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レノボ ideapad 510(第7世代Core搭載モデル)の実機レビュー

Kaby Lake搭載で5万円台
ideapad 510は、第7世代Coreプロセッサーを搭載しながら、5万円台から購入可能な15.6型ノートパソコンです。非常にコストパフォーマンスが高いです。
また、この安さにも関わらず、液晶はフルHDと高解像度で、さらに非光沢・IPSパネルとなっており、映り込みが少なく、視野角も良く作業がしやすいです。
液晶が180度開く点もメリットです。
メモリやHDDへアクセスしやすく、パーツの増設・交換も容易に行えます。
公式サイト:
レノボ 公式サイト
※レビュー機は当サイトでの購入品です
目次
ideapad 510の基本スペック
ideapad 510の基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2016年10月11日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。
CPU Uシリーズの第7世代インテルCPUを選択できます。本機は、Core i3-7100Uです。 |
グラフィックカード CPU内蔵です。 |
液晶ディスプレイ |
メモリ 4GBまたは8GBです。本機は4GBメモリです。 |
ハードディスク/SSD HDDです。本機は500GB HDDです。 |
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブです。 |
バッテリー駆動時間 最大 約5.1時間(JEITA2.0)です。 |
その他 薄さ22.9mm、重量約2.2kgです。 |
特徴1 - 第7世代インテルCPU搭載で5万円台
ideapad 510モデルは、最新のKaby Lake世代の第7世代インテルCoreプロセッサーを搭載しています。
第7世代インテルCoreプロセッサーを搭載したPC(詳細はこちら)はいくつか発売されていますが、筆者が知る限りでは、最も安価です。Core i3-7100U搭載時で5万円台、Core i5-7200U搭載時でも6万円台です。

第7世代インテルCoreプロセッサー搭載
なお、他の低価格ノートPCと比較したい場合は、下のバナーのリンク先もご覧ください。
特徴2 - さらに、この価格でフルHD IPS液晶を搭載
本製品のように価格の安いPCは、HD(1366x768)液晶を搭載していることがほとんどですが、本製品は、フルHD(1920x1080)を搭載しており、しかも非光沢のIPS液晶となっています。

非光沢 フルHD IPS液晶を搭載
特徴3 - 液晶を180度オープン可能
本製品は液晶を180度開くことが可能です。他社の安価なPCで、液晶が180度開くことは稀です。
テーブルの反対側に座っている人にパソコンの画面を見せたり、床にPCを置いて作業をしたりするときに使いやすいです。さらに視野角の良いIPSパネルを搭載しているため、多少斜めからみても、色の変化が起きにくいです。

液晶を180度オープン可能
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
15.6型ワイド、非光沢、FHD、IPSの液晶となっています。
IPS液晶であるため、視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線は下図の通りです。比較的自然な発色であることが分かります。
色域は、やや狭いです。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
画素形状です。ギラつきはほぼ感じません。


キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
実測で、キーピッチは約19cm x 19mmですが、テンキーや「Backspace」、「,」などのキーピッチは少し狭くなっています。キーストロークは約1.3mmです。キーはほぼフラットです。底つきの衝撃はやや感じますが、そこまで気にはなりません。
ファンクションキーはマルチメディア仕様になっており、通常のF1~F12を押したい場合、「Fn」キーと同時に押す必要があります。キー配列は、右側の「Alt」キーが無いことくらいで、後は普通です。
普通の打ちやすさのキーボードだと思います。

キーボード全体図

キーの拡大図1

キーの拡大図2
タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。クリックボタンはやや固く、クリック音はやや大きめです。

タッチパッド
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
CPUは、第7世代Coreプロセッサーを搭載しているため十分な性能です。Core i3からCore i7まで選択できますが、Core i7-7500U搭載PCはGeForce 940MXも搭載され価格がかなり上がってしまいます。Core i5-7200U搭載PCは、Core i3-7100U搭載PCより5,000円ほど高くなるだけで、ベンチマークスコアは約30%も上がるのでお得です。個人的にはCore i5-7200U搭載PCがおすすめです。
Core i3-7100U | Core i5-7200U | Core i7-7500U | |
---|---|---|---|
PassmarkのCPU Markスコア | 3589 | 4631 | 5243 |
搭載モデルの価格 | 59,940円~ | 64,260円~ | 94,176円~ |
※価格はキャンペーン内容などによって変わります
ストレージにSSDを搭載したモデルがないのは残念です。
メモリはCore i3搭載モデルが4GB(オンボード)と少なめであるため、後で増設するのも良いと思います。メモリの仕様はPC4-17000 DDR4です。Core i5、Core i7搭載モデルなら8GB(オンボード4GB+4GB)のメモリが搭載されています。
Core i3-7100U、4GBメモリ、500GB HDD構成でのベンチマークスコアは次の通りです。
PassMark Performance Test 8.0
3DMark v2
PCMark 8 - Home accelerated
動画のエンコード時間 v2
2016年9月27日より、エンコードする動画、エンコード方法を変更しました。以前に計測した結果とは比較できないため、ご注意下さい。
Core i3-7100U | |
---|---|
x265でエンコード (※1) | 54分12秒 |
NVENCでエンコード (※2) | - |
QSVでエンコード (※3) | 6分20秒 |
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
ストレージのベンチマーク
500GB HDD
SDカードのベンチマーク
UHS-Ⅰ対応カード
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