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レノボ ThinkPad Helixの実機レビュー(2)

更新日:2013年6月8日
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  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、作業に集中しづらいです。

まずはキーボードドック装着時の静音性のチェックです。

アイドル時でもファンが回るときが多く、ファンが回っているとやや音が聞こえます。ただし作業に集中できないほどではないです。エンコードのような高負荷時は、他のノートPCと比べて低めの騒音値です。


 

タブレットのみの騒音値は次のとおりです。キーボードドックに搭載している冷却ファンがないため、キーボードドック装着時よりは騒音値は低いです。ただし、アイドル時でも排気口から風が出る音が聞こえるときがあります。

なお、タブレットのみの状態でエンコードをするようなことはないと思い、このときのテストは省いています。エンコードをするなら、冷却ファンを搭載したキーボードドックを装着して実行したほうが良いです。


騒音値の計測結果(タブレットのみのとき)

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

まずはキーボードドック装着時の温度のチェックです。

下記の3つ状態で計測しましたが、エンコード時のCPU温度がやや高いです。あまり高負荷な状態を維持しないほうが良いかもしれません。


 

次はタブレットのみの温度のチェックです。キーボードドックには冷却ファンが搭載されているため、タブレットのみだと温度が高めになるかなと思いましたが、動画再生程度ではそれほど温度は変わりませんでした。大きな負荷をかけると効果がわかるのかもしれません。


各パーツの温度計測結果(タブレットのみのとき)

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。 ここではタブレット側の裏面の温度を計測しています。キーボードドック側は、負荷をかけても温度上昇しないため計測していません。キーボードはいつも冷えているため、キー入力中に不快になることは無いです。

まずはキーボードドック装着時の温度のチェックです。

エンコードなどの大きな負荷をかけると、裏面の左側がかなり熱くなります。大きな負荷をかけているときは、タブレット側に触らないほうが良いです。


 

次はタブレットのみの状態での温度チェックです。

動画再生時、裏面の左側(正面から見ると右手側)がやや熱いです。やや不快さを感じます。Atomプロセッサーに比べるとCore iプロセッサー搭載のタブレットは熱くなりやすいです。


表面温度の計測結果(タブレットのみのとき)

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。

まずはキーボードドック装着時の消費電力のチェックです。

UシリーズのCore iプロセッサー搭載PCとしては、普通の消費電力です。Atomプロセッサー搭載PCと比較すると消費電力は高いです。


 

次はタブレットのみの状態での消費電力のチェックです。先ほどと数値は変わりませんでした。


消費電力の測定結果(タブレットのみのとき)

外観のチェック

外観のチェックです。

マットな素材で、指紋跡なども目立ちにくいThinkPad特有のボディです。キーボードドック部分は非常に薄いと思います。




 

天板です。

 

天板の下のカバーを開くと、冷却ファンが見えます。キーボードドックに装着しているときの方が、冷却性が良いです。

 

小さい部品があるため、壊さないように気をつけましょう。

 

タブレットを外したときの画像です。


 

キーボードドックの底面です。ゴム足以外は完全にフラットです。

 

タブレット側の裏面です。

 

ACアダプターです。標準的な大きさです。

 

ACアダプターは、20V、2.25A、45Wです。この規格のサードパーティー製のACアダプターはなかなかないため、2個目のACアダプターを購入する場合、純正品を購入するのが良いと思います。

 

キーボードドック搭載時の側面のポートは下図の通りです。USB3.0やMini-Displayportなどがあります。しかし、HDMI、SDカードスロットがありません。

 

タブレットを取り出すと、キーボードドックと接続していた部分に下図のポートがあります。

 

この面の両サイドにSDカードスロットのようなものが見えますが、これは製品型番等が書かれたタグです。

 

液晶の開く角度は次の通りです。あまり開きません。

まとめ

以上が、ThinkPad Helixのレビューです。

AtomではなくCore iプロセッサーを搭載しているため、他のセパレート型のハイブリッドタブレットPCよりも処理性能が良いです。メモリも最大8GB、高速なSSDも搭載可能です。

また、Core iプロセッサーを搭載している割には、バッテリ駆動時間も健闘していると思います。タブレットのみのバッテリ駆動時間でも、他のウルトラブックに近い駆動時間があります。キーボードドックを装着すれば、さらに駆動時間が長くなります。

ただし、表面温度がやや高く、本体を持つと結構熱さを感じます。熱くなるのは裏面の左側(正面から見ると右手側)ですので、持ち方を工夫したりすると良いでしょう。

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