUの割に、省電力性能も高く、バッテリー駆動時間が長めなのがポイントです。ロングバッテリー駆動に関しては、Ryzen AI 9 365を搭載した兄弟機種の「DAIV Z4-A9A01SR-B」よりも、本機器の方が有利だと重います。バッテリー駆動時間を重視する方は、こちらを選ぶといいでしょう。

なお、AI処理用のNPUも内蔵していますが、最大13 TOPSと、NPU性能は高くはありません。

 

色域広めのディスプレイ

DAIV Z4-I7I01SR-Bのディスプレイは、14型のWUXGA(1920x1200ドット)液晶です。持ち運びがしやすく、作業もしやすいサイズです。

色域の広さは、sRGB比100%となっており、オリジナルに近い、色鮮やかな表示が可能です。ウェブコンテンツ用の画像・動画の編集などに適したディスプレイだと思います。

 

メモリ・ストレージのカスタマイズが可能

DAIV Z4-I7I01SR-Bは、購入時にメモリやストレージ構成をカスタマイズすることができます。

メモリは最大64GB、ストレージは、デュアルSSDを選ぶことができます。ただし、選ぶことができるSSDの種類は多くありませんでした(今後、選択肢が増える可能性はあります)。

なお、メモリはスロットメモリですし、ストレージ用のM.2スロットが2つあるはずなので、購入後にメモリやストレージをセルフカスタマイズすることもできるでしょう(自己責任です)。

 

キーボード

DAIV Z4-I7I01SR-Bのキーボードを紹介します。

サイズ(仕様値)は、キーピッチ:約19.05mm、キーストローク:約1.3mmです。主要なキーのサイズが揃っていますし、「半角/全角」キーや、「Enter」キーなども押しやすそうな大きさです。

また、ホワイトLEDも付いています。

ただし、「Enter」キーが左端ではなく、もう一列キーが配置されています。この部分が少し気になる方がおられるかもしれません。

 

ポート類の紹介

DAIV Z4-I7I01SR-Bのポート構成は、下図のようになっています。

フルサイズのSDカードリーダーがあるので、カメラで撮影したデータをSDカード経由ですぐに取り込むことができます。また、有線LANポートがあるので、自宅やオフィスでは、安定した通信環境で作業をすることが可能です。

その他、フルサイズのUSB3.0ポートが3つ、Thunderbolt 4ポート(PowerDelivery、DisplayPort対応)と、USB3.1 Type-Cポート(PowerDelivery、DisplayPort対応)、HDMI出力端子を備えており、十分なポート構成です。

 

購入先

DAIV Z4-I7I01SR-Bは、以下のマウスコンピューター公式サイトで販売中です。

なお、後日、実機でレビュー予定です。

公式サイトはこちら

 

関連ページ