マウス DAIV 5N(2020年モデル)の実機レビュー

更新日:2020年8月5日
CPU Core i7-10875H
GPU GeForce RTX 2060
メモリ 16GB ~ 64GB
ストレージ PCIe SSD /
PCIe SSD x2
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD 非光沢
質量 約1.77kg
バッテリー 約5.5時間
価格[税別] 17万円台~
RTX 2060搭載の軽量クリエイターノート

DAIV 5Nは、高性能パーツを搭載しつつ、約1.77kgと軽いクリエイター向けノートPCです。

CPUには、6コアではなく、8コアのCore i7-10875Hを搭載し高い性能です。さらに他のCore i7-10875Hを搭載したノートPCよりも高いパフォーマンスが出ていました。

グラフィックスもRTX Studio対応のGeForce RTX 2060を搭載し、RTX対応のクリエイター向けソフトが快適に動くでしょう。

現場へPCを持ち込んで、その場で画像編集・動画編集などをしたい方にも最適な製品です。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-10875H、 16GBメモリ、GeForce RTX 2060、512GB NVMe SSD

 

このページをご覧の方だけに

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目次

お忙しい方は、「DAIV 5Nの特徴」のみお読みください。

 

DAIV 5Nの特徴

高いスペックの割にはかなり軽量

DAIV 5Nは、高い性能であるにもかかわらず、質量が約1.77kgと軽いです。GeForce RTXシリーズのグラフィックスを搭載したノートPCとしてはかなり軽いです。自宅や事務所だけでなく、現場や出張先で動画編集などをするような方におすすめです。

持ち運びやすい質量

 

高い処理性能で動画編集/3DCG制作向き

DAIV 5Nは、8コアのCore i7-10875Hに、GeForce RTX 2060を搭載し、スペックが高めのクリエイター向けノートPCです。

しかも、このクラスのノートPCとしては多めの230W ACアダプターを搭載し、パフォーマンスの上限が引き上げられています。さらにグラフィックスについては通常よりもGPUクロックが高くなっています。

実際にベンチマークスコアを比較して見ると、同等構成のノートPCよりも高いスコアが出ていました。

CPU性能(CINEBENCH R20 マルチコア)
Core i7-10875H 4316 [本製品]
3557 [別の製品]
グラフィックス性能(3DMark Time Spy - Graphics score)
GeForce RTX 2060 6495 [本製品]
6004 [別の製品]

 

デュアルSSDが可能

DAIV 5Nは、M.2 SSDを2つ搭載することが可能です。クリエイター向けPCの場合、多くのストレージ容量が必要なケースが多いので、2つ搭載できるのは嬉しいです。底面カバーは、ネジを取れば簡単に外れるため、自分で増設しやすいと思います。

また、Thunderbolt 3ポートも搭載しており、外付けSSDを接続してデータをバックアップしたり、移動したりするときも、早く終わることでしょう。

M.2 SSDを2つ搭載可能

 

最大64GBのメモリを搭載可能

クリエイター向けノートPCはメモリを多く消費しますが、DAIV 5Nは、初期設定で16GB、最大64GBまで搭載することができ、かなりメモリを使う方でも安心です。しかも割と安い価格で容量を増やすことができます。

最大64GBのメモリを搭載

 

動作モード

DAIV 5Nは、デフォルトの「エンターテイメント」、性能を上げる「パフォーマンス」の2つのモードがあり、下図のボタンを押すことで切り替えることが可能です。パフォーマンスモードにすると、処理性能が上がりますが、動作音も大きくなるので、状況によって使い分けるといいでしょう。

モードを切り替えるボタン

 

クリエイター向けソフトの使用感

以下、クリエイター向けソフトを使ったときの使用感や各種処理時間を掲載します。なお、上で記載した動作モードは「パフォーマンス」にして試しています。

Adobe Lightroom Classic CC(写真編集ソフト)

Lightroom

DAIV 5NでLightroomを使ってみましたが、非常に快適です。

彩度の変更、トーンカーブの変更、色温度の変更、スポット修正など、よく使いそうな現像処理を実行してみましたが、タイムラグ無くスムーズにできました。CPUやグラフィックスの負荷も低く快適に使用できます。

また、最も時間のかかる現像も比較的速く、待ち時間が短いです(下表)。

ディスプレイの色域は狭くはありませんが、思ったほど広くもないです。sRGBカバー率は95.8%、sRGB比は103.7%でした。Webへ掲載するためのRAW現像なら十分使えますが、印刷用としては色域不足です。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
74秒 [レビュー機で計測]
Core i7-10750H
16GBメモリ
76秒
Core i7-9750H
16GBメモリ
85秒
Ryzen 9 4900HS
16GBメモリ
87秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
※[レビュー機で計測]と書かれていないものは、他のPCで計測した代表値です
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください

 

Adobe Photoshop CC(画像編集ソフト)

Photoshop

Photoshopも非常に快適に動作します。

「ぼかし」、「変形」、「広角補正」、「ゆがみ」などの各種フィルターを適用してみましたが直ぐに反映されます。また、「被写体を選択」、「オブジェクト選択ツール」、「コンテンツに応じた塗りつぶし」といった人工知能を用いた処理も、1~2秒で終わります。

液晶についてはLightroomでのコメントと同様です。

 

Adobe Premiere Pro CC(動画編集ソフト)

Premiere Pro

Premiere Proも快適です。

4K動画をカット編集、テロップ入れ、トランジションの追加、Lumetriカラーによるカラー補正、グリーンバックを使ったクロマキー合成などを行ってみましたが、非常に快適に作業できました。プレビュー時のCPUおよびグラフィックスの負荷も低いです(共に20%程度)。

一部の区間のレンダリング、ワープスタビライザー、最終書き出しも非常に速いです。書き出しについては、MacBook Pro 16インチよりもかなり高速でした。

Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
Core i9-10980HK/16GB
GeForce RTX 2070 SUPER
4分04秒
Core i9-10980HK/32GB
GeForce RTX 2080 S Max-Q
4分18秒
Core i7-10875H/16GB
GeForce RTX 2060
4分50秒 [レビュー機で計測]
Core i7-10750H/16GB
GeForce RTX 2060
4分51秒
Core i5-10300H/16GB
GeForce GTX 1650Ti
5分18秒
Core i7-10750H/16GB
GeForce GTX 1650
6分34秒
Core i9-9980HK/16GB
Radeon Pro 5500M(8GB)
8分15秒 (MacBook Pro 16インチ)
Core i7-1068NG7/32GB
Intel Iris Plus
19分35秒
Core i7-1060NG7/16GB
Intel Iris Plus
26分57秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
※[レビュー機で計測]と書かれていないものは、他のPCで計測した代表値です

 

TMPGEnc Video Mastering Works 7(動画変換/編集ソフト)

TMPGEnc Video Mastering Works

エンコードも非常に速いです。

今回試した限りでは、CPUで処理するx265のエンコードが、Ryzen 4900HSなどよりも速く、非常に高速でした。

NVENCにも対応し、こちらも非常に高速です。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 10分02秒
QSVでエンコード (※2) 2分49秒
NVENCでエンコード (※3) 55秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Core i7-10875H 10分02秒 [レビュー機で計測]
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Ryzen 7 4800H 11分00秒
Core i9-10980HK 11分11秒
Core i7-10875H 11分54秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 5 4500U 19分49秒
Ryzen 3 4300U 25分22秒
Core i7-10510U 28分32秒
Core i5-10210U 28分53秒
Core i3-10110U 42分20秒
Core i3-8130U 45分24秒
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック

 

Blender(3DCGソフト)

Blender

Blenderも快適に動作します。

比較的簡単なシーンであれば、Cyclesでもレンダープレビューを実用的な速さで表示できます。
複雑なシーンにおいて、レンダープレビューでの視点移動を行っても、レンダーエンジンがEeveeであればかなりスムーズです。

RTXシリーズのGPUを搭載しているので、OptiXによるレンダリングが可能です。Cyclesでのレンダリング性能を測定するBlenderのベンチマークでは、OptiXを使用することで、CUDAの半分以下の時間で処理が完了することもありました(下図参照)。実際のレンダリングも高速です。GTXシリーズ搭載のノートよりもかなり有利です。

また、内容によって、レンダリングにおけるCPUとGPUの負荷の割合が変わりますが、DAIV 5Nはどちらも高めのスペックなので、Blenderを使用するのに適していると思います。

Blender Benchmark
CUDAでの実行結果
OptiXでの実行結果

 

OptiXで実行したベンチマークの結果を他のPCのベンチマークの結果と比較したのが下のグラフです。 トップ11%程度のランキングとなっており、数多くあるパソコンの中でも、Blenderを快適に使用できる部類のPCだと思います。なお、CUDAで実行した場合は、52%程度のランキングとなります。

OptiXでの実行したときのランキング

 

また、Blender以外の3DCGソフトをお使いの方のために、SPECviewperfのベンチマークスコアも計測しました。参考にしていただければと思います。

SPECviewperf 13

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイの詳細なチェックです。

当サイトの計測では、sRGB比は100%以上あるものの、sRGBカバー率は95.8%にとどまりました。sRGBカバー率が100%あればなお良かったですが、95.8%でも問題ない用途は多いと思います。

動画編集をする場合、YouTube用の動画編集用途なら十分に使える色域だと思います。ただ、用途にもよりますがプロの映像クリエイターが使う場合は色域不足かもしれません(DCI-P3 100%くらいあったほうがいいです)。

また、筆者のようにWeb掲載用のデジタル画像を加工する場合も、このくらいの色域でも大丈夫ですが、印刷までするようなフォトグラファーには色域不足だと思います(Adobe RGB 100%くらいあるといいです)。

その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では300cd/m2とやや高めです。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は、当サイトの計測ではsRGBカバー率は95.8%、sRGB比は103.7%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、青色と緑色がわずかに強く発色していることが分かります。色に気を使うなら、i1 Profilerなどでキャリブレーションしたほうがいいかもしれません。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきはほとんど感じません。

画面拡大

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカーがないかを確認してみました。正確な確認方法ではありませんが、輝度を「0」にしてもフリッカーは発生していませんでした。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/2000秒にして撮影したときの画面

 

クリエイター向けノートPCの場合、稀に10ビット表示のものがありますが、本製品は8ビット表示のようでした。

ディスプレイの詳細

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

仕様では、キーピッチは約18.75mm、キーストロークは約1.4mmとなっています。キーピッチは十分あります。キーとキーのすき間が狭いので、キートップの面積を狭くして、キーとキーのすき間を広げても良かったかなと思います。

テンキーは3列しかないため、「+」や「-」などの位置が通常と異なり、見ないで打つためには練習が必要です。

タッチパッドの操作性は普通です。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

キーボードにはLEDバックライトが搭載されています。


キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。ここでは、デフォルトの「エンターテイメント」モードと、最も高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス」モードで計測した結果を掲載します。

CPU

CPUには高い性能のCore i7-10875Hを搭載しています。エンターテイメントモードより、パフォーマンスモードの方が、スコアが高くなります。また、他のCore i7-10875H搭載ノートPCで計測したときよりも、高いスコアでした。

CPU性能の評価
~ CINEBENCH R20 ~
パフォーマンスモード
エンターテイメントモード
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i7-10875H 4316 [パフォーマンスモード]
3971 [エンターテイメントモード]
3557
Ryzen 7 4800H 4269
Ryzen 9 4900HS 4250
Core i9-10980HK 4014
Core i7-10750H 2965
Ryzen 7 4700U 2585
Core i7-10710U 2211
Ryzen 5 4500U 2180
Core i5-10300H 2113
Core i7-10510U 1459
Core i5-10210U 1418
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-10875H 518 [パフォーマンスモード]
516 [エンターテイメントモード]
495
Core i9-10980HK 507
Core i9-10980HK 489
Ryzen 9 4900HS 488
Core i7-10750H 482
Ryzen 7 4800H 457
Ryzen 5 4600H 443
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[パフォーマンスモード]、[エンターテイメントモード]と書かれていないCPUは、他のPCで計測した代表値です

 

グラフィックス

グラフィックスはGeForce RTX 2060を搭載しています。こちらもパフォーマンスモードの方がスコアが高く、他のRTX 2060搭載ノートPCよりも高スコアです。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~

パフォーマンスモード

エンターテイメントモード
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 2080Ti
12388
デスクトップ用
RTX 2080 SUPER
10674
デスクトップ用
RTX 2070 SUPER
9583
RTX 2080 9456
RTX 2070
SUPER
8322
RTX 2080
Max-Q
8068
RTX 2070 7778
RTX 2070 SUPER Max-Q 7425
RTX 2080
SUPER Max-Q
7302
RTX 2070
Max-Q
7216
RTX 2060 6495 [パフォーマンスモード]
6203 [エンターテイメントモード]
6004
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5667
Radeon RX 5500M 4342
GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[パフォーマンスモード]、[エンターテイメントモード]と書かれていないグラフィックスは、他のPCで計測した代表値です

 

GPUクロックを確認すると、一般的なノートPC用GeForce RTX 2060よりも高い数値になっていました。

本製品のグラフィックカードのスペック
別のPCのグラフィックカードのスペック例

 

ストレージ

ストレージには、NVMe SSDを搭載しており高速です。デフォルトの512GB NVMe SSDだとやや速度が遅いですが、最大3,500MB/sのSSDへ変更することも可能です。さらに、2枚搭載して、合計2TBまで容量を増やすことが出来ます。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 3500
1964 [レビュー機で計測]
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです

 

SDカードスロット

SDカードスロットの速度は普通です。カード挿入後の出っ張りがあるのは残念です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大275MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.77kg」と記載されています。当サイトの計測値は下表の通りです。

ACアダプターは、230Wに強化している分、843gとやや重いです。しかし、薄型なので、カバンに入れやすいとは思います。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.743kg
ACアダプター 843g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は62.32Whです。やや多めの容量です。

バッテリー

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。高性能パーツを搭載しているので、それほど長くは駆動できません。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 約5.5時間
(2) 動画再生時 4時間50分
(3) PCMark 8 Work テスト 3時間50分
(4) PCMark 10 Battery (Gaming)
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

「エンターテイメント」のモードであれば普通の動作音かなと思います。「パフォーマンス」モードにすると、高負荷時はややうるさく感じます。低負荷時はどちらのモードも静かです。

騒音値
エンターテイメント モード
パフォーマンス モード
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Adobe Premiere Proで、4K動画にエフェクトをいくつかかけてプレビューした時
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から4番目:Adobe Premiere Proの書き出し時

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。ここではエンコード時の温度のみ計測しています。

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。

「エンターテイメント」モードだと90℃前後ですが、「パフォーマンス」モードにするとやや温度が上がります。いずれもやや高めの温度ですが、頻繁にこのような負荷をかけなければ、問題ないと思います。

CPU温度
エンターテイメント モード
パフォーマンス モード
x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

負荷をかけるとキーボード中央付近がやや熱くなります。また、右パームレストがやや暖かく感じます。

PC本体の表面温度
パフォーマンス モード
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。処理を流して約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

高性能パーツを搭載しているため、一般的なノートPCより消費電力は高いです。

消費電力
パフォーマンス モード
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

DAIV 5Nの外観のチェックです。

スリムなボディで、左右と上側のベゼルが細いのが特徴です。どこで使っても恥ずかしくない外観でしょう。


 

天板には「DAIV」のロゴが印字されています。

 

Webカメラは、PC本体の下側にあります。Web会議などを行うと、下からのアングルで顔が相手に映ってしまいます。

 

ボディはスリムです。

 

インターフェースは次の通りです。クリエイター向けノートPCであるため、microSDカードスロットではなくフルサイズのSDカードが使えたら良かったです。Thunderbolt 3があるのは嬉しいです。10/100/1000BASE-T対応の有線LANポートも搭載しています。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

スピーカーは背面の斜めになっているところにあります。音質は、ノートPC基準で、10点満点で採点すると5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

底面です。

 

底面カバーを開けたときの画像です。2つのファンでCPUとGPUを冷却し、背面と側面の合計4方向から排気をしています。

 

メモリは2スロットです。

 

M.2スロットは2つあります。

 

ACアダプターは大きいですが、薄型です。

 

ACアダプターの詳細は以下の通りです。230Wです。

 

まとめ

以上が、DAIV 5Nのレビューです。

約1.77kgの軽いボディに、高性能CPU&GeForce RTXシリーズの高性能グラフィックスを搭載している点が本製品の特徴です。軽い質量と高い性能を活かし、現場や出張先などで、動画編集、3DCG制作などをするような方におすすめです。

メモリは最大64GB、ストレージは最大2TB SSDとなっており、どちらも十分な容量ではないかと思います。ストレージに関してはM.2スロットが2つあり、スキルがあれば自分で増設することも可能です(換装は自己責任でお願いします)。

230W電源を搭載し、CPUおよびグラフィックス関連のベンチマークスコアが非常に高いのも高ポイントです。各種クリエイター向けソフトの最終書き出しが早く終わります。

ディスプレイの色域は、当サイトの計測では95.8%と100%はありませんでしたが、Web掲載用の画像編集・動画編集用途であれば十分使えるでしょう。ただし、DCI-P3やAdobe RGBをカバーするような色域はないためご注意下さい。

 

RTX 2060搭載の軽量クリエイターノート

マウス DAIV 5N

特徴

  • Core i7-10875Hの高性能CPU搭載
  • GeForce RTX 2060でRTX対応ソフトも快適動作
  • 約1.77kgと軽くて、持ち運びに便利

こんなあなたに

  • 外出先でクリエイティブ作業をしたい方
  • そこまで広い色域が必要ない方
公式サイトはこちら

 

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