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レノボ YOGA 720の実機レビュー(2)
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。
比較的低めの動作音です。
騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
今回はCore i5ではなく、Core i3を搭載していたこともあり、やや低めの温度でした。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
裏面はやや高めの温度ですが、表面はそれほど熱くなく、通常使う分には問題ないと思います。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
低めの消費電力です。
外観のチェック
外観のチェックです。
価格の安いモデルですが、外観はメタリック風になっており、安っぽさは感じません。
天板です。
液晶を閉じたときの外観です。
パームレスト、指紋認証装置、本体のエッジ部分などは、ダイヤモンド加工が施され、キラリと光るようになっています。
下のような様々なスタイルに変更することも可能です。
液晶を360度回転させ、タブレット形状にしたときの側面画像です。iPadなどのタブレットに比べると分厚いためやや持ちにくいです。テーブルの上に置いて使うことが多くなると思います。
底面はネジが少なくスッキリしています。
スピーカーはHarman製のステレオスピーカーを搭載しています。音質は普通だと思います。ノートPC基準で、10点満点で点数をつけるとしたら、5点です(普通が5点で、筆者の独断の評価です)。
液晶は360度回転するため、下図のように180度開いて作業をすることももちろん可能です。
右側面です。電源ボタン、USB 3.0 Type-C、フルサイズのUSB3.0があります。Type-Cポートは、DisplayPort出力機能付きですが、USB Power Delivery 3.0およびThunderbolt 3には非対応です。
左側面には電源ポート、マイク/ヘッドフォンポートがあります。
底面カバーを開けたときの画像です。ネジを4つ取るだけなので外すのは楽です。底面カバーを取るときは、下にスライドさせながら外します。
メモリはオンボードで、交換することはできません。
M.2 SSDは換装できそうです(換装はあくまで自己責任でお願いします)。
45W ACアダプターの画像です。小型で軽量です。
まとめ
以上が、YOGA 720のレビューです。
2 in 1 PCで、スペックも十分で、アクティブペンに対応しながら、約8万円(税込)という安さで購入できます。コストパフォーマンスはかなり高いと思います。
比較的質量も軽く、特に大きな欠点も見当たらず、ペン対応2 in 1 PCのエントリーモデルとしては優れた製品だと思います。
やや気になるとすれば、バッテリー駆動時間です。今回Core i3であったこともあり、バッテリー駆動時間は(一部の測定方法では)普通でしたが、Core i5を選択した場合は、他のモバイルノートPCと比較して、やや短めになると思います。
なお、アクティブペンが必要ないなら、YOGA 710もおすすめです。CPU性能は劣りますが、YOGA 710のほうが質量が軽く、バッテリー駆動時間も長いです。
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