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レノボ ThinkPad T430の実機レビュー(2)

更新日:2012年9月5日
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  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。

下記の4つの状態で計測したところ、動画再生程度の低負荷な作業のときは、やや高い騒音値ですが、ゲームやエンコードなどの高負荷な作業時は、低い騒音値です。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

下記の4つの状態で計測した結果、高い負荷をかけるとCPU、GPU温度が高めです。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

下記の4つの状態で計測した結果、高い負荷をかけると左のパームレスト部分の温度が高めになります。これはNVIDIA NVS 5400M(2G)を搭載している影響であると思われます。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。もし、消費電力が高いと、電気代が高くなります。

下記の4つの状態で計測した結果、ゲーム実行時はNVIDIA NVS 5400M(2G)が動作し、やや消費電力が高くなりますが、それ以外は低めです。


外観のチェック

ThinkPad T430の外観のチェックです。ボディには新しいカーボンファイバーが採用されています。旧モデルよりも、重量を増やさずに強度をさらに高めているそうです。

正面画像です。

天板です。

 

ウルトラベイ方式になっており、光学ドライブを取り外して2nd ハードディスクを挿入することが可能です。

 

底面のフタを外したときの画像です。2つあるメモリカードスロットのうちの1つが底面にあります。またmSATA SSDもあります。

 

ハードディスクは側面から簡単に取り出せます。7mm厚の製品が搭載されています。換装する際は厚さに気をつけましょう。

 

もう1つのメモリカードスロットは、キーボードの下にあります。なお、分解方法については、レノボ 公式サイトをご覧ください。

 

ThinkPad T430の側面です。VGAやMini-Displayportはありますが、HDMIポートがありません。法人向けのポート構成になっています。


※分かりにくそうなポートのみ注釈を入れています

 

天板は、かなり開きます。

まとめ

以上が、レノボ ThinkPad T430のレビューでした。

ThinkPad Tシリーズは、USBや映像出力ポートを拡張できるミニ・ドックや、増設バッテリ、HDDベイアダプターなどオプションが多く、パソコンの活用の幅が広がります。ミニ・ドックを接続して3画面表示で作業するのも便利かと思います(ただし、3画面表示するには専用GPUを搭載する必要があります)。

重量はメーカー仕様で約2.14kgとなっており、決して軽くはないですが、ボディの頑丈さからモバイル機として使用している方もいます。ミニ・ドックと共に活用すれば、外出先でも室内でも快適にPC作業できるでしょう。

また、HD+(1600x900)の液晶を選択できる点もメリットです。デスクトップ領域を広く使えます。ただし、ギラつきの多いパネルが搭載される場合があるため、そこは運を天に任せるしかありません。ここが非常に残念です。

詳細はこちら
レノボ 公式サイト
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