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レノボ Miix 630の特徴
Always Connected PCのレノボ第一弾 Miix 630
Lenovo Miix 630は、スマートフォン感覚で使用できるPCを目指した、新ジャンルであるAlways Connected PCです。MiixシリーズにはMiix 520や、Miix 720がありますが、同じタブレット形状ではあるものの、これら既存の機種と中身は別物のPCです。
スマートフォンと同じように、SoCにSnapdragon 835を採用することで、最大22時間の駆動時間を実現しています。
ディスプレイのサイズは12.3型で、フルHDの解像度です。タブレットとしては小さくはありませんが、モビリティと快適なWindows操作を両立させる点では、バランスのよいサイズです。
カバー型のキーボードと、1,024段階の筆圧検知に対応したLenovo Penが付属するようです。キーボードの重量は500g以上あるようで、本体+キーボードだと1.33kgとそこそこの重量になります。
日本での発表が待ち遠しいです。
SoC | Snapdragon 835 |
メモリ | 4 / 8GB |
ストレージ | 64/128/256GB UFS2.1 |
液晶サイズ | 12.3型 |
液晶種類 | FHD |
バッテリー | 最大22時間(ビデオ再生) |
質量 | 本体:770g 本体+キーボード:1.33kg |
価格 | ー |
Miix 630の特徴
Always Connected PCのMiix 630
Miix 630は、モバイルPCですが、Always Connected PCと呼ばれる、新しいジャンルのPCです(Always Connected PCにつては、こちらをご覧ください)。大きな特徴は、Androidスマートフォンなどに搭載されるSnapdragon 835を搭載し、OSがWindows 10 Sであることです。
スマートフォンは通常、常時ネットにつながっており、メールの受信や電話の着信が可能ですし、その他のデータも定期的に更新されます。いわば、そのようなスマートフォンと同じことをWindows PCでやってしまおうというのが、Miix 630を含むAlways Connected PCです。
LTE-Aに対応しており、高速インターネット接続が可能な点も特徴の1つです。スタンバイモードでは、バッテリーを大きく消費することなく、メール受信、メッセージの同期、Skypeコールの着信などが可能となっています。
使用したいときに、取り出して、ロックを解除したら、すぐに最新の状態で作業が始められるのは大きなメリットとなります。
写真のように、いつでも、どこでも、仕事でも、プライベートでも、すぐに使用できるPCがMiix 630です。
いつでも、どこでも、すぐ使える
Windows 10 Proも選択可能
Miix 630は、モバイル向けのOSであるWindows 10 Sで動くPCですが、使用するソフトによっては、通常のWindowsが必要な方もおられるでしょう。その場合は、Miix 630であれば、無償でWindows 10 Proへのアップグレードが可能となっています。
Miix 630は、必要に応じてOSを選択できるので、安心感があります。ただし、Snapdragon 835でWindows 10 Proを動かすとなると、どの程度の動作となるのかは、検証が必要です。
フルサイズキーボードを備える
Miix 630には、カバーにもなるキーボードが付属します。このキーボードはフルサイズで、タッチパッドも備えています。
このキーボードを装着すると、クラムシェル型のPCのように使用でき、どこでも快適なキー入力が可能となります。ただし、キックスタンドで本体を支えているため、どの程度角度を調整できるかは分かりません。
Lenovo Penも付属
Miix 630には、Lenovo Penが標準装備されているようです。Lenovo Penは、1024段階の筆圧感知が可能です。傾き検出機能はありません。本格的なドローイングというよりも、気軽にメモやスケッチをとることに向いているようです。
本体の写真を見ると、右側にペンホルダーがあります。
Lenovo Penが使用可能
インターフェイスは少ない
Miix 630のインターフェイスは、USB Type-Cポートを1つ、microSDカードスロット、オーディオジャックのみとなっています。インターフェースは少ないですが、USB Type-Cポートを備えているので、アダプターなどを使えば、多くのことには対応できると思います。
左右面のインターフェイス
2018年の第二四半期に販売開始予定
このような新しいジャンルのPCですが、2018年の第二四半期に販売開始の予定、価格は799.99ドルからとなっています。日本での発表と発売を期待したいと思います。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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