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レノボ ThinkPad E440の実機レビュー(2)

更新日:2013年11月23日
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  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

比較的静かなPCです。特に高負荷がかかるエンコード時も非常に静かでした。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

温度も低くて安心して使えます。ただしクアッドコアプロセッサーなど高性能なCPUを搭載した場合は、もっと高い温度になると思われます。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

表面温度も問題ないです。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。

ノートPCとしては、標準的な消費電力です。


外観のチェック

外観のチェックです。

シンプルでやや昔風なデザインです。パームレストなど指紋跡は目立ちにくいです。

 

キーボード上部のスペースが広く取られています。そのため、パームレスト部分がやや狭くなります。

 

天板はマットな素材で、指紋や皮脂など目立ちにくいです。今回はヒートウェーブ・レッドのカラーを選択しています。やや暗めの赤で、黒い何かが混ざっているように見えます。

 

底面です。

 

底面カバーを取り外したときの画像です。左側の小さなカバーにはメモリが入っているかと思いきや、無線LANカードでした。

 

メモリは右下にあります。2枚搭載できますが、2枚とも取り外し可能です。

ストレージは7mm厚のHDDが搭載されていました。

ストレージが装着されている部分には、水色の緩衝材がありました。推奨はしませんが、これを取れば9.5mm厚のストレージも入ると思います。最近は7mm厚のSSDも多く発売されているため、SSDへ換装する際は、7mm厚製品を購入するのが無難でしょう。

ACアダプターは、据え置き型のノートPCとしては普通のサイズです。

 

容量は65Wです(20V、3.25A)です。

コネクタは、最近のThinkPad同様、長方形の独特の形状です。

電源コネクタの隣のカバーは取り外しが可能です。ThinkPad OneLinkドックを接続するときは、このカバーを外します。

側面の端子は下図の通りです。USBはUSB3.0が2つ、Powered USB 2.0が1つです。USBの他にも、HDMI、VGA、LANポートなど主要なポートが揃っています。

液晶ディスプレイの開く角度は、下図の通りです。

まとめ

以上が、ThinkPad E440のレビューです。

低価格が魅力のパソコンです。デザインはシンプルで、やや素気ない印象を持ちますが、製品自体の作りはしっかりしています。キーボードは他のノートPCよりも打ちやすいですし、動作音、温度なども問題ありません。

低価格なPCは、低性能なパーツしか選べない製品が多いですが、ThinkPad E440は、高性能なパーツを選べる点も嬉しいです。クアッドコアCPUや外部GPU、SSDなどを選択できます。用途によってCPUのみを高性能にしたり、外部GPUにしたりすることができます。

液晶にHD+(1600x900)の解像度を選択できるようになったのも嬉しいです。ただし、もう少し質の良いパネルを搭載して欲しかったなと思います。液晶の質にもこだわるなら、IPS液晶を選択できるThinkPad Tシリーズが良いと思います。

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