※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

レノボ ideapad 510の実機レビュー

更新日:2016年9月16日

5万円台でもフルHD、Core i3

ideapad 510は、Core i3、フルHD液晶を搭載しながら5万円台から購入可能な15.6型ノートパソコンです。非常にコストパフォーマンスが高いです。

液晶は、フルHDなだけでなく、非光沢・IPSパネルで、映り込みが少なく、視野角も良く作業がしやすいです。

液晶が180度開く点もメリットです。

メモリやHDDへアクセスしやすく、パーツ交換も容易に行えるでしょう。

公式サイト:
レノボ 公式サイト


※レビュー機は当サイトでの購入品です

目次

ideapad 510の基本スペック

ideapad 510の基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2016年9月16日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
Core i3-6100UまたはCore i5-6200Uです。本機はCore i3-6100Uを搭載しています。
グラフィックカード
CPU内蔵です。
 

液晶ディスプレイ
15.6型、フルHD(1920x1080)非光沢IPS液晶です。

メモリ
4GBまたは8GBです。本機は4GBメモリです。
 
ハードディスク/SSD
HDDまたはSSHDです。本機は500GB HDDです。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチドライブです
 
バッテリー駆動時間
最大 約5.5時間(JEITA2.0)です。
 
その他
薄さ22.9mm、重量約2.2kgです。
 

特徴1 - 5万円台でもフルHD IPS、Core i3搭載

ideapad 510は、5万円台から購入可能なノートパソコンです。

このような低価格なPCの場合、液晶はHD(1366x768)、CPUはCeleronといった構成が多いですが、本製品はフルHD(1920x1080)IPS、Core i3-6100Uといった高めのスペックになっています。

また、メモリやHDDを換装しやすいため、容量/速度が不足していると感じた場合、自分で交換できるのもメリットです(パーツ交換は自己責任で行いましょう)。


非光沢 フルHD IPS液晶を搭載

 

なお、他の低価格ノートPCと比較したい場合は、下のバナーのリンク先もご覧ください。

格安ノートPCの比較

特徴2 - 液晶を180度オープン可能

本製品は液晶を180度開くことが可能です。

最近のレノボのPCは、180度開く製品が多いですが、他社の安価なPCで180度開くことは稀です。

テーブルの反対側に座っている人にパソコンの画面を見せたり、床にPCを置いて作業をしたりするときでも使いやすいです。さらに視野角の良いIPSパネルを搭載しているため、多少斜めからみても、色の変化が起きにくく見やすいです。


液晶を180度オープン可能

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

15.6型ワイド、非光沢、FHD、IPSの液晶となっています。

IPS液晶であるため、視野角は広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、やや赤と青が強めに出ていることが分かりますが、度合いはそれほど強くなく、比較的自然な発色です。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は、やや狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状です。ギラつきはほぼ感じません。


キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは約19cm x 19mmですが、テンキーや「Backspace」、「,」などのキーピッチは少し狭くなっています。キーストロークは約1.3mmです。キーはほぼフラットです。底つきの衝撃はやや感じますが、そこまで気にはなりません。

ファンクションキーはマルチメディア仕様になっており、通常のF1~F12を押したい場合、「Fn」キーと同時に押す必要があります。キー配列は、右側の「Atl」キーが無いことくらいで、後は普通です。

普通の打ちやすさのキーボードだと思います。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。クリックボタンはやや固く、クリック音はやや大きめです。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU性能は、Core プロセッサーを搭載しているため問題ありません。ストレージはSSDを搭載したモデルがないのが残念です。メモリはCore i3搭載モデルが4GBと少なめであるため、後で増設しても良いと思います。メモリの仕様はPC4-17000 DDR4です。

Core i3-6100U、4GBメモリ、500GB HDD構成でのベンチマークスコアは次の通りです。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark v2

PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
  Core i3-6100U
x265でエンコード (※1) 51分13秒
x264でエンコード (※2) 24分33秒
NVENCでエンコード (※3)
QSVでエンコード (※4) 12分40秒

ストレージのベンチマーク


500GB HDD

SDカードのベンチマーク


UHS-Ⅰ対応カード

 

 

 


  1 2 次へ
  目次