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レノボ ThinkPad X240sの実機レビュー(2)
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。
とても静かなPCです。
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
CPU温度は一般的な値でした。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
キーボード面はどの部分も全体的にやや高めですが、気になるほどではありません。底面は温度が高めです。膝の上に置いて作業をするのは避けましょう。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。
Haswell CPUを搭載し、また低解像度でサイズも小さい液晶であるため、消費電力は低いです。
外観のチェック
外観のチェックです。
通常のThinkPadよりもややグレー寄りのカラーです。パームレストなど指紋跡は目立ちにくいです。
天板です。こちらもツヤ消しで、指紋や皮脂など目立ちにくいです。
材質の拡大図です。
ヒンジ部分です。ロールダウンするヒンジで、底面が斜めにカッティングされているため、液晶はほぼ180度開きます。
底面です。ゴム足以外はフラットです。
ウルトラブックは自分でパーツ交換できない製品が多いですが、ThinkPad X240sは、底面のネジを外せばパーツへアクセスできます。
メモリは交換可能です。
ストレージも交換可能です。
ストレージのカバーは簡単に取り外せます。
今回、320GBのハードディスクを選択しましたが、厚さは7mmでした。ただカバーは9.5mm厚にも対応しているようです。
WLANの隣にはPCI Express M.2カード スロットがあります。キャッシュ用SSDを選択すると、このスロットにカードが取り付けられます。海外ではWWANカードを選択することも可能で、その場合もこのスロットに取り付けられます。
ちなみに、従来のmSATA形状のSSDは接続できませんので、ご注意ください。
ACアダプターはややサイズが大きいです。
容量は45Wです(20V、2.25A)です。
側面の端子は下図の通りです。USBポートは少なく、HDMIポートもありませんが、LAN、VGA、Mini-DisplayPortなどビジネスでよく使うポートが揃っています。
まとめ
以上が、ThinkPad X240sのレビューです。
人気のThinkPad X200シリーズがようやくHaswell対応しました。Haswellを搭載したおかげでバッテリー駆動時間も長くなり、しかも薄く、軽くなったため、モバイル用途として、さらに使いやすくなりました。
液晶はIPSパネルを選択でき、ガンマ曲線も素直で、ギラつきもなく見やすい画面です。現在はHD(1366x768)またはフルHDの液晶も選択できます。
VGA、LAN、Mini-Displayportといったポートを搭載しているのも嬉しいです。ビジネス用途ではよく使います。
やや小さいキーがあるものの、キーボードも打ちやすいです。トラックポイントも搭載しています。
ただし、トラックポイント用の中央ボタンの押しにくさが残念です。トラックポイントでのスクロールが反応しないときがよくあります。トラックポイント用クリックボタンは、タッチパッドとは独立したままにして欲しかったです。
また、内蔵WiMAXまたはWWANカードを選択できないのも残念です。