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レノボ ideapad 720Sの実機レビュー(2)
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。今回はCore i5-8250Uを搭載したモデルで計測した結果を掲載します。
静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。うるさいと図書館や講義室などで使うときに、周りの人の迷惑になります。
やや低めの動作音です。
パーツの温度のチェック
温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
普通の温度です。
エンコード中のCPU温度は一定で、途中で温度による影響でクロックが下がるようなこともありません。
エンコード時のCPU温度とクロック
表面温度のチェック
表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
高めの負荷をかけると、キーボード面、底面共に、上部の真ん中部分の温度が高めですが、常時手の平が触れる部分ではないため、それほど気にはなりません。低負荷の時は問題ない温度です。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
やや低めの消費電力です。
外観のチェック
外観のチェックです。
アルマイト加工のアルミボディを採用しており、10万円以下で購入できるPCにはとても見えません。
天板です。
指紋認証装置も搭載しています。
壊れにくそうなヒンジです。
液晶を閉じたときの外観です。かなり薄いボディです。
ボディ周りは、ダイヤモンドカットされており、美しいです。
底面は、ゴム足以外はフラットでスッキリしています。
スピーカーはJBL製です。底面に配置されており、音がテーブルに反射して広がるようになっています。テーブルの材質によって音がやや変わりますが、比較的良い音だと思います。ノートPC基準で点数をつけると、10点満点で6点の音質です(普通が5点で、筆者の独断の評価です)。
液晶は、下図のように180度開きます。
側面のポート類です。1ページ目でも説明しましたが、SDカードスロットがありません。
ACアダプターは45Wです。USB Type-Cポートに接続して充電します。
まとめ
以上が、ideapad 720Sのレビューです。
非常に高いコストパフォーマンスのモバイルノートPCです。
第8世代Coreプロセッサー、フルHD IPS液晶、PCIe SSD、JBLスピーカーを搭載し、さらに比較的軽量で、バッテリー駆動時間も比較的長めでありながら、9万円台という価格には驚きを隠せません。
手厚いサポートを求めていないならば、もう、このPCでいいんじゃないかと思います。
ただし、SDカードスロットはないため、ご注意下さい。
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【公式サイト】
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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