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プロセッサーが新しくなったThinkPad E14 Gen 4およびE15 Gen 4が発売開始

人気ノートPC、ThinkPad E14とE15の最新モデルが発売開始となりました。
ボディはほぼ同じで、主な変更点は、Ryzen 3 5425UやRyzen 5 5625Uが搭載されるようになった点です。マイナーバージョンアップといった感じです。その他、FHDカメラやWi-Fi 6Eも選択可能になりました。
製品の特徴
プロセッサーが変更
ThinkPad E14 Gen 4およびE15 Gen 4の主な変更点はプロセッサーで、現時点ではRyzen 3 5425UとRyzen 5 5625Uが搭載されたモデルがラインナップされています。また、仕様表を確認すると、「Ryzen 7 5825U」も書かれているので、そのRyzen 7 5825Uを搭載したモデルも、追加されると思います。
これらのプロセッサーのおおよその性能は下表の通りです。Ryzen 7 5825Uであれば、28WクラスのCPUとしてはかなり高いベンチマークスコアになっています。ただし、インテルの新プロセッサー「Core i7-1280P」と比較するとベンチマークスコアは劣ります。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
FHDカメラが選択できる
仕様表を確認すると、旧モデルでは選択できなかった「FHD 1080p RGB Webカメラ」と「FHD 1080p RGB+IR Hybrid Webカメラ」が選択できるようになっています。Web会議などをよくするので、Webカメラの品質を良くしたいという方は、こちらのカメラでもいいと思います。
ただ、2022年4月16日に発売されているモデルは、IR Hybrid Webカメラが付いていないので、ご注意下さい。

Wi-Fi 6Eが選択可能になるかも?
ワイヤレスLANについては、Wi-Fi 6Eも選択できるようになるようです。ただし、こちらも、2022年4月16日時点では選択できません。

ThinkPad E14とE15のスペック
ThinkPad E14 Gen 4およびThinkPad E15 Gen 4の主な仕様はご覧のようになっています。
メモリは、オンボードとスロットになっており、オンボードは8GB固定なのでご注意下さい。液晶は、15.6型のE15は、マルチタッチ液晶も選択することができるようになるようです。また、両機種とも、100% sRGBの液晶が選択できるようになるようです。
ThinkPad E14 Gen 4 AMD | ThinkPad E15 Gen 4 AMD | |
CPU | Ryzen 3 5425U Ryzen 5 5625U Ryzen 7 5825U ※1 |
|
メモリ | オンボード 8GB スロット 8GB/16G/32GB ※1 |
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SSD | 256GB 512GB 1TB ※1 |
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液晶サイズ | 14型 | 15.6型 |
液晶種類 | FHD IPS 100%sRGB ※1 FHD IPS |
FHD IPS マルチタッチ ※1 FHD IPS 100%sRGB ※1 FHD IPS FHD TN ※1 |
重量 | 不明 | 約1.78kg~ |
価格[税込] | 8万円台~ | 8万円台~ |
快適に作業できるノートPC
従来から引き継いでいる特徴は、キーボードが優れている点です。タイピングしやすいキーボードを搭載しているため、レポートや資料が作成しやすいです。なお、E14はテンキーがない代りに、特に小さいキーもなく、ホームポジションも画面の中央にきます。一方、E15はテンキーがある代わりに、一部のキーが小さくなっています。画面サイズは元より、テンキーを多用するかどうかで、どちらの製品にするか選ぶといいと思います。
旧モデルはCPUは若干古くなりますが、体感速度はそこまで変わらないため、個人的には、安い旧モデルでもいいと思います。
旧モデルのレビュー記事
購入先
ThinkPad E14 Gen 4およびThinkPad E15 Gen 4は、メーカー直販サイトから購入可能です。

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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