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レノボ ThinkPad Yoga 370の実機レビュー(2)

更新日:2017年4月14日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

比較的低めの動作音です。


騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB

騒音値の計測結果

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

CPU使用率が100%近くなるエンコード時は、他のノートPCと比べてやや高めの温度ですが、他は普通です。


各パーツの温度の計測結果
測定環境:室内温度 約26℃、 計測ソフト:Open Hardware Monitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※選択したCPUやGPUが異なるとパーツの温度は変わってきます

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

普通の温度です。


 

また、ThinkPad Yoga 370には「インテリジェント・クーリング」という機能が搭載されており、ノートPCを膝の上に置いて作業をしているようなとき(揺れがあるとき)は、パフォーマンスを下げて、表面温度が熱くなりにくくなります。


インテリジェント・クーリング

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

低い消費電力です。


外観のチェック

外観のチェックです。

ThinkPadらしいボディです。ツヤのない素材であるため、指紋などは目立ちにくいです。

 

天板です。

 

ヒンジ部分です。

 

L字形状にしたときの画像です。

 

テント形状にしたときの画像です。

 

タブレット形状にしたときの画像です。

 

液晶を閉じたときの画像です。

 

底面はフラットです。

 

液晶は360度回転するため、下図のように180度開いて、反対側に座っている人に画面を見せることも可能です。

 

右側面です。電源、ペン、ヘッドホン、micro SDカードスロット、SIMカードスロット、USB、HDMIなどのポートがあります。

 

左側面です。電源、USB Type-C、LAN、USBなどのポートがあります。

 

LANポートはそのままでは使用できず、下図のような変換アダプターを接続して使用します。

 

45W ACアダプターの画像です。

 

底面カバーを開けたときの画像です。

 

おなじみの静音性の高いCPUオウルファンです。

 

メモリスロットは1つで、換装可能です。

 

256GB PCIe-NVMe M.2 SSDの画像です。こちらも換装可能です。

 

内蔵バッテリーの詳細です。

まとめ

以上が、ThinkPad Yoga 370のレビューです。

2 in 1 パソコンとしては、キーボードが打ちやすく、LTEにも対応している点が特徴です。トラックポイントも搭載し、画面も見やすく操作性は抜群に良いです。

アクティブペンにも対応しています。ペン先が改善され、適度な摩擦感があり、より紙に書くときの感覚に近づきました。PC本体に内蔵できるのも嬉しいです。

バッテリー駆動時間も比較的長いです。

ただし、(重くはないですが)質量が約1.38kgとそれほど軽くはないです。また、メモリカードスロットがmicro SDカードのみ対応となっているため、カメラユーザーなどはご注意ください。

詳細はこちら
メーカーサイト:レノボ 公式サイト