※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
Windows 11 SE搭載の3万円台の教育機関向けPC、Surface Laptop SEが発表

CPU | Celeron N4020 / N4120 |
---|---|
メモリ | 4GB / 8GB |
ストレージ | 64GB / 128GB eMMC |
液晶サイズ | 11.6インチ |
液晶種類 | 1366x768 |
質量 | 約1.112kg |
バッテリー | 最大約16時間 (35Wh) |
価格[税込] | 3万円台~ |
マイクロソフトから、3万円台からと格安のSurface Laptop SEが発表されました。ただし、一般ユーザー向けではなく、生徒たちの教育を目的とした、教育機関向けの機種です。
機能を制限することで、管理しやすくし、低スペックでも快適に動作するように設計された、クラウド ファーストのOS、Windows 11 SEを搭載しているのが、大きな特徴です。
ただし、国内では、GIGAスクール構想の実施が進み、すでに小中学校の96%以上で端末の利用が始まっているので、国内でどのように受け入れられるのかが気になります。
製品の特徴
3万円台からと格安の教育用Surface Laptop
Surface Laptop SEは、教育機関での子どもの教育のための使用を想定し、デザインされた機種です。
マイクロソフトからの販売ですが、3万円台と価格が非常に安いです。GIGAスクール構想において多くの教育機関で取り入れらた、Chromebookに対抗する機種という位置付けのように感じます。
価格を抑えるため、CPUにはCeleronを搭載するなど、全体的に控えめのスペックです。ただ、ディスプレイがタッチ操作や、ペン操作に対応していないので、日本では中学校がメインターゲットとなりそうです。

Windows 11 SEを搭載
Surface Laptop SEの最大の特徴は、OSに通常のWindows 11ではなく、Windows 11 SEを搭載していることです。
通常のWindows 11と比べると、機能は大幅に制限されていますが、スペックが低めのPCでも快適に動作するようになっています。また、シンプル、かつ効率的に集中管理が可能なOSです。ユーザーが自由にアプリをインストールして使用するのではなく、IT管理者のみがアプリのインストールを行います。
また、クラウド ファーストのOSなので、OneDriveを積極的に活用していますし、基本的には、Microsoft Edgeで動作するWebアプリを使用するようになっています。
Windows 11 SEの詳細については、こちらもご確認ください。

プラスチックボディ
Surface Laptop SEのボディは、プラスチック製です。
ボディカラーはグレイシアです。未塗装ボディなので、下手に色が剥げたりせず、子どもたちのハードな使い方に適していると思います。また、シンプルな構造なので、修理もしやすそうです。
教育用ですが、天板などは、ちゃんとSurface Laptop譲りのデザインで、見た目もいいです。


ミニマム構成のインターフェイス
Surface Laptop SEは、インターフェイスにUSB-Aと、USB-Cポートを各1つ備えています。
価格を抑えた教育用デバイスなので、ミニマム構成です。

購入先
Surface Laptop SEは、教育機関向けの機種です。詳細は、公式サイトをご確認ください。
公式サイトはこちら

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
関連ページ