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レノボ ThinkPad Z16 Gen 1 (AMD)の実機レビュー
CPU | Ryzen 5 PRO 6650H Ryzen 7 PRO 6850H Ryzen 9 PRO 6950H |
---|---|
GPU | CPU内蔵 Radeon RX 6500M 4GB |
メモリ | 16GB / 32GB |
ストレージ | 最大1TB PCIe SSD |
画面サイズ | 16型 16:10 |
画面種類 | 1920x1200 IPS 3840 x 2400 OLED |
質量 | 約 1.81kg~ |
バッテリー | 72Wh(最大 約25.9時間) |
WWAN | LTE対応予定 |
価格[税込] | 26万円台~ |
ThinkPad Z16 Gen 1 (AMD)は、今までのThinkPadとは異なり、アルミニウムの質感が良く、洗練されたデザインのノートPCです。
HシリーズのRyzen PRO 6000シリーズのプロセッサーを搭載し性能も高く、Radeonの外部グラフィックスも選択することができます。
さらに、アスペクト比16:10の16インチディスプレイを搭載し、画面も見やすいです。
今は選択できませんが、LTEにも対応予定です。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Ryzen 9 PRO 6950H、Radeon RX 6500M、32GBメモリ
セール情報
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目次
お忙しい方は、「ThinkPad Z16 Gen 1 (AMD)の特徴」のみお読みください。
ThinkPad Z16 Gen 1 (AMD)の特徴
Z世代を意識したデザイン
ThinkPadシリーズは、長年デザインがあまり変わらず、それが人気の理由でもありましたが、新しい世代、いわゆるZ世代にとっては、やや古臭く感じる方もいるでしょう。ThinkPad Z16は、ThinkPadの基本デザインは踏襲しつつも、若い世代を意識したデザインになっています。アルミニウムの質感が良く、剛性の高いボディは、モダンで高級感のある外観です。
実際に、ThinkPad Z16の「Z」の意味は、"今までのThinkPadとは違う"という意味の他に、Z世代にも使っていただきたいという意味が込められているそうです。
画面比16:10のディスプレイ
ThinkPad Z16は、画面比が流行りの16:10となっており、従来の一般的な画面比16:9と比べると縦方向の比率が高くなっており、縦に長いウェブページやWordファイルなどが見やすくなっています。
選択できるディスプレイは次の3つですが、2022年8月1日時点では、下表の(1)のディスプレイのみ選択できます。ただ、タッチパネル対応のノートPCは背景を白にすると電極線が目立つので、個人的には(1)が無難だと思います。
ThinkPad Z16で選択できる液晶
(1) WUXGA (1920x1200), IPS, 400nit, 100% sRGB
(2) WUXGA (1920x1200), IPS, タッチ, 400nit, 100% sRGB
(3) WQUXGA (3840x2400), 有機EL, タッチ, 400nit, 100% DCI-P3
ディスプレイの周りのベゼル幅が狭いのも特徴で、画面占有率は約92.3%と高くなっています。画面占有率を高くするために、カメラ部分は出っ張っていますが、その代わり、ディスプレイが開きやすくなっています。
最大でRyzen 9の高性能プロセッサーを搭載
ThinkPad Z16は、現在のところインテルモデルが無く、AMDモデルのみとなっています。
プロセッサーは、性能の高いHシリーズのRyzen 6000シリーズで、最大でRyzen 9 PRO 6950Hを搭載することができます。
Ryzen 9 PRO 6950HのCINEBENCH R23のスコアを見ると、思ったほど高いスコアは出ていませんでしたが、それでも、UシリーズのRyzenプロセッサーよりは高いスコアで、多くのアプリが快適に動くでしょう。
Radeon RX 6500Mの外部グラフィックス
ThinkPad Z16は、Radeon RX 6500Mの外部グラフィックスを選択することも出来ます。今回、初めてこのグラフィックスを使ってみましたが、性能としては、GeForce GTX 1650 TiとRTX 3050の間くらいの性能です。そこまで高い性能ではありませんが、グラフィックス性能が必要となるソフトは、処理が速くなることでしょう。
ただし、Premiere Proの書き出しは、なぜかRadeon RX 6500Mを無効化して、内蔵グラフィックスのみで動かした方が、速い結果となりました。ソフトの相性もあると思いますが、Ryzen 9 PRO 6950Hの内蔵グラフィックスは結構速いので、Premiere Proを使うなら、Radeon RX 6500Mは無理に搭載しなくてもいいと思います。他にもそういったソフトがあるかもしれません。
感圧式のタッチパッド
MacBookをはじめ、搭載されることが多くなってきた感圧式のタッチパッドを、ThinkPad Z16は搭載しています。タッチパッドの下部だけでなく、上部の3ボタンも反応するので、従来機種と同様にトラックポイントを使いながら、クリックボタンを使うこともできます。
物理的なクリックボタンと比べると、この機種の感圧式タッチパッドはやや違和感を感じますが、慣れれば気にならなくなるのではないかと思います。
トラックポイントにも新機能
ちょっとした便利な新機能として、トラックポイントをダブルタップすると、「コミュニケーション クイックメニュー」が表示されるようになりました。このアプリから、カメラ、マイク、スピーカーの設定を変更することができます。オンラインミーティング時など他の人と通話しているときに、これらの設定を、慌てず簡単に変更することができます。
LTE 4Gも対応予定
現在はまだ選択することができませんが、ThinkPad Z16はLTE 4Gのオプションがあります。モバイルノートでLTEを搭載することができる機種は多いですが、クリエイティブワークもできるような機種で、LTEモジュールを選択できる機種は少ないので貴重です。
各用途の快適度
各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧 Office作業 |
◎ | 画面比16:10で作業がしやすいです。 |
---|---|---|
オンライン会議 | ◎ | f2.0のFHD 1080pカメラに、2つの360度集音マイクを搭載し、スピーカー音もまずまずなので、オンライン会議にも最適です。 |
動画鑑賞 | ◎ | 色域広めの液晶で、スピーカー音も比較的良く、動画鑑賞も快適です。 |
RAW現像 画像編集 |
○ | sRGB 100%クラスのディスプレイで、CPU性能も高いので、画像編集も快適です。ただし、Adobe RGB 100%の色域はないので、印刷用の画像編集には適しません。有機ELも選択できるようになる予定ですが、現在はまだ選択できません。 |
動画編集 | ○ | CPU性能と内蔵グラフィックス性能が高いので、FHD動画の編集であれば割と快適にできると思います。Radeon RX 6500Mも搭載できますが、Premiere Proとの相性はあまりよくありませんでした。 |
ゲーム | △~○ | 軽めのゲームならできますが、高いフレームレートは出ないでしょう。このPCの値段でGeForce RTX 3060クラスのゲーミングノートPCが買えます。ゲーム目的なら別の機種がいいです。 |
ディスプレイのチェック
ThinkPad Z16 Gen 1 (AMD)のディスプレイのチェックです。
今回は、16型WUXGA(1920 x 1200) IPS液晶で、パネルは「LEN41B5」でした。汎用的に使える見やすい液晶だと思います。最大輝度は、当サイトの計測では456cd/m2と高いです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。
- 色域
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
キーボードおよびタッチパッドのチェック
ThinkPad Z16 Gen 1 (AMD)のキーボードをチェックします。
実測で、キーピッチは横:19mm、縦:18mmです。キーストロークはメーカー公表値で約1.35mmです。キーストロークはやや浅いものの、どのキーもほぼ同じ大きさで特に小さいキーがなく、キートップも湾曲しており、比較的打ちやすいキーボードです。
前述の通りタッチパッドは感圧式です。(個人的には)触覚フィードの反応がわずかに遅く感じ、最初は若干違和感があるかもしれません。ただ、慣れれば割と使えると思います。
キーボードバックライトも搭載しています。
パフォーマンスのチェック
ThinkPad Z16 Gen 1 (AMD)のパフォーマンスをチェックします。
CPU
ThinkPad Z16 Gen 1 (AMD)では、Zen 3+アーキテクチャーのRyzen PRO 6000 Hシリーズを搭載しています。
今回は、Ryzen 9 PRO 6950Hを搭載しており、CINEBENCH R23のスコアは次のようになりました。ベンチマーク実行時は、デフォルトTDPと同じ約45WのCPU電力で推移しており、低いわけではありませんが、高くもない数値で、Ryzen 7 6800Hよりも低いマルチコアのスコアでした。
ただ、このくらいのスコアがあれば、ほとんどのアプリが快適に動くと思います。シングルコアのスコアもまずまずでした。
~ CPU性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
メモリ
メモリはLPDDR5-6400を搭載していますが、この規格のメモリにしては思ったほど帯域は広くありませんでした。なお、オンボードなので、メモリの増設・換装はできません。
~メモリ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません
グラフィックス
今回、Radeon RX 6500Mを搭載しており、3DMarkのスコアは以下の通りです。また、Radeon RX 6500Mを無効化し、プロセッサー内蔵のグラフィックス「Radeon 680M」で計測したスコアも掲載しています。
Radeon RX 6500Mは、GeForce GTX 1650よりも高いスコアが出ています。
Radeon 680Mは、Radeon RX 6500Mには劣るものの、CPU内蔵グラフィックスとしては非常に高いスコアです。
~ グラフィックス性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
3DMark Time Spyで、性能の高い外部グラフィックスと比較したのが下図の通りです。Radeon RX 6500Mは、GeForce RTX 3050よりもやや劣る性能で、外部グラフィックスとしては、エントリークラスの性能です。
~ グラフィックス性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
ストレージ
ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しており非常に高速です。
~ ストレージ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SDカードスロット
フルサイズのSDカードスロットを搭載しており、アクセス速度も速いです。
クリエイターソフトの処理時間
以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。
CPUのみの書き出しでも比較的速く、外部GPUを使った書き出しはさらに速いです。書き出しだけでなく、各種スライダーを変更する現像作業自体も快適です。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Premiere Proで、約10分のFHD動画を書き出し時間を計測したところ、4分15秒でした。外部グラフィックスを搭載していない機種よりも遅かったです。
次に、Radeon RX 6500Mを無効化し、Ryzen 9 PRO 6950Hに内蔵されたグラフィックス(Radeon 680M)のみで計測したところ、2分41秒と速くなりました。
Radeon RX 6500Mは、Premiere Proに最適化されていないのか、搭載しないほうが処理が速くなるという結果になってしまいました。
※ グラフィックスは全てノートPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
処理に時間のかかるAIを使ったニューラルフィルター処理を行ってみましたが、まずまずの速さです。なお、こういった特殊なフィルターでなければ、すぐに反映され、快適に作業ができます。
処理時間 | |
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) | 約3秒 |
ニューラルフィルター(スーパーズーム(x2)) | 約1分25秒 |
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) | 約2分46秒 |
CPUのみで実行するx265エンコードも比較的速いです。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
USB Type-C / HDMIの動作テスト
USB Type-Cの動作チェック
ThinkPad Z16は、USB4を2つ搭載しており、ご覧のような機器が動作しました。
充電 | モニター 出力 |
有線LAN | ||
ドック | ThinkPad USB Type-C ドック | ○ | ○ | ○ |
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック | ○ | ○ | ○ | |
PD充電器 ※1 |
90W RAVPower GaN充電器 | ○ | ― | ― |
65W Lenovo ACアダプター | ○ | ― | ― | |
61W RAVPower GaN充電器 | △ ※3 | ― | ― | |
45W Lenovoウルトラポータブル | △ ※3 | ― | ― | |
30W RAVPower GaN充電器 | △ ※3 | ― | ― | |
18W cheero充電器 | △ ※3 | ― | ― | |
モニター ※2 |
EIZO ColorEdge CS2740 | ○ | ○ | ― |
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
※3 低速ケーブルであるとの警告が表示されるものの充電は可能
HDMIの動作チェック
HDMIポートはありません。
質量のチェック
質量は、16型液晶搭載のノートPCとしては比較的軽いです。
メーカーの仕様表では、「約1.81kg~」となっています。今回のレビュー機は外部グラフィックスを搭載しているので、少し重くなりますが、それでも、1.855kgとなっておりそこまで重くありません。
ACアダプターはやや重いです。
質量 | |
PC本体 | 1.855kg |
ACアダプター+電源ケーブル | 509g |
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリー駆動時間のチェックです。
今回は、72Whのバッテリーを搭載しています。メーカーが計測したJEITA2.0計測法では、最大 約25.9時間もバッテリー駆動します。
今回、最上位のCPUと外部グラフィックスを搭載していることもあり、消費電力は高めであるため、メーカー公表値ほどバッテリー駆動時間は長くありませんでしたが、動画再生程度の低めの負荷であれば、ある程度の時間、バッテリー駆動が出来ました。
動画編集画面でプレビュー再生をリピートさせたときのバッテリー駆動時間は2時間50分でした。動画編集時作業をしたときのバッテリー駆動時間は、おおよそ3時間くらいになると思います。
バッテリー駆動時間 | |
(1) JEITA2.0 | 最大 約25.9時間 |
(2) 動画再生時 | 7時間19分 |
(3) 動画編集中のプレビュー再生 | 2時間50分 |
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) Premiere Proで編集中の動画をプレビュー再生(リピート)
当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。充電速度は比較的速いです。
Webカメラ・スピーカーのチェック
Webカメラ
f2.0のFHD 1080pカメラを搭載しています。解像度が高く高精細なので、自然な映像を映し出すことができます。また、F9を押すと、物理的にカメラとの接続が遮断される「eシャッター」という機能も付いています。
スピーカー
スピーカーは、キーボードの両サイドに配置されています。音質はやや良く、ノートPC基準で、10点満点で採点すると6点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。
パーツの温度のチェック
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。
動作が安定した時のCPU電力は約45Wで普通の数値です。高い数値ではありません。このときのCPU温度は90℃を超えており高めです。
ゲーム時のCPU、GPU温度の詳細
下図は、ファイナルファンタジー15のゲームベンチマークを実行したときのCPU/GPU温度です。
CPU温度もGPU温度も、どちらも70度前後なので、問題ないと思います。ゲーム時でこの温度なら、動画編集のような作業をしても、問題ないと思います。
静音性のチェック
ThinkPad Z16 Gen 1 (AMD)の動作音(静音性)のチェック結果です。
どの状態も普通の騒音値です。
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。
低負荷時は特に熱くはありません。高い負荷がかかるとキーボード中央が熱くなってきますが、パームレスト部分はそこまで温度は上がらないので、不快感は少なく使えると思います。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。
高めのスペックなので、一般的なノートPCよりは高めの消費電力です。ただし、ゲーミングノートなどよりは低めの消費電力です。
外観のチェック
ThinkPad Z16 Gen 1 (AMD) の外観のチェックです。
前述の通り、ThinkPadらしさを残しつつ、アルミニウムの質感の良さが出ているPCだと思います。
剛性が高く、使っていても安心ですし、高級感があります。
高さは15.8 mmと、薄型ボディです。
側面には、 USB4 x2、USB3.2 Gen 2 Type-C、ヘッドホン、SDカードスロットがあります。ポート類は少ないですが、USB4とSDカードスロットがあるのは嬉しいです。
電源ボタンは側面にあるので、やや押しにくいです。なお、指紋認証装置が統合されています。
ThinkPadシリーズの機種のほとんどは、ヒンジが180度開きますが、ThinkPad Z16はご覧の角度までしか開きません。
底面はフラットで、とてもシンプルなデザインです。
ACアダプターは135Wです。大きめなので、持ち歩くときはややかさばります。
まとめ
以上が、ThinkPad Z16 Gen 1 (AMD)のレビューです。
今までのThinkPadとは違う、モダンなデザインが特徴のノートPCで、アルミニウムの質感がよく出た高級感のあるノートPCです。
CPUには、高い性能のRyzen PRO 6000 Hシリーズを搭載し、ディスプレイには画面比16:10のsRGB 100%クラスの液晶を搭載。画像編集なども快適にできるスペックです。
Radeon RX 6500Mの外部グラフィックスも搭載できますが、Premire Proの書き出しテストにおいては、外部グラフィックスを無効化したほうが、速い結果となりました。他にもそういったソフトがあるかもしれません。CPU内蔵グラフィックスの性能が高いですし、そこまで冷却性能が高い製品には見えないので、外部グラフィックスは搭載しなくてもいいかなと思います。
現在はまだ選択できませんが、有機ELディスプレイやLTE 4Gのオプションも用意されています。
感圧式のタッチパッドの感触が、従来のThinkPadのタッチパッドとは異なり、やや違和感がありますが、使っていくうちに慣れていくでしょう。
価格は26万円台からと高めなので、もう少し安ければ良かったです。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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