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G TUNE P5シリーズの実機レビュー - 売れ筋スペックのゲーミングノート

更新日:
Legion5i-Gen10の写真
CPU Core i7-13620H
GPU RTX 5060 Laptop
RTX 5070 Laptop
メモリ 16GB ~
ストレージ 500GB ~
画面サイズ 15.6インチ 16:9
画面種類 2560x1440 165Hz
質量 約2.19kg
バッテリー 53.35Wh
価格 20万円台~ (RTX5060)
これで間違いなし!売れ筋スペック

G TUNE P5シリーズは、ゲームがしやすい売れ筋スペックのゲーミングノートPCです。

グラフィックスには、人気のGeForce RTX 5060 LaptopまたはGeForce RTX 5070 Laptopを搭載。

ディスプレイは、ゲームがしやすい16:9比率のWQHD解像度です。165Hzの高リフレッシュレートにも対応し、色域もそこそこ広くゲームが快適です。

GeForce RTX 5060 Laptop搭載モデルであれば、3年保証が付いて20万円台からとなっており、個人的にはコスパもまずまずだと思います。

公式販売サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成(G TUNE P5-I7G60WT-C)

Core i7-13620H、GeForce RTX 5060、16GBメモリ

 

目次

お忙しい方は、「G TUNE P5の特徴」のみお読みください。

 

G TUNE P5の特徴

3つのカラー

G TUNE P5は、レッド、ホワイト、ブラックの3色のラインナップがあり、好きなカラーを選ぶことができます。レッドについては、9月25日に登場したばかりのカラーで、自分専用カラーっぽくってかっこいいです。

3つのカラー

 

目を惹くホワイトボディ

今回は、ホワイトボディの「G TUNE P5-I7G60WT-C」をレビューしており、オシャレで美しい外観だと個人的には思います。

明るさは控えめですが、ゲーミングらしさを際立たせるキーボードバックライトも搭載し、オフにすれば普段使いにも使用できる外観です。また、白いので指紋跡も目立ちません。

ボディの質感も良く、パームレスト部はマットな感じで高級感もあります。

一際目を惹くホワイトボディ

 

ゲームがしやすい売れ筋のスペック

本製品のグラフィックスは、GeForce RTX 5060 LaptopまたはRTX 5070 Laptopを搭載しており、ゲーミングノートの中では売れ筋のスペックです。

今回、実際にミドルクラスのGeForce RTX 5060 Laptopを搭載したモデルでゲームをプレイしてみましたが、モンハンワイルズなどの負荷が非常に重いゲームから、フォートナイトやAPEXなどの競技性の高いタイトルまで、幅広く快適にプレイできました。

また、ディスプレイは、画面比が16:9となっています。最近のノートは16:10の画面比が増えてきましたが、ゲームは16:9で作りこまれていることが多いので、ゲームが主な用途なら、16:9のほうがゲームがしやすいです。

ゲームがしやすいスタンダードなスペック

 

標準で付いてくる3年保証

他社では通常1年ですが、マウスコンピューターの製品は、3年の保証が標準で付いてくるのも嬉しいです。

さらに、24時間365日の電話サポートも標準で付いてくるので、日中家にいない人でも安心です。夜中でも電話をしてサポートを受けることが出来ます。

3年保証および24時間365日電話サポートが標準で付いてくる

 

空きのM.2 SSDスロットあり

G TUNE P5は、購入時のカスタマイズ画面でSSDの容量を最大8TBに変更することが可能です。さらに、追加のSSDも選択することができます。

底面カバーを自分で開けられる方なら、自分でSSDを増設することも可能です。なお、パーツの増設・交換についてのトラブルは、メーカーも当サイトも保証はできませんのでご了承下さい。

空きのM.2スロット

 

動画レビュー

製品の概要をまとめた動画も作成しました。こちらもご覧下さい。

 

各用途の快適度

G TUNE P5の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
高いスペックで、ディスプレイも見やすく快適です。
動画鑑賞 高解像度、色域も広めで、動画鑑賞も快適です。
RAW現像
画像編集
100% Adobe RGBの色域はありませんが、外部GPUも備わっており、画像編集系の作業も快適です。
動画編集 独立グラフィックスを搭載し、動画編集も快適です。
ゲーム RTX 5060に、高リフレッシュレートディスプレイを搭載し、ゲームも快適です。

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイは、15.6型、16:9比率の2560x1440ドット、165Hzの高リフレッシュレートに対応しています。色域も100% sRGBクラスなので、ゲームだけでなく画像・動画編集などにも適しているでしょう。

詳しい特性は、下のタブをクリックしてご覧下さい。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトで計測したsRGBカバー率は98.0%と広めの色域です。最大輝度は、当サイトの計測では313cd/m2と普通です。

  カバー率
sRGBカバー率 98%
DCI-P3カバー率 82%
Adobe RGBカバー率 76%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、明部になるにつれて、青と緑色がやや強めに発色していることが分かりますが、そこまで気にはならないでしょう。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角も広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、画面への映り込みは抑えられています。ギラつきもほとんど感じません。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)はありませんでした。

フリッカーの有無
PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、165Hz時で、2フレーム前くらいまで残像がありました。

普通のノートPCは、60Hzで2フレーム前くらいまでの残像だったので、本製品の残像は少ないと言えます。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

メーカーの仕様表を確認すると、横方向のキーピッチは約19mm、キーストロークは約1.8mmとなっています。縦方向のキーピッチは書かれていませんが、計測してみたところ約18.5mmでした。やや深めのキーストロークで、しっかり押し込むことができます。キートップはフラットです。

主要なキーのサイズはほぼ揃っており、キー配置にも目立ったクセはありません。普通の打ちやすさのキーボードだと思います。ただ、矢印キーは独立していますが、サイズが小さいです。

キーの表面がツルツルしていて触れ心地が良く、気持ちよくタイピングができると思います。

テンキーは、やや変則的な配置の3列テンキーですが、テンキーなしの場合よりも数字の入力がしやすいです。

タッチパッドの使いやすさや、クリックボタンの押しやすさは普通です。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードバックライトは15色しかなく、点灯パターンなど細かいRGB設定はできません。明るさは、他製品のゲーミングノートと比べると控えめです。

キーボードバックライトのカスタマイズ
キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

電源モード

G TUNE P5は、「Control Center」アプリのパワーセッティングの項目で、動作モードを変更することができます。

ここでは、デフォルトの「バランスモード」と、高いパフォーマンスが出る「パフォーマンスモード」で計測した結果を掲載します。

動作モード

 

 

CPU

CPUには、インテル第13世代のCore i7-13620Hを搭載しています。旧世代のCPUなので、性能はそこまで高くありません。もう少し高い性能のCPUであれば良かったとは思いますが、RTX 5060 Laptopくらいのグラボとの組み合わせであれば、大体のゲームは、このくらいの性能があれば大丈夫だと思われます。

ただ、デフォルトの「バランスモード」 だと大分スコアが下がるので、ゲームをするときは「パフォーマンス」モードにするといいでしょう。

CINEBENCH 2024
Core i7-13620H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core Ultra 9 275HX 2202
Ryzen 9 9955HX3D 2055
Core i9-14900HX 1748
Core Ultra 7 255HX 1662
Ryzen AI Max+ 395 1565
Core i7-14700HX 1357
Ryzen AI 9 HX 375 1305
Ryzen AI 9 HX 370 1226
Core i7-14650HX 1170
Core i7-14650HX 1170
Core i7-13650HX 1067
Ryzen 9 8945HS 919
Ryzen 7 8845HS 919
Core i7-13620H 918 [パフォーマンス]
636 [バランス]
Ryzen AI 7 350 888
Core i5-13450HX 886
Core 7 240H 858
Core Ultra 7 255H 834
Ryzen 7 250 831
Core Ultra 7 155H 825
Ryzen 7 8840HS 785
Core Ultra 5 125H 669
Ryzen AI 5 340 608
Core Ultra 7 258V 603
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core Ultra 9 275HX 137
Core Ultra 7 255HX 130
Ryzen 9 9955HX3D 130
Core i9-14900HX 128
Core Ultra 7 255H 126
Core i7-14700HX 123
Core Ultra 7 258V 121
Ryzen AI 9 HX 375 120
Core i7-14650HX 117
Ryzen AI 7 350 116
Ryzen AI Max+ 395 116
Ryzen AI 9 HX 370 115
Core 7 240H 112
Core i7-13620H 112 [パフォーマンス]
110 [バランス]
Ryzen AI 5 340 111
Ryzen 7 260 106
Ryzen 9 8945HS 106
Ryzen 7 250 104
Core Ultra 7 155H 103
Core i5-13450HX 101
Ryzen 7 8845HS 101
Core Ultra 5 125H 101
Ryzen 7 8840HS 98
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

グラフィックス

今回、グラフィックスには、GeForce RTX 5060 Laptopを搭載しています。最大グラフィックスパワーは115Wに設定されていました。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 5060 Laptopの情報は次の通りです。なお、動作モードによるクロック数などの変化はありませんでした。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

3DMarkのスコアは下の通りです。パフォーマンスモードにすることで高いスコアが出ています。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 5060 Laptop GPU
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 5090 Laptop 175W 24493
RTX 5080 Laptop 175W 23146
RTX 4090 Laptop 175W 21897
RTX 5080 Laptop 175W 20825
RTX 4080 Laptop 175W 18822
RTX 5070 Ti Laptop 140W 17394
RTX 5070 Ti Laptop 120W 15341
RTX 5070 Laptop 115W 13737
RTX 4070 Laptop 140W 12910
RTX 5070 Laptop 85W 11970
RTX 5060 Laptop 115W 11949 [パフォーマンス]
10667 [バランス]
RTX 4060 Laptop 140W 10665
RTX 5050 Laptop 110W 9923
RTX 4060 Laptop 65W 8829
RTX 4050 Laptop 105W 8469
RTX 3050 Ti Laptop 95W 6063
RTX 3050 Laptop 75W 5102
 :本製品で選択できるグラフィックス(ただし、RTX 5050の最大グラフィックスパワーは不明)
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
3DMark Steel Nomad
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 5060 Laptop GPU
他のグラフィックスとの比較
RTX 5090 Laptop 175W 5898
RTX 5080 Laptop 175W 5509
RTX 4090 Laptop 175W 4919
RTX 5080 Laptop 175W 4754
RTX 5070 Ti Laptop 140W 3987
RTX 5070 Ti Laptop 120W 3525
RTX 5070 Laptop 115W 2756
RTX 5060 Laptop 115W 2720 [パフォーマンス]
2344 [バランス]
RTX 4070 Laptop 140W 2714
RTX 5070 Laptop 85W 2467
RTX 4060 Laptop 140W 2339
RTX 5050 Laptop 110W 2258
RTX 4050 Laptop 140W 1879
RTX 4050 Laptop 50W 1466
RTX 3050 Laptop 95W 1178
 :本製品で選択できるグラフィックス(ただし、RTX 5050の最大グラフィックスパワーは不明)
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

ストレージ

ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しており、まずまずの速度が出ています。カスタマイズでは、最大8TBの大容量のストレージに変更することができます。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
500GB PCIe Gen4 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7300
5472
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

Core i7-13620H、GeForce RTX 5060 Laptopモデルで計測したゲームの平均フレームレートはこちらです。

負荷が重いゲームや最新のゲームではある程度画質設定を落とす必要がありますが、1920x1080解像度であれば、ほとんどのゲームが快適に動作する性能です。

さらに、DLSSやフレーム生成を活用することで、フレームレートを底上げすることができます。ただし、CPU性能がそれほど高くないため、タイトルによってはボトルネックになり、フレームレートが伸び悩むシーンも見られました。

ARKアイコン
劇的に重い部類のゲーム
METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER
解像度 品質 平均fps
1920x1080 60 fps(最大)
60 fps(最大)
最高 54 fps
2560x1440 60 fps(最大)
55 fps
最高 44 fps
※DLSS : バランス、ボルシャヤ・パスト中継基地で計測

1920x1080解像度、DLSSをバランス、高設定であれば快適に遊べるでしょう。

ARKアイコン
劇的に重い部類のゲーム
ARK: Survival Ascended
解像度 品質 平均fps
1920x1080 120 fps
ノーマル 88 fps
65 fps
2560x1440 94 fps
ノーマル 65 fps
47 fps
DLSS : バランス、フレーム生成 : 2xで計測

1920x1080解像度、DLSSをバランス、フレーム生成有効でノーマル設定であれば快適に遊べるでしょう。

ARKアイコン
重い部類のゲーム
モンスターハンターワイルズ
解像度 品質 フレーム生成OFF フレーム生成ON
1920x1080 最低 85 fps 141 fps
77 fps 122 fps
70 fps 110 fps
ウルトラ 54 fps 73 fps
2560x1440 最低 81 fps 131 fps
70 fps 107 fps
61 fps 92 fps
ウルトラ 46 fps 57 fps

1920x1080解像度、中設定、フレーム生成を有効にすることで、高いフレームレートで快適にプレイすることが可能です。

アイコン
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度 品質 フレーム生成 OFF フレーム生成 4x
1920x1080 138 fps 349 fps
ウルトラ 98 fps 237 fps
レイトレ:オーバードライブ 36 fps 120 fps
2560x1440 120 fps 222 fps
ウルトラ 66 fps 159 fps
レイトレ:オーバードライブ 29 fps 46 fps

レイトレーシング:オーバードライブだと厳しいですが、ウルトラ設定であれば2560x1440解像度でも60 fpsを超えています。さらに、マルチフレーム生成を有効にすることで大幅にフレームレートを向上させることができます。

アイコン
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 178 fps
高品質 117 fps
2560x1440 軽量品質 135 fps
高品質 87 fps
アイコン
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 167 fps
高(ノート) 160 fps
最高品質 125 fps
2560x1440 標準(ノート) 125 fps
高(ノート) 118 fps
最高品質 85 fps
アイコン
中程度の重さのゲーム
フォートナイト
DirectX 12
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 191 fps (1% Low: 86 fps)
中設定 153 fps
最高設定 41 fps
2560x1440 低設定 119 fps
中設定 97 fps
最高設定 28 fps
※アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR低
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
パフォーマンス - 低グラフィック忠実度
解像度 その他設定 平均fps
1920x1080 3D解像度:100%
描画距離:最高
メッシュ:低
286 fps (1% Low: 115 fps)
2560x1440 225 fps
※バトルロワイヤル ソロで計測
アイコン
軽い部類のゲーム
Apex Legends
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 282 fps
高設定 205 fps
2560x1440 低設定 168 fps
高設定 135 fps
※トレーニングモードで計測
アイコン
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均fps
1920x1080 非常に低い 287 fps
ウルトラ 219 fps
2560x1440 非常に低い 254 fps
ウルトラ 157 fps

 

クリエイターソフトの処理時間

次に、クリエイターソフトを使って、重い処理を実行したときにかかった時間を掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Lightroomのイメージ画像

まずまずの書き出し時間です。

Core Ultra 9 275HX
RTX 5090(175W)
17秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 9 275HX
RTX 5080(175W)
19秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen 9 9955HX3D
RTX 5070 Ti (140W)
20秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 9 275HX
RTX 5060 (115W)
30秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-14900HX 39秒
Core i7-14700HX
RTX 5060 (115W)
40秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-14650HX
RTX 5060 (115W)
42秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-14650HX
RTX 5070 (115W)
46秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen AI 7 350
RTX 5070 (105W)
46秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen AI 7 350
RTX 5070 (85W)
47秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13620H
RTX 5060 (115W)
49秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen AI 9 HX 375 49秒
Ryzen AI 9 HX 370 57秒
Ryzen 7 250
RTX 5060 (115W)
63秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 7 258V 73秒
Core Ultra 5 125H 75秒
Ryzen 7 8845HS 77秒
Ryzen 7 8840U 87秒
Ryzen 5 8540U 102秒
Core Ultra 5 125U 103秒
Core i5-1335U 128秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Proによる書き出し時間
Premiere Proのイメージ画像

Adobe Premiere Proでは、そこそこの書き出し時間でした。

4K動画の書き出し
Core Ultra 9 275HX
RTX 5090 (175W)
2分26秒
Core Ultra 9 275HX
RTX 5080 (175W)
2分26秒
Ryzen AI 9 HX 375
RTX 5080 (175W)
2分29秒
Core i7-14700HX
RTX 5060 (115W)
2分50秒
Ryzen AI 9 HX 370
RTX 5070 Ti (120W)
2分54秒
Core i7-13620H
RTX 5060 (115W)
3分00秒
Core i7-14650HX
RTX 5060 (115W)
3分03秒
Core i7-14650HX
RTX 5070 (115W)
3分09秒
Ryzen AI 7 350
RTX 5070 (105W)
3分14秒
Core Ultra 9 275HX
RTX 5060 (115W)
3分15秒
Ryzen 7 260
RTX 5050 (110W)
3分18秒
Ryzen 7 7435HS
RTX 4050 (140W)
4分15秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
TMPGEnc Video Mastering Works 8 によるエンコード時間
TMPGEncのイメージ画像
ソフトウェアエンコード
Core Ultra 9 275HX 1分37秒
Core Ultra 7 255HX 2分02秒
Core i7-14700HX 2分25秒
Core i9-14900HX 2分28秒
Core i7-14650HX 2分46秒
Ryzen AI 9 HX 370 2分53秒
Core Ultra 9 285H 3分00秒
Ryzen AI 9 365 3分12秒
Ryzen 7 260 3分19秒
Core i7-13620H 3分30秒
Core Ultra 7 258V 8分32秒
ハードウェアエンコード
Ryzen AI 9 365 41秒 (AMD Media SDK)
Core i7-14700HX
RTX 5060 (115W)
44秒 (NVENC)
Core i7-14650HX
RTX 5070 (115W)
44秒 (NVENC)
Core i7-13620H
RTX 5060 (115W)
45秒 (NVENC)
Core Ultra 7 258V 1分19秒 (Intel oneVPL Hardware)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmarkによるレンダリング時間
GeForce RTX 5060 Laptopで実行
Blender Benchmark Score
RTX 5090 Laptop 175W 8408
RTX 4090 Laptop 150W 8067
RTX 5080 Laptop 175W 7160
RTX 4080 Laptop 175W 6072
RTX 5070 Ti Laptop 140W 5467
RTX 5070 Ti Laptop 120W 4592
RTX 5070 Laptop 115W 4152
RTX 4070 Laptop 110W 3908
RTX 4060 Laptop 100W 3636
RTX 5060 Laptop 115W 3556
RTX 4050 Laptop 105W 2775
RTX 3050 Laptop 95W 1151

 

質量のチェック

質量のチェックです。

当サイトによる実測値は以下の通りで、15.6型のゲーミングノートとしては、普通の重さです。ACアダプターは軽いです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.197kg
ACアダプター 428g

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。なお、今回搭載しているCore i7-13620Hのベースパワーは、45Wです。

バランスモードでは、動作安定時のCPU電力は約39W前後で推移し、CPU温度は75℃付近と問題ない温度です。

パフォーマンスモードでは、変動がありますが、概ね70~80W台と、高いCPUになります。ただし、CPU温度は90℃台と高い温度です。

  • バランスモード
  • パフォーマンスモード
CPU電力&CPU温度
CPU電力&CPU温度

 

FF15ベンチ実行時の温度

FF15ベンチマーク実行時のCPU温度、GPU温度については、バランスモードはもちろん、パフォーマンスモードでも問題ない範囲でした。

  • バランスモード
  • パフォーマンスモード
CPU温度&GPU温度
CPU温度&GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は静かです。ゲーム時は、バランスモードでもややうるさいですが、パフォーマンスモードだとかなりうるさく感じます。

騒音値
  騒音値
アイドル時 約24dB
FF15ベンチ時 (バランス) 約49dB
FF15ベンチ時 (パフォーマンス) 約54dB
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
【PCの状態】
アイドル時:アイドル時
FF15ベンチ時:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。

ゲーム中は、キーボード面の中央辺りの表面温度が高めです。ただ、WASDキーの辺りはそれほど高い温度になっておらず、パームレスト部の温度もほとんど変化していません。ゲーム中の表面温度は、個人的には、それほど気になりませんでした。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご覧下さい。

ゲーミングノートなので、消費電力はそれなりにあります。

消費電力
  騒音値
アイドル時 約13W
FF15ベンチ時 (バランス) 約158W
FF15ベンチ時 (パフォーマンス) 約194W
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
【PCの状態】
アイドル時:アイドル時
FF15ベンチ時:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

外観のチェック

外観のチェックです。

ホワイトボディを採用しており、シンプルでオシャレな外観です。指紋も目立ちません。

 

天板には新生ブランド「G TUNE」の新ロゴが入っています。

 

ボディの高さは26.3mmと、ゲーミングノートとしては普通の厚みです。

 

スピーカーは底面に配置されています。ややこもった感じがしますが、最大音量は大きく、音質は普通です。ノートPC基準で10点満点で5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

 

ディスプレイ上部に約200万画素のWebカメラを搭載しています。カメラを物理的に隠すプライバシーシャッターも搭載しています。

 

側面、背面のインターフェイスです。右側面には給電対応のUSB3.1 (10Gbps) Type-A、画面出力対応のUSB3.1 (10Gbps) Type-Cがあります。左側面にはヘッドホン、USB2.0、USB3.0 (5Gbps) Type-Aがあります。背面にはLAN、電源コネクタ、HDMI、Mini DisplayPortがあります。

LANや電源コネクタ、映像出力など、普段頻繁に抜き差ししないものは背面に集中しており、側面のUSBポートは排熱口に当たらない位置になっており、使いやすい配置だと思います。

 

ヒンジは下図の角度まで開くことができます。

 

底面は吸気口が多く設けられています。底面から吸気します。

 

底面カバーを外したときの画像です。

冷却ファンは2つ、ヒートパイプは3本で、側面と背面の4方向から排気しています。

 

メモリスロットは2つで交換可能です。

 

ストレージには、Type 2280のM.2 SSDを搭載しています。 

 

右下に空きのM.2スロットがあります。

 

底面カバーには空きのスロット分までヒートシンクがありました。

 

ACアダプターの容量は180Wで、小型で持ち運びしやすいです。

 

まとめ

以上が、G TUNE P5シリーズのレビューです。

3種類のカラーラインナップですが、今回は流行りのホワイトのモデルで、清潔感があり、オシャレな外観でした。

多くのゲームが快適にできる人気のグラフィックスに、16:9比率のディスプレイを搭載し、ゲームがしやすいです。

メモリやSSDをカスタマイズして購入することも可能です。 

今回、ミドルクラスのRTX 5060 Laptopを搭載したモデルをレビューしましたが、モンハンワイルズなどの負荷が重いゲームでは、中設定くらいであれば、フレーム生成を有効にすることで、高いフレームレートで快適にプレイすることができます。フォートナイトやAPEXなどの競技性の高いゲームでは、高リフレッシュレートを活かした滑らかな映像で優位にプレイすることができます。

価格も、GeForce RTX 5060 Laptop搭載モデルであれば、3年保証が付いて209,800円からと、個人的にはコスパも高いと思います。

 

 

売れ筋スペックのゲーミングノート

G TUNE P5シリーズ

特徴

  • レッド、ホワイト、ブラックの3色展開
  • 16:9で、色域も広めのディスプレイ
  • メモリやSSDのカスタマイズが可能

こんなあなたに

  • 白や赤のゲーミングノートが欲しい方
  • 売れ筋のスペックのゲーミングノートが欲しい方
  • 価格20万円台~

 

 

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