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レノボ ThinkPad T430sの実機レビュー(3)
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。
下記の4つの状態で計測したところ、全体的に騒音値は低いです。図書館などの静かな場所で作業しても迷惑になりません。なお、今回はSSD搭載モデルでの計測結果です。HDD搭載モデルはややうるさくなる可能性があります。
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
下記の4つの状態で計測した結果、高負荷時の温度がやや高めです。特にバイオハザード5ベンチマークを実行したときの温度が高めでしたが、本機でゲームをする方は少ないと思うため、それほど気にしなくても良いと思います。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
下記の4つの状態で計測した結果、標準的な温度かなと思います。負荷をかけると排気口近くの左上部分の温度が高くなりますが、かなり左上部分であるため、それほど気にはなりません。ただし、独立GPUを搭載した場合、結果は変わってくると思います。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。もし、消費電力が高いと、電気代が高くなります。なお、今回は独立GPUを搭載していないモデルとなっています。
下記の4つの状態で計測した結果、全体的に消費電力はやや低めです。なお画面輝度は、ほぼ中間の「7」にしています。
外観のチェック
ThinkPad T430sの外観のチェックです。
旧モデルのT420sと比べてキーボード以外は大きな変化はありません。
横から見た画像です。薄いほうです。
天板です。指紋はつきにくいです。
底面のフタを開けるとメモリ交換が可能です。
なお、その他のパーツ交換方法については、「レノボ 公式サイト」をご覧ください。
メモリはSamsung製のM471B5273DH0-CK0でした。
SSDは、側面から取り出します。搭載されていたSSDは次の通りです。
SSDは7mm厚です。9.5mm厚のSSDへは換装できないためご注意ください。
ACアダプターです。普通のサイズです。
ThinkPad T430sの側面です。T430sは一応、法人向けPCという位置づけであるため、VGAやMini-Displayportを搭載しています。しかし、HDMIポートがありません。
モバイルノートはケーブル類を抜き差しすることが多く、ポート類は側面にあった方が抜き差ししやすいですが、T430sはポート類が背面に集まっており、やや残念です。
天板は、下図の角度まで開きます。
まとめ
以上が、レノボ ThinkPad T430sのレビューでした。
14型および1600x900の解像度の液晶を搭載したやや大きめのモバイルノートパソコンです。
WiMAX、キーボードバックライト、指紋認証装置、暗号化SSDも選択可能で、利便性やセキュリティ面も万全です。
CPUには標準電圧版のIvy Bridgeを搭載しパフォーマンスが高く、キーボードも打ちやすく、今回は搭載しませんでしたが独立GPUも搭載でき、そして画面も大きく、メイン機としても十分に活用できるPCです。
光学ドライブ部分を入れ替えられるウルトラベイ・スリムにも対応しています。内蔵バッテリのみでは駆動時間はやや短めですが、このベイに3セル・ウルトラベイ バッテリを装着すれば、満足できるバッテリ駆動時間になります。
残念なのは、重量です。14型サイズとモバイルノートPCにしては大きい上に、頑丈に作られているため、やや重量が重いのは仕方がないですが、ウルトラブックの流行により、どんどん軽量なPCが発売されている中、実測で約1.682~1.913gという重量はやや重いと感じてしまいます。
ただ、車移動がメインの方や、主に室内移動で使用する方、体力のある方なら、この重量でも問題ないでしょう。
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