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当サイトは、パソコン・周辺機器・ソフトの比較サイトです。価格ではなく、機能・性能面について比較しているのが特徴です。

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レノボ ThinkPad E595 の実機レビュー

更新日:2019年7月4日
CPU Ryzen 3 3200U
Ryzen 5 3500U
Ryzen 7 3700U
GPU 内蔵グラフィックス
メモリ 最大32GB
ストレージ SSD
SSD + HDD
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 FHD IPS 非光沢
HD TN 非光沢
質量 約2.1kg~
バッテリー 最大 約10.8時間
価格[税別] 5万円台~
仕事用メインPCとして最適で、コスパも高い

ThinkPad E595は、人気のThinkPad E590にRyzenプロセッサーを搭載したモデルです。

キーボードが打ちやすく、液晶もまずまず見やすいという特徴はそのままに、Ryzenプロセッサーを搭載することで価格を抑えています。

"ノート用"CPUは、AMDよりインテル プロセッサーのほうがシェアが高いですが、パーツ単体としてのCPUの販売台数シェアはAMDがインテルを超えたという記事もあります(詳細)。ノート用のAMD プロセッサーも性能は悪くないので、AMDプロセッサーを敬遠していたいた方も、一度検討してみるのもいいと思います。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。次の構成でレビューしています。

レビュー機の構成

Ryzen 5 3500U、8GBメモリ、512GB PCIe SSD、FHD液晶

 

ThinkPad E595とE590の比較

ThinkPad E595の購入を検討するにあたって、気になるのはThinkPad E590との違いだと思います。ここでは、この違いを中心に確認していきます。

まずは仕様を確認します。大きく異なるのはCPUで、ThinkPad E595はAMD Ryzen Mobile 3000シリーズを搭載しているのに対し、ThinkPad E590はインテル 第8世代Core プロセッサーを搭載しています。

ThinkPad E595とE590の比較
  ThinkPad E595 ThinkPad E590
画像
CPU Ryzen 3 3200U
Ryzen 5 3500U
Ryzen 7 3700U
Core i3-8145U
Core i5-8265U
Core i7-8565U
GPU 内蔵グラフィックス 内蔵グラフィックス
Radeon RX 550X
バッテリー 最大 約10.8時間 最大 約14.3時間
価格[税込] 5万円台~ 6万円台~

 

Ryzen 5モデルはCore i5モデルより約15,000円安い

ThinkPad E595の売れ筋「Ryzen 5モデル」とThinkPad E590の売れ筋「Core i5モデル」の価格を比較すると、前者のほうが後者より約15,000円も安くなっています。後述しますが、両製品のCPUの性能差は少ないので、ThinkPad E595は、E590よりコストパフォーマンスが高いと言えます。

価格の比較
  ThinkPad E595 ThinkPad E590
画像
CPU Ryzen 5 3500U Core i5-8265U
液晶 FHD IPS
メモリ 8GB
ストレージ 256GB PCIe SSD
価格[税込] 79,553円 94,867円

 

CPU性能は、RyzenもCoreプロセッサーもそれほど変わらない

E595とE590で搭載できるCPUの性能は、どのくらい違うのでしょう?

CINEBENCH R15のスコアを確認すると次のようになっています。人気のRyzen 5 3500UとCore i5-8265Uを比べると、Ryzen 5 3500Uのほうがスコアはいいです。

CINEBENCH R15
~ マルチコア ~
Ryzen 7 3700U 680
Ryzen 5 3500U 643 [レビュー機で計測]
Core i7-8565U 602
Core i5-8265U 542
Ryzen 3 3200U 344
Core i3-8145U 340
※緑色のバーが、ThinkPad E595で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

ただし、Ryzenのプロセッサ―は、ベンチマークだけは高い傾向があります。市販のソフトウェアで速度を比較すると、Ryzen 5 3500UとCore i5-8265Uは下表のようにほとんど変わりません。ソフトにもよると思いますが、CPU性能はほぼ同じと思っていいのではないかと思います。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
Core i7-8565U 31分50秒
Core i5-8265U 32分07秒
Ryzen 5 3500U 32分37秒 [レビュー機で計測]
Ryzen 7 3700U 32分52秒
Core i3-8145U 45分19秒
※緑色のバーが、ThinkPad E595で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
※Ryzen 3 3200Uは計測したことがないので不明

 

内蔵グラフィックス性能はRyzenのほうが高い

グラフィックス性能については、Ryzen 5 3500U内蔵のRadeon Vega 8 グラフィックスのほうが、Core i5-8265U内蔵のIntel UHD グラフィックス 630よりも2倍以上高スコアです。

なお、ThinkPad E590は、Radeon RX 550Xの外部グラフィックスを選択でき、こちらのほうがRadeon Vega 8よりも性能は高いです。

ただし、Radeon Vega 8 もRadeon RX 550Xも、やや中途半端な性能です。ゲームやクリエイティブワークをするのであれば、GeForce GTX 1650以上のグラフィックスを搭載したノートPCのほうがいいと思いますし、動画再生やOfficeを使う程度の負荷なら、Intel UHD グラフィックス 630でも十分です。

グラフィックス性能の目安
~ 3DMark Fire Strike - Graphics score ~
GeForce GTX 1650 8983
Radeon RX 550X 3559
Radeon Vega 10
(Ryzen 7 3700U内蔵)
2922
Radeon Vega 8
(Ryzen 5 3500U内蔵)
2594 [レビュー機で計測]
Intel UHD 630
(Core i5-8265U内蔵)
1190
※緑色のバーが、ThinkPad E595で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

その他の特徴

上記以外の特徴を簡単に紹介します。

仕事がはかどる

ThinkPad E595は、キーボードが打ちやすく、液晶も視野角の良い非光沢パネルを搭載しており、仕事がしやすいです。キーピッチの広いテンキーも搭載しており、数字を多く入力する方でも快適でしょう。

仕事がはかどる製品
キーボード

 

デュアルストレージ構成にすることが可能

ThinkPad E595は、2.5インチハードディスクドライブと、M.2 SSDの合計2台のストレージを搭載することが可能です。使用頻度の低いファイルを2.5インチハードディスクへ保存したりできるので便利です。

デュアルストレージ

 

約180度開く液晶

ThinkPad E595は、液晶を約180度開くことができます。座高の高い方でも、背筋を伸ばして作業することができるでしょう。また、反対側のテーブルに座っている人に画面を見せることも可能です。

約180度開く液晶

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

今回搭載されていたパネルの型番は「LG LP156WFC-SPDB」でした。ThinkPad E590とは異なるパネルが搭載されていましたが、特性はほぼ一緒です。最大輝度は、当サイトの計測で、251cd/m2でした。普通の最大輝度です。

  • 視野角
  • RGB
    発色特性
  • 色域
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

青と赤色がやや強めに発色していることが分かります。ただ、それほど気にはなりません。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

色域はやや狭いです。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

画素形状です。ギラつきはほとんど感じません。

画面拡大

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。

画面への映り込み

フリッカーは発生していません。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/800秒にして撮影したときの画面

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は大きく変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はほぼ無音です。その他の状態のときは普通の騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目:PowerDirector の編集画面でエフェクトを追加しプレビュー再生
左から4番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

問題ない温度です。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

やや高めですが、問題ない範囲です。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

やや低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観やキーボードについては

外観やキーボードについてはThinkPad E590と同じであるため、こちらの記事を参照して下さい。

 

まとめ

以上が、ThinkPad E595の実機レビューです。

タイピングしやすく、テンキーも搭載し、FHD IPS液晶なら視野角も良く非光沢で、作業しやすいノートPCです。キーボードは英語キーボードへ変更することも可能です。ライター、小説家、資料作成が多いビジネスパーソンなど、文字を打つことが多い方に適している製品です。

また、AMD Ryzen プロセッサーを搭載しているので、コストパフォーマンスが高いです。インテル Core プロセッサーと比べるバッテリー駆動時間が短くなり、発熱もやや高い気がしますが、性能は十分です。

タイピングしやすいPCを探していて、とにかく安い製品が欲しいならおすすめです。

Ryzen プロセッサー搭載で高コスパ

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特徴

  • タイピングしやすい
  • Ryzenプロセッサー搭載で高コスパ

こんなあなたに

  • ライターなどタイピングすることが多い方
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