レノボ、筐体を新設計したThinkPad X13 / X13 Yogaの2023年モデルを発表

ThinkPad X13 Gen 4は、筐体の設計を一新し、より狭額縁化し、より軽く持ち運びしやすくなっています。また、従来モデルは右側面に排気口があり、マウスを操作するときに熱風が手に当たってしまいましたが、新モデルではそれが改善され、背面に排気口が設置されました。

また、ThinkPad Z13のように、ウェブカメラ部分に出っ張りのあるコミュニケーションバーが採用されました。5MPの高解像度ウェブカメラを採用することで、非常にクリアな画質になっています。デモ写真では暗い部屋でも明るく映し出されていました。

細かな部分としては、CtrlキーとFnキーが同じキーサイズになりました。ThinkPadのキーボードは、一般的なキーボードと異なり、CtrlとFnが逆になっています。そのため、BIOSからこの役割を反対にする方も多いですが、それによる使いやすさを犠牲にしないため、キーサイズを同じにしたそうです。

従来モデルとの仕様の違いは次のようになっています。CPUがインテル第13世代Coreプロセッサーになった点や、質量が軽くなった点、サイズが小さくなった点、ウェブカメラの性能が上がった点などが進化しています。

従来のThinkPad X13 Yogaは、ThinkPad 14sをベースに作られていましたが、最新のX13 Yoga Gen 4では、X13 Gen 4をベースに作られており、ヒンジが360度回転すること以外は、非常に似ています。

この製品は、タブレットに変形できるのはもちろん、収納できるペンが付いており、ビジネスシーンで役立つときもあるでしょう。

また、タッチパネル対応のディスプレイとしては珍しく、オプションで非光沢ディスプレイも選択することができます。

旧モデルとの仕様の違いは次の通りです。CPUは、X13と同様に15Wのインテル第13世代Coreプロセッサーを搭載。ウェブカメラについては5MPの解像度です。質量はほぼ変わっていません。