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レノボ ThinkPad X1 Yoga(2017)の実機レビュー(2)

更新日:2017年7月15日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

比較的低めの動作音です。


騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB

騒音値の計測結果

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通の温度です。


各パーツの温度の計測結果
測定環境:室内温度 約26℃、 計測ソフト:Open Hardware Monitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※選択したCPUやGPUが異なるとパーツの温度は変わってきます

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

エンコード時は裏面が熱くなりますが、それ以外は普通の温度だと思います。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

低めの消費電力です。


外観のチェック

外観のチェックです。

ThinkPadらしいボディです。

 

天板です。

 

ヒンジ部分です。

 

L字形状にしたときの画像です。

 

テント形状にしたときの画像です。

 

タブレット形状にしたときの画像です。

 

液晶を閉じたときの画像です。

 

底面はフラットです。

 

液晶は360度回転するため、下図のように180度開いて作業をすることももちろん可能です。

 

右側面です。ペンスロット、電源、ヘッドホン、LAN(変換アダプターが必要)、USB3.0、HDMIのポートがあります。

 

左側面です。USB Type-C、USB3.0のポートがあります。USB Type-CはThunderbolt3、Video-out(Alternative Mode)に対応しており、レノボ Thunderbolt 3 dockも利用可能です。

 

LANポートはそのままでは使用できず、下図のような変換アダプターを接続して使用します。

 

45W ACアダプターの画像です。

 

底面カバーを開けたときの画像です。

 

おなじみの静音性の高いCPUオウルファンです。

 

EM7430のLTEモジュールです。

 

余談ですが、「47.5db」という手書き文字がありました。最大騒音値はこのくらいなのかも?

まとめ

以上が、ThinkPad X1 Yogaのレビューです。

液晶が360度回転し、アクティブペンに対応した2 in 1 パソコンです。

同ジャンルのPCと比べて優位な点は、「キーボードが打ちやすい」、「LTEに対応」、「タブレット形状にしたときにキーが引っ込む」、「バッテリー駆動時間が長め」、「画面が大きい」といった点だと思います。

基本的にはモバイルノートPCという位置づけですが、14型ワイドと画面が大きく、文字などが大きく表示されるため、メインPCとしても十分利用できます。さらに、ペンも利用できることから、非常に使い勝手の良いメイン兼モバイルPCとなるでしょう。

ただし、画面が大きいというのはメリットでもありますが、デメリットでもあります。モバイルノートPCとしてはサイズが大きくなりますし、設置場所も広くとり、変形するときも面倒です。また、質量もそれほど軽くありません。

売れ筋のThinkPad X1 Carbon の2 in 1タイプと思う方も多いと思います。基本的にはその通りですが、X1 Carbonはナローベゼルを採用し、本体が一回り小さくなっており、また質量もX1 Carbonのほうが軽いです。ペン入力が必要ないのであればX1 Carbonのほうがいいと思います。ペン入力が必須であれば、X1 Yogaのほうがいいでしょう。

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メーカーサイト:レノボ 公式サイト