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レノボ YOGA 720の実機レビュー(2)

更新日:2017年10月9日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

比較的低めの動作音です。


騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB

騒音値の計測結果

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

今回はCore i5ではなく、Core i3を搭載していたこともあり、やや低めの温度でした。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

裏面はやや高めの温度ですが、表面はそれほど熱くなく、通常使う分には問題ないと思います。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

低めの消費電力です。


外観のチェック

外観のチェックです。

価格の安いモデルですが、外観はメタリック風になっており、安っぽさは感じません。

 

天板です。

 

液晶を閉じたときの外観です。

 

パームレスト、指紋認証装置、本体のエッジ部分などは、ダイヤモンド加工が施され、キラリと光るようになっています。

 

下のような様々なスタイルに変更することも可能です。

 

液晶を360度回転させ、タブレット形状にしたときの側面画像です。iPadなどのタブレットに比べると分厚いためやや持ちにくいです。テーブルの上に置いて使うことが多くなると思います。

 

底面はネジが少なくスッキリしています。

 

スピーカーはHarman製のステレオスピーカーを搭載しています。音質は普通だと思います。ノートPC基準で、10点満点で点数をつけるとしたら、5点です(普通が5点で、筆者の独断の評価です)。

 

液晶は360度回転するため、下図のように180度開いて作業をすることももちろん可能です。

 

右側面です。電源ボタン、USB 3.0 Type-C、フルサイズのUSB3.0があります。Type-Cポートは、DisplayPort出力機能付きですが、USB Power Delivery 3.0およびThunderbolt 3には非対応です。

 

左側面には電源ポート、マイク/ヘッドフォンポートがあります。

 

底面カバーを開けたときの画像です。ネジを4つ取るだけなので外すのは楽です。底面カバーを取るときは、下にスライドさせながら外します。

メモリはオンボードで、交換することはできません。

 

M.2 SSDは換装できそうです(換装はあくまで自己責任でお願いします)。

 

45W ACアダプターの画像です。小型で軽量です。

まとめ

以上が、YOGA 720のレビューです。

2 in 1 PCで、スペックも十分で、アクティブペンに対応しながら、約8万円(税込)という安さで購入できます。コストパフォーマンスはかなり高いと思います。

比較的質量も軽く、特に大きな欠点も見当たらず、ペン対応2 in 1 PCのエントリーモデルとしては優れた製品だと思います。

やや気になるとすれば、バッテリー駆動時間です。今回Core i3であったこともあり、バッテリー駆動時間は(一部の測定方法では)普通でしたが、Core i5を選択した場合は、他のモバイルノートPCと比較して、やや短めになると思います。

なお、アクティブペンが必要ないなら、YOGA 710もおすすめです。CPU性能は劣りますが、YOGA 710のほうが質量が軽く、バッテリー駆動時間も長いです。

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