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タッチパネル対応のHP OmniBook 5の16-bc、16-ag、16-afの3機種の違い

ここでは、16型タッチパネル液晶を搭載したHPの3機種、HP OmniBook 5 16-bc、HP OmniBook 5 16-ag、HP OmniBook 5 16-afの違いについて、ここでは解説します。
製品の特徴
CPU性能は?
今回比較する3機種で大きく異なるのはCPUです。各機種で搭載できるCPUは下の通りです。
16-bc | 16-ag | 16-af |
Ryzen 5 8540U Ryzen 7 8840U |
Ryzen AI 5 340 Ryzen AI 7 350 |
Core Ultra 5 225U Core Ultra 7 255U |
他のPCで計測した、各CPUのベンチマークスコアは下の通りです。別のPCで計測しているので、この機種で計測した場合は、結果が異なることはご了承下さい。
この中でCPU性能が最も高いのは、Ryzen AI 7 350です。
グラフィックス性能は?
続いてCPUに内蔵されているグラフィックスの性能を確認します。こちらは、Ryzen 7 8840Uが高くなっています。Ryzen AI 7 350もまずまず高い性能です。
NPU性能は?
NPU性能に関しては、Ryzen AI 7 350とRyzen AI 5 340が高くなっており、OmniBook 5 16-agのみがCopilot+ PCに対応しています。Ryzen 5 8540Uに関しては、NPUを内蔵していません。
~ NPU性能の評価 ~
いずれもタッチパネル対応
いずれのモデルもタッチパネルに対応しており、スマホのように指で画面に触って操作することが可能です。

カラーは2種類
カラーは、グレイシャーシルバーとスカイブルーの2種類です。機種によってカラーが異なるのでご注意下さい。ただし、OmniBook 5 16-afのみはどちらのカラーも選べます。




キーボードはテンキー付
キーボードはテンキーが搭載されています。4列のテンキーなので打ちやすそうです。他は「半角/全角」キーや「CTRL」キーがやや小さそうですが、他の極端に小さいものはありません。普通にタイピングできそうです。

用途は?
11万円台の低価格帯のモデルを購入するなら、OmniBook 5 16-agのRyzen AI 5 340のモデルがおすすめです。CPU性能、GPU性能、NPU性能がほどほど高くバランスがいいです。
性能重視なら、OmniBook 5 16-agのRyzen AI 7 350のモデルがいいと思います。CPU、GPU、NPUのいずれの性能も高いです。軽いゲームや動画編集をするので、グラフィックス性能を重視したいなら、OmniBook 5 16-bcのRyzen 7 8840Uのモデルでもいいと思います。
バッテリー駆動時間を重視したいなら、OmniBook 5 16-afがいいでしょう。
仕様
仕様はご覧の通りです。
16-bc | 16-ag | 16-af | |
カラー | グレイシャーシルバー | スカイブルー | グレイシャーシルバー スカイブルー |
CPU | Ryzen 5 8540U Ryzen 7 8840U |
Ryzen AI 5 340 Ryzen AI 7 350 |
Core Ultra 5 225U Core Ultra 7 255U |
メモリ | 16GB | 16GB / 32GB | |
SSD | 512GB | 512GB / 1TB | |
ディスプレイ | 16型 1920×1200 タッチ | ||
質量 | 約 1.79 kg | 約 1.77kg | |
バッテリー | 最大 12時間30分 | 最大 16時間30分 | 最大 19時間 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E | ||
カメラ | フルHD | ||
USB-C | 10Gbps(PD,DP対応) x2 | ||
USB-A | 10Gbps x1 5Gbps x1 |
||
HDMI | HDMI2.1 | ||
価格 | 11万円台~ | 11万円台~ | 11万円台~ |
購入先
いずれの機種もHPの公式オンラインストアから購入することができます。

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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