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マウスコンピューター G-Tune P5-AFの実機レビュー
CPU | Core i5-11400H |
---|---|
GPU | GeForce GTX 1650 |
メモリ | 16GB~64GB |
ストレージ | 256GB ~ 1TB PCIe SSD 1TB ~ 2TB HDD |
液晶サイズ | 15.6インチ |
液晶種類 | FHD 60Hz 非光沢 |
質量 | 約2.02kg |
バッテリー | 約6.5時間 (49Wh) |
価格[税込] | 11万円台~ |
G-Tune P5-AFは、Core i5-11400HにGeForce GTX 1650を搭載したエントリークラスのゲーミングノートです。
11万円台(約12万円)と価格が非常に安い点が特徴です。
ゲーミングノートPCとしては低めのスペックですが、重くないゲームタイトルであれば、グラフィック品質設定を下げることで、ある程度快適にゲームができるでしょう。
グラフィック品質はあまりこだわらず、たまにゲームができればいいという方に適したゲーミングノートです。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core i5-11400H、16GBメモリ、GeForce GTX 1650
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目次
お忙しい方は、「G-Tune P5-AFの特徴」のみお読みください。
G-Tune P5-AFの特徴
グラフィックスはエントリークラス性能
G-Tune P5-AFは、エントリークラスのGeForce GTX 1650が搭載されています。Forza Horizon 5やFF15などの重いゲームは、グラフィック品質設定を最低ラインまで落とさないと動かすのは厳しいですが、APEX、フォートナイト、MHRなどのそこまで重くないゲームなら、グラフィック品質設定を中程度にすることで、やや高めのフレームレートが出ます。ガチ勢にはおすすめしませんが、画質はそこまで求めず、カジュアルにゲームをする程度の方であれば、本製品でもいいと思います。
価格が安い
円安の影響もあり、ゲーミングノートPCの価格が高騰していますが、G-Tune P5-AFは、約12万円で購入することが出来ます。そこまで真剣にゲームするわけではないので、できるだけ安く購入したい方におすすめです。毎日ゲームをする方や、プロを目指しているなら、もう少しCPU/GPU性能が高く、高リフレッシュレートに対応した製品のほうがいいと思います。
メモリとSSDのカスタマイズができる
最近ではモデル販売のみでカスタマイズできるゲーミングPCが減ってきていますが、本製品はメモリとSSD容量をカスタマイズすることができます。
メモリは最大64GB、SSDは最大2TBと容量も多く、十分な容量を選択することができます。
2.5インチベイもあり
G-Tune P5-AFのストレージ容量は、標準では256GBです。システムとゲームをインストールするとなると、やや物足りない容量ですが、上記のSSDに加えてさらに最大2TBのHDDを追加することができます。大容量ストレージが必要な方は、HDDも追加しておくといいでしょう。
ただし、カスタマイズだとHDDしか選択できず、これだと速度が遅いです。自己責任とはなりますが、2.5インチSSDを別途購入して増設するのもいいと思います。
コストを抑えている部分
G-Tune P5-AFは価格が安い代りに、ディスプレイの品質が高くありません。多くのゲーミングノートは、144Hzなどの高リフレッシュレートに対応しているケースが多いですが、本製品は一般的なノートPCと同じ60Hzです。また残像も多めです。FPS/TPSなどのゲームにおいて、敵の発見がわずかに遅れたり、エイムが合わせにくかったりします。色域も狭いので、画像編集などの用途にもあまり向いていません。
また、スピーカーの音質があまりよくないので、ヘッドホンの着用をおすすめします。
各用途の快適度
G-Tune P5-AFの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧 Office作業 |
◎ | 十分なスペックです。ストレスなく、サクサク動くでしょう。 |
---|---|---|
オンライン会議 | ○ | 高品質ではありませんが、Webカメラ、スピーカー、マイクは付いているので、オンライン会議をすることが出来ます。 |
動画鑑賞 | △~○ | スペック面は問題ありませんが、スピーカー音がイマイチで、液晶の色鮮やかさが少し物足りないです。 |
RAW現像 画像編集 |
△~○ | CPUおよびGPU性能は問題ありませんが、ディスプレイの色域が低めなので画像編集向きではありません。ただし、外部モニターに接続すれば、この用途でも使用できます。 |
動画編集 | ○ | GeForce GTX 1650を搭載しており、FHD動画の編集なら問題なくできるでしょう。簡単な編集なら4K動画の編集もできます。ただし、液晶の色域が狭いので、色の調整には適していません。また、スピーカーがそこまで良くないので、音声が他のPCから聴いた時とはやや異なる感じに聞こえるかもしれません。 |
ゲーム | ○ | エントリークラスのGTX 1650を搭載しており、軽いゲームなら快適に動作します。重めのゲームはかなりグラフィック品質を落とす必要があります。また、高リフレッシュレート液晶ではありません。 |
ディスプレイのチェック
G-Tune P5-AFのディスプレイの詳細なチェックです。
本製品の液晶は、FHD 60Hzとなっています。色域が狭いので画像編集には向きませんが、ゲームをする分にはそれほど気になりません。視野角は広く、非光沢液晶で映り込みも少ないです。なお、最大輝度は、当サイトの計測では277cd/m2とやや低めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。
- 色域
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
遅延
キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約55msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延はやや少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。
残像
「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、60Hzのディスプレイで2フレーム前くらいまで残像がありました。普通のノートPCは、60Hzのディスプレイで2フレーム前くらいまでの残像がありましたので、普通の残像感だと思います。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
実測で、キーピッチは約19mm、キーストロークは約1.8mmで、標準的な数値です。キートップはほぼフラットですが、底付きの衝撃は低減されており、比較的押しやすいと思います。普通にタイピングできます。
テンキーは、3列なので、4列のものとは「+」などの位置が異なっており、使いにくいです。
LEDバックライトが搭載されています。単色のみで発光パターンもありませんが、色の変更はできます。
パフォーマンスのチェック
動作モード
G-Tune P5-AFは、プリインストールされている管理ツール「CONTROL CENTER」から、動作モードを変更することができます。ここでは、デフォルトの「バランス」と、最もパフォーマンスが出る「パフォーマンス」で各種ベンチマークを計測しています。
CPU
プロセッサーにはCore i5-11400Hを搭載しています。Hシリーズとは言え1世代前のCore i5なので、性能はそこまで高いわけではありません。ただ、グラフィックスはGeForce GTX 1650と低めの性能なので、ゲームをするにあたって、CPUがボトルネックになることは少ないと思います。
~ CPU性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。
メモリ
メモリはDDR4-3200を搭載しています。速度は普通です。初期構成で16GBあるのは嬉しいです。なお、購入時のカスタマイズで最大64GBまで搭載することができます。
~メモリ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません
グラフィックス
グラフィックスにはエントリークラスのGeForce GTX 1650を搭載しており、性能は低めです。「バランスモード」と「パフォーマンスモード」では、スコアにそれほど差はありませんでした。
~ グラフィックス性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
GPU-Zで確認したGeForce GTX 1650の情報は次の通りです。ブーストクロックなど標準的な数値です。なお、動作モードを変更しても、GPUクロックに変化はありませんでした。
ストレージ
ストレージには、512GBのPCIe SSDを搭載しています。なお、購入時のカスタマイズで最大2TBまで増やすことができます。さらに、追加で最大2TBのHDDを搭載することができます。ただし、PCIe Gen4 SSDは選択できません。
~ ストレージ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SDカードスロット
フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。速度は普通です。
ゲームベンチマーク&フレームレート
動作モード
ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし計測した平均フレームレートを掲載します。
ここでは、動作モードを「パフォーマンス」にして計測しています。
各ゲームの平均フレームレート
本製品は、エントリークラスのGeForce GTX 1650を搭載しています。Forza Horizon 5やFF15は、グラフィック品質をかなり下げないと高いフレームレートがでません。画質が大分劣化するので、重いゲームをするのはお勧めしません。
APEX、フォートナイト、モンスターハンターライズなどのそこまで重くないゲームなら、グラフィック品質を中程度以下にすることで、高めのフレームレートが出ます。
頻繁にゲームをするなら物足りない性能ですが、グラフィック品質にはあまりこだわらず、カジュアルにゲームができればいいという方なら、本製品でもいいかなと思います。
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
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解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 低 | 87 fps |
高 | 61 fps | |
エクストリーム | 20 fps |
重い部類のゲーム
ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界(DX12)
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---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 低 | 68 fps |
高 | 37 fps | |
ウルトラ | 30 fps |
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
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---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 軽量品質 | 65 fps |
標準品質 | 49 fps | |
高品質 | 34 fps |
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
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---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 低 | 90 fps |
高 | 52 fps | |
ウルトラ | 41 fps |
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
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---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 最低 | 93 fps |
中 | 51 fps | |
最高 | 39 fps |
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
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---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 標準(ノート) | 117 fps |
高(ノート) | 87 fps | |
最高品質 | 65 fps |
中程度の重さのゲーム
フォートナイト
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---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 低設定 | 146 fps |
高設定 | 73 fps | |
最高設定 | 41 fps |
また、フォートナイトでよく使われる以下の設定でも計測しました。
解像度 | レンダリングモード | 3D解像度 | メッシュ | 平均fps |
1920x1080 | パフォーマンス (ベータ) |
100% | 高 | 176 fps |
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
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---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 低設定 | 120 fps |
高設定 | 56 fps |
軽い部類のゲーム
モンスターハンターライズ:サンブレイク 体験版
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---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 低 | 162 fps |
中 | 144 fps | |
高 | 60 fps |
軽い部類のゲーム
PUBG: BATTLEGROUNDS
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---|---|---|
解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 非常に低い | 143 fps |
中型 | 92 fps | |
ウルトラ | 62 fps |
軽い部類のゲーム
VALORANT
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解像度 | 品質 | 平均fps |
1920x1080 | 低設定 | 280 fps |
高設定 | 180 fps |
その他のゲーム
上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。
クリエイターソフトの処理時間
以下、各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでは、動作モードを「パフォーマンス」にして計測しています。
CPU性能がそこまで高くないため、書き出しもそれほど速くありませんが、待てない時間ではありません。現像作業自体は快適です。ただ、色域の狭いディスプレイであるため、色域の広い外部モニターに接続して使ったほうがいいと思います。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
動画の書き出しは、スペックの割には意外と速かったです。動画が1トラックのみであれば、4K動画の編集も快適にできました。
※ グラフィックスは全てノートPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
エンコード時間はまずまずです。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
USB Type-C / HDMIの動作テスト
USB Type-Cの動作チェック
G-Tune P5-AFは、USB Type-Cポートを搭載していますが、DisplayPort、Power Deliveryには対応していません。
充電 | モニター 出力 |
有線LAN | ||
ドック | ThinkPad USB Type-C ドック | × | × | ○ |
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック | × | × | × | |
PD充電器 ※1 |
61W RAVPower GaN充電器 | × | ― | ― |
45W Lenovoウルトラポータブル | × | ― | ― | |
30W RAVPower GaN充電器 | × | ― | ― | |
18W cheero充電器 | × | ― | ― | |
モニター ※2 |
EIZO ColorEdge CS2740 | × | × | ― |
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
質量のチェック
質量のチェックです。
メーカーサイトには「約2.02kg」と記載されています。実測値は、以下の通りで、仕様値とほぼ同じ結果でした。15.6型のノートPCとしては普通の重さだと思います。
ACアダプターは、普通のノートPCと比べると重いですが、ゲーミングノートPCとしてはそれほど重くありません。
質量 | |
PC本体 | 2.008kg |
ACアダプター | 520g |
バッテリー駆動時間のチェック
G-Tune P5-AFのバッテリー駆動時間のチェックです。
本機のバッテリー容量は49Whと、ゲーミングノートとしては普通の容量です。
メーカーが公表しているJEITA2.0、動画の連続再生時、FF14ベンチ時の描くバッテリー駆動時間は以下の通りです。動画再生程度の軽い負荷であれば、割とバッテリーは持ちます。ゲーム時のバッテリー駆動時間はそれほど持ちません。フレームレートも制限されるので、ゲーム時はACアダプターに接続しましょう。
バッテリー駆動時間 | |
(1) JEITA2.0 | 約6.5時間 |
(2) 動画再生時 | 5時間10分 |
(3) FF14ベンチマーク(ループ再生) | 57分 |
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) FF14ベンチをループ実行
Webカメラ・スピーカーのチェック
Webカメラ
100万画素のWebカメラを搭載しており、ノートPCとしては普通の性能です。物理シャッターおよびIRカメラはありません。
スピーカー
スピーカーは、底面側にありますが、そこまで音質は良くありません。ノートPC基準で10点満点で4点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。
「バランスモード」の場合は、CPU電力は約46W前後、CPU温度は約80℃後半で推移しておりやや高めの温度です。
「パフォーマンスモード」の場合は、CPU電力は最大60Wへ上がり、パフォーマンスが向上します。それに伴い、冷却ファンが最大で稼働し、CPU温度は約70℃前後で抑えられおり、心配ない温度です。
高い負荷のかかる作業をする時は「パフォーマンスモード」の方がいいでしょう。
- バランス
- パフォーマンス
FF15ベンチ実行時の温度
下図は、ゲーム時のCPU温度、GPU温度の詳細です。
「バランスモード」も「パフォーマンスモード」も問題ないCPU温度およびGPU温度だと思います。
- バランス
- パフォーマンス
静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
アイドル時でもやや動作音は聞こえますが、そこまでうるさくはありません。FF15のベンチマークのような高い負荷をかけると、高めの騒音値になり、パフォーマンスモードだと、かなりうるさく感じるレベルです。ヘッドホンの装着を推奨します。
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。
高い負荷をかけると、キーボードの中央からやや右寄りが熱くなってきますが、パームレストおよびWASDキー周りの温度はそれほど上昇しないので、そこまで不快感なく使用できると思います。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご覧下さい。
アイドル時は外部GPUが動作していないので、低めの消費電力です。FF15ベンチマークを実行しているときは、外部GPUが動作し高めの消費電力になります。ただし、ゲーミングノートPCとしてはそこまで高い騒音値ではありません。
外観のチェック
外観のチェックです。
ブラックを基調としたシンプルなデザインで、普段使いや仕事でも使用できるでしょう。
天板には「G-TUNE」のロゴが入っています。
ボディの高さは約22.8mmとなっており、ゲーミングノートとしては薄型です。
内部の熱は側面の2ヵ所と側面の1ヵ所から排気されます。
側面のインターフェースです。右側面には、SDカードリーダーに、USB 3.1(Type-C)×1、USB 3.0(Type-A)×1、LANポート。左側面にはマイク、ヘッドホン端子、USB 2.0(Type-A)×1、USB 3.0(Type-A)×1。背面には出力端子のDisplayPort mini×1にHDMI×1を備えています。
液晶が開く最大の角度はご覧の通りです。
底面は、通気口が大きく取られています。
底面カバーを外したときの内部の写真です。2つのファンと4本のヒートパイプでCPUおよびGPUを冷却しています。
メモリは換装することができます。
M.2 スロットが1つに、2.5インチの空きスロットが1つあります。自己責任となりますが、換装、増設ができると思います。
ACアダプターは薄型で、持ち運びしやすいサイズです。
ACアダプターの容量は120Wです。
まとめ
以上が、G-Tune P5-AFのレビューです。
スペックは低めであるものの、価格が安い点が特徴のゲーミングノートPCです。
CPUおよびグラフィックスは、ゲーミングノートPCとしてはエントリークラスの性能で、ディスプレイは普通のノートPCと同じ60Hzです。
重いゲームにはおすすめしませんが、軽めのゲームであれば、グラフィック品質設定をやや落とすことで高めのフレームレートが出ます。
ガチ勢には物足りないスペックですが、グラフィックはそれほど気にせず、"カジュアルにゲームができればいいので安い製品が欲しい"という方に適した製品です。
なお、色域が狭いので、画像編集などには不向きです。画像編集のような用途で使うなら、外部モニターに接続して使いましょう。
約12万円の安いゲーミングノートPC
G-Tune P5-AF
特徴
- Core i5 + GTX1650のエントリー構成
- 価格が安い
- メモリとSSDのカスタマイズができる
こんなあなたに
- 安いノートPCが欲しい方
- たまにカジュアルにゲームをする方
三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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