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レノボ ideacentre 510S の実機レビュー

3万円台~、とにかく安い
ideacentre 510Sは、とにかく安いデスクトップPCです。
4つのモデルが用意され、各モデルはカスタマイズすることはできませんが、その代わり価格は他社製品よりもグンと安いです。一番安いモデルであれば、3万円台で購入することが可能です。欲しい構成に近いものがあるときは、非常にお買い得でしょう。
奥行が短いのも特徴で、デスク上に置いても圧迫感が少ないです。
※レビュー機はメーカーからの貸出機です
目次
1 ideacentre 510S の基本スペック | 2 特徴1 - とにかく安い |
3 特徴2 - 奥行きが短い | 4 キーボードとマウスのチェック |
5 パフォーマンスのチェック | 6 静音性のチェック |
7 パーツの温度のチェック | 8 消費電力のチェック |
9 外観のチェック | 10 ケースの内部のチェック |
11 まとめ |
ideacentre 510Sの基本スペック
ideacentre 510Sの基本スペックをチェックします。
レノボ・ショッピングの直販モデルでは、次の4つのモデルが用意されています。構成が決め打ちされており、パーツをカスタマイズすることはできません。
ideacentre 510S | ||||
---|---|---|---|---|
CPU | Celeron G3930 | Core i3-7100 | Core 5-7400 | Core i7-7700 |
メモリ | 4GB | 8GB | ||
グラフィックス | CPU内蔵 | |||
ストレージ | 1TB HDD | |||
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ | |||
価格 | 3万円台 | 4万円台 | 5万円台 | 7万円台 |
特徴1 - とにかく安い
ideacentre 510Sは、価格がとにかく安いです。
下表は、2017年6月20日に、他社メーカーとほぼ同じ構成にして価格を比較したものです。ideacentre 510Sは他社を圧倒する価格設定になっています。細かくパーツをカスタマイズできないのは残念ですが、上の構成の中から、欲しい構成があれば、かなりお買い得です。
ideacentre 510S |
D社 | M社 | H社 | |
---|---|---|---|---|
CPU | Core i5-7400 | Core i5-7400 | Core i5-7400 | Core i5-7400 |
メモリ | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB |
ストレージ | 500GB HDD | 1TB HDD | 1TB HDD | 1TB HDD |
光学ドライブ | DVDスーパー | DVDスーパー | DVDスーパー | ブルーレイ |
価格(税込) | 55,577円 | 77,544円 | 78,624円 | 100,224円 |
特徴2 - 奥行きが短い
ideacentre 510Sは、スリムタワーPCの中でも奥行きが短いです。
下図は、一般的なスリムタワーPCと奥行を比較したものですが、本製品は6割くらいの奥行しかありません。

一般的なスリムタワーPCと奥行を比較
奥行が短い理由は、マザーボードに重ねるようにして、光学ドライブやストレージを配置しているためです。マザーボードの幅とPC本体の奥行がほぼ一緒です。

マザーボードとドライブは重なるように配置
縦置きにしたファイルケースの隣に置いても、ほぼ出っ張りがありません。

ミドルタワーとのサイズの比較
キーボードとマウスのチェック
付属のキーボードのチェックです。
十分なキーストロークとキーピッチがあり、打ちやすいキーボードです。キー配列は、HomeやDelete、PageUpなどのキーの位置がやや特殊ですが、その分キーボード全体の幅は少し短めになっています。

キーボード全体図

キーの拡大図
マウスは普通の形状です。サイドボタンはありません。

マウス
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
CPUの選び方
下図のようなCPUを選ぶことが可能です。選び方は下図を参考にして下さい。

CPUの選び方(筆者の独自判断)
ストレージ
ストレージは、HDDのみです。SSDを選択できないのは残念ですが、低価格帯のPCであるため仕方がないでしょう。

ストレージの選び方(筆者の独自判断)
ideacentre 510Sで計測したベンチマーク
以下、本機で計測したベンチマーク結果を掲載します。
(CPU性能の評価)

Core i5-7400
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)

Core i5-7400、インテル HD グラフィックス 630
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
Core i5-7400 | |
---|---|
x265でエンコード (※1) | 24分02秒 |
NVENCでエンコード (※2) | ― |
QSVでエンコード (※3) | 4分06秒 |
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
(ストレージの評価)

1TB HDD
(SDカードスロットの評価)

UHS-Ⅰ対応カード
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