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第12世代Core搭載し、1kgを切るレノボ ThinkPad X1 Nano Gen 2の特徴

CPU | 第12世代Core Pシリーズ 最大14コアのCore i7 vPro |
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メモリ | 最大32GB LPDDR5 |
ストレージ | 最大2TB PCIe Gen4 SSD |
画面 | 13型 2160 x 1350 2160 x 1350 タッチ |
質量 | 非タッチパネル:約970g タッチパネル:989g |
バッテリー | 約49.6Wh |
WWAN | 5G/LTE対応 |
価格[税込] | 未発売 |
スペックはこちらを参照
ThinkPad X1 Nanoは、第12世代Coreプロセッサーを搭載し、1kgを切るThinkPadシリーズの最新モデルです。
定番モバイルノートのThinkPad X1 Carbonよりも、画面がやや小さく、インターフェースも省略した変わりに、質量が軽くなっています。
従来は、TDP15Wクラスのプロセッサーを搭載していましたが、新モデルでは、28WクラスのPシリーズのCoreプロセッサーを搭載し、パフォーマンスが向上しています。
タイピングもしやすく、外へ持ち運んで文書作成などをする方におすすめです。
製品の特徴
やや重くはなったが、1kgを切る質量は魅力
従来モデルのThinkPad X1 Nanoの約907gでしたが、新しいThinkPad X1 Nano Gen 2は約970gとやや重くなりました。それでも1kg切る軽さは魅力で、外出先へPCを持っていくときにとても便利です。5Gまたは4G LTEモジュールもオプションで追加できるので、どこでもインターネットに接続することが出来ます。
最近、筆者は、外出するときThinkPad X1 Nanoを携帯することが多く、ちょうどこの記事も、カフェからThinkPad X1 Nanoで書いています。軽いので、ちょっとした外出でも持って行きやすいですし、横幅が割と狭いので、膝の上に置いて作業をしてもPCがグラつかず安定しています。タイピングもしやすいですし、外で文章を書くことが多い方には、非常におすすめです。
28WのPシリーズ第12世代Coreプロセッサーを搭載
従来のThinkPad X1 Nanoは、TDP15WクラスのUP4のCoreプロセッサーを搭載していました。一方で、ThinkPad X1 Nano Gen 2は、こちらの仕様を確認すると、TDP28WクラスのPシリーズの第12世代Coreプロセッサーを搭載しているようです。
これにより、パフォーマンスは大きく向上すると思われます。ただ、X1 Nanoの小さい筐体で、十分なパフォーマンスが出るのかは分かりません。この辺りは、実機を購入後、確認してみたいと思います。
メモリに関しては、従来は最大16GBであったのに対し、Gen 2では最大32GBと倍増しています。また、DDR5ではなく、LPDDR5の52000MHzとなっているため、高い性能が期待できます。早く3DMarkなどのベンチマークを計測してみたいです。

快適なオンライン会議
コロナ禍で、オンライン会議をする機会が多い方にも本製品はおすすめです。1.4μmセンサーを備えた新しい1080p f/2.0ウェブカメラ、4つの360°全方位マイク、Dolby Atmosスピーカーを備えており、オンライン会議が快適でしょう。

高いセキュリティ機能
ThinkPad X1 Nanoは、次のようなセキュリティ機能を備えています。
ThinkPad X1 Nanoのセキュリティ機能
指紋認証装置を搭載
IRカメラを搭載し、顔認証が可能
Glanceアプリによるプライバシーアラート
ウェブカメラのプライバシーシャッター
dTMPによる暗号化
Computer Vision Human Presence Detection
探しものトラッカー「Tile」内蔵
指紋認証および顔認証の生体認証に対応しており、ウェブカメラにはシャッターが搭載されています。また、Computer VisionとFHD MIPIハイブリッド赤外線カメラ(両方ともオプション)のおかげで、使用されていないときに画面を自動で暗くし、誰かが肩越しから画面を覗き込んでいる場合は警告することができます。
さらに、「Tile」が内蔵されており、PCを紛失してもスマートフォンから探し出すことができます。PCがシャットダウンされている場合でも、最大14日間PCを見つけることができます。
ディスプレイは16:10の2.2Kディスプレイ
ThinkPad X1Nanoのディスプレイは、従来通り16:10の2K(2160x1350)ディスプレイとなっています。100% sRGBのパネルで見やすいです。

キーボード
キーボードについても従来と変わらないと思います。キーピッチはやや浅めですが、キートップが湾曲しており、比較的打ちやすいです。トラックポイントも操作しやすいです。

インターフェイスなど
インターフェースについても変わりありません。Thunderbolt 4とヘッドホン/マイク端子しかありません。かなり割り切っているので、HDMIやフルサイズのUSBが必要な方は、ThinkPad X1 Carbonのほうがいいでしょう。

外観画像
外観は従来モデルから大きくは変わっていません。

ただ、高性能カメラを収納するために、ノッチが設けられています。ちなみに、この部分をレノボは、コミュニケーションバーと呼んでいます。

天板は、カーボン柄のオプションもあります。人とは違ったThinkPadを携帯したい方には、カーボン柄の天板がいいでしょう。

背面の吸気口は、それほど大きくありません。

ディスプレイは180度開くので、なにかと便利です。

購入先
ThinkPad X1 Nano Gen 2のアメリカでの発売時期は、2022年4月となっています。詳細については、下記のレノボサイトからご確認いただけます。なお、国内での販売に関する情報は、今のところありません。
レノボ 公式サイト

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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