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レノボ ThinkPad T440pの実機レビュー(2)
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。
なお、この結果は、「CPU:Core i5-4200M、メモリ:4GB、ストレージ:500GB HDD、液晶:HD+、GPU:CPU内蔵」の構成の製品での計測結果です。以下の「パーツの温度のチェック」、「表面温度のチェック」、「消費電力のチェック」についても同様です。なお、搭載されるパーツによって結果はやや変わってきます。
この構成での騒音値はやや低めです。
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
一般的な温度です。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
やや左手全体が暖かく感じます。負荷をかけるとやや不快になります。
消費電力のチェック
消費電力は普通です。
外観のチェック
外観のチェックです。
ThinkPad T440sやX240と比較すると、やや高さ(厚さ)があります。最近は薄型のノートパソコンが増えたので、それらと比べると分厚く感じます。指紋や皮脂などは目立ちにくいです。
天板です。こちらも指紋や皮脂など目立ちにくいです。9セルバッテリーを搭載しているため、背面のバッテリー部分に出っ張りがあります。
6セルバッテリーの場合、下図のように出っ張りはありません。
底面です。中央にドック接続用のコネクタがあります。ここに、ウルトラドックなどを接続して、USBや映像出力ポートを拡張することができます。
内部のパーツです。
左側に、WLANカードが接続されています。隣にWWANカードまたはM.2 SSDを接続できるスロットがあります。最近は、M.2 SSDもAmazonなどで買えるため、後から増設または換装しても良いでしょう。
メモリは2枚搭載可能です。2枚とも換装可能です。
ストレージも交換可能です。下図のようなマウンタが装着されています。
搭載されていたHDDは7mm厚でしたが、下図のように9.5mm厚のSSDも装着可能です。「ThinkPad X240sのSSD換装方法・手順」の手順でSSDへ換装することができると思います。
ACアダプターはやや大きいです。
容量は90Wです(20V、4.5A)です。搭載パーツによっては、135W(20V、6.75A)になります。
側面です。HDMIポートはありませんが、LAN、VGA、Mini-DisplayPortなどビジネスでよく使うポートが揃っています。USBも4ポートあり十分です。
液晶ディスプレイの傾けられる角度は下図の通りです。180度以上開きます。
まとめ
以上が、ThinkPad T440pのレビューです。
高性能なCPU、光学ドライブ(またはダブルストレージ)、GeForce GT730M、交換可能な大容量バッテリー、多数のポートを選択することができ、14型と大きくはないボディの割には重装備な全部入りのノートパソコンです。
液晶画面も、"非光沢"のフルHD IPS液晶、HD+液晶を選択することができ、映り込みが少なく広いデスクトップ領域で作業をすることが可能です。
軽いPCではありませんが、車移動の方などはモバイルノートパソコンとして使用することもできると思います。ただし、トラックポイント用クリックボタンは、従来のThinkPadユーザーは使いづらいと感じるのではないかと思います。
また、GeForce GT730Mを搭載できるためだとは思いますが、最近のパソコンにしては本体が厚いです。やや古いデザインに感じてしまいます。
負荷をかけると左手側が熱くなってくるのもやや気になります。
メーカーサイト:ThinkPad T440p
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