レノボ ThinkPad T430sの実機レビュー(2)

更新日:2013年1月28日
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キーボードとタッチパッドのチェック

キーボードのチェックです。

7列キーボードから6列キーボードへ変わり、従来のキーボードに慣れている方は不満もあるかと思いますが、新しいキーボードも打ちやすいと思います。

キーピッチは実測で約19x19mm、キーストロークは実測で約2.0mmと十分です。キートップが非常に湾曲していることにより、指がキーにフィットしやすく、他のキーを誤って押してしまうことも少ないです。

トラックポイントも、もちろん搭載しており、両手をキーボードの上に置いたままマウスポインタの操作が可能です。トラックポイントで操作すれば、タッチパッドを無効にすることができ、タッチパッドに誤って手が触れて、マウスポインタが誤動作することもなくなります。

「PrtSc」キーが通常とは異なり、右下に配置されています。「Alt」キーと並んでいるため、「Alt」+「PrtSc」で画面キャプチャするときに片手で押せます。


キーボード全体図


キーの拡大図

 

タッチパッドも指を動かしやすくて使いやすいです。クリックボタンも独立しており、軽い力でクリックできるため、押しやすいです。トラックポイントが苦手な方でも操作は快適でしょう。


タッチパッド&クリックボタン

 

ThinkPad T430sはキーボードバックライトを搭載することが可能です(オプションです)。さらに、ThinkLight(液晶上部からキーボードを照らすライト)も標準搭載しています。飛行機や夜行バス、停電時などでの使用に便利です。

ただし、キーボードバックライトを搭載したキーは、非搭載のキーよりもやや滑ります。打ちやすさ重視ならキーボードバックライトは搭載しない方がよいかもしれません。

切り替えは、「Fn」+「Space」で行います。このボタンを複数回押すことで、ライトを点灯/消灯させたり、ライトの種類を変えたりすることが可能です。


キーボードバックライトおよびThinkLightの切り替え

 

下図は、キーボードバックライト、またはThinkLightを点灯させたときの画像です。キーボードバックライトはキーに印字されている文字が見やすいです。一方、ThinkLightはキーの文字はやや見にくいですが、本体周囲も明るくなるため、資料などを見るときに便利です。


キーボードバックライト


ThinkLight

パフォーマンスのチェック

Core i5-3320Mおよび128GB SSD搭載時のThinkPad T430sのベンチマークの結果です。

Windows 8 で計測したスコアを掲載します。グラフィックスは、CPU内蔵のインテルHDグラフィックス 4000であるため普通のスコアであるものの、それ以外のスコアは良いです。

Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 8.0

PCMARK7 v1.0.4

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

TMPGEnc Video Mastering Works 5 による動画のエンコード時間のチェックです。

Windows 7とWindows 8 の計測結果を掲載します。

Windows 8 にするとエンコードも速くなるという情報もありますが、このソフトおよびこのPCでは、大きな違いは感じられません。

 


TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
エンコード方法 Windows 8 Windows 7
x264でエンコード 27分26秒 29分31秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 11分20秒 10分53秒

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターの対応カードと速度のチェックです。

スロットは本体の左側面にあります。少し下の斜めになっている部分に挿入口があるため、若干入れづらさがあります。挿入後の出っ張りはほぼありません。PUSHすると出てきます。


SDカード挿入後の外観

対応しているカードは次の通りです。

対応カード SD(SDHC、SDXC含む)、MMC

カードリーダー/ライターのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。今回、最大95MB/秒のSanDisk製のSDカードを使用しましたが、理論値に近い速度が出ていたと思います。


薄さのチェック


ゴム足を含めた高さの実測は約30.5mm

ThinkPad T430sの薄さのチェックです。

ウルトラブックが発売される前、ThinkPad T400シリーズは、モバイルPCの中でも薄い方でした。しかし、最近発売されたウルトラブックが約20mmと薄すぎて、ThinkPad T400シリーズの薄さが目立たなくなりました。

なお、メーカー仕様では最薄部で21.2mm、最厚部は26.0mmです。ゴム足を含めた高さの実測値は約30.5mmでした。

 


バッテリ駆動時間のチェック

バッテリ駆動時間のチェックです。

ThinkPad T430sは、光学ドライブを外して、HDDやバッテリなどの別のデバイスを装着できるウルトラベイ・スリムに対応しています。このウルトラベイに3セル・ウルトラベイ バッテリを装着したときのバッテリ駆動時間も計測しました。


3セル・ウルトラベイ バッテリ

 

バッテリ駆動時間のテストでは、内蔵SSDへ保存した動画(解像度:720x480)をリピート再生させ、バッテリ駆動状態にしてから、休止状態に入るまでの時間を計測しました。

その結果、本体付属の6セル・バッテリのみの場合は3時間48分で、3セル・ウルトラベイ バッテリも装着した場合は6時間25分でした。6セル・バッテリのみの場合、モバイルノートPCとしてやや物足りなさを感じますが、3セル・ウルトラベイ バッテリも装着すれば、多くの方が満足できるバッテリ駆動時間になると思います。


バッテリー駆動時間の実測結果

なお、Windows 8 へアップグレードしてバッテリ駆動時間を計測してみましたが、違いはほとんどありませんでした。

重量のチェック

重量のチェックです。

ウルトラベイに各デバイスを装着したときの重量を計測しました。結果は次の図の通りです。

モバイルノートPCにしてはやや重いです。あと100g位軽かったら良かったと思います。

2012/07/29:ウルトラベイに2ndハードディスクを装着した時の重量を追記しました(1st ディスクはSSD)。なお、2ndハードディスクは7mm厚の2.5インチハードディスクを搭載しています。

重量の実測結果(SSDモデル)
ウルトラベイに装着したデバイス 重量
ダミーカバー 1682g
DVDスーパーマルチドライブ 1792g
2nd ハードディスクドライブ 1841g
3セル ウルトラベイ・バッテリ 1913g

 


ウルトラベイに装着するデバイスを変えたときのPC本体の重量の実測結果

 

ACアダプターの重量は次の通りです。普通の重さです。


ACアダプタの重量の実測結果

 

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