HP Spectre 15 x360の実機レビュー

更新日:2018年7月4日

【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】

CPU Core i7-8705G
GPU Radeon RX Vega M GL
グラフィックス
メモリ 16GB
ストレージ 512GB / 1TB PCIe SSD
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 3840x2160 IPS タッチ
質量 約2.13kg
バッテリー 約11時間
価格 19万円台(税別)~
Kaby Lake-Gを搭載したハイエンドノートPC

Spectre 15 x360の大きな特徴は、Radeon RX Vega M GL グラフィックス搭載のCPU「Kaby Lake-G」ことCore i7-8705Gを搭載している点です。一般的なノートPCよりもCPU性能、グラフィック性能共に、頭一つ抜けた性能となっています。

液晶には4Kのパネルを搭載し、4K映像や高解像度の写真を編集するような方にも適しています。さらに、アクティブペンも同梱しており、手書き文字入力も可能です。

ただし、GeForceではなくRadeonのグラフィックスであるため、GPU高速処理にアプリが対応していないケースもあるため注意しましょう。

画像や映像を扱う、クリエイティブな趣味や仕事を持つ方におすすめの1台です。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-8705G、16GBメモリ、Radeon RX Vega M GL、512GB PCIe SSD

 

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目次

お忙しい方は、「Spectre 15 x360の特徴」のみお読みください。

Spectre 15 x360の特徴

Kaby Lake-Gを搭載し妥協のないスペック

Spectre 15 x360は、Kaby Lake-GことCore i7-8705Gを搭載したハイクラスノートPCです。

Core i7-8705Gという名前には、あまり馴染みがないかもしれません。これは、「第8世代Coreプロセッサー with Radeon RX Vega M Graphics」とも呼ばれ、第8世代CoreプロセッサーとAMDのRadeonベースのGPUを1つのパッケージにしたものです。1パッケージにすることで、基板スペースが削減され、薄型ノートPCへの搭載も可能になっています。

CPU性能は、CINEBENCH R15の結果を見ると、UシリーズのCore i7-8550UとHシリーズのCore i7-8750Hの中間くらいの性能になっています。


CPU性能の目安

 

Radeon RX Vega M GL グラフィックスの性能は、3DMark Time Spyの結果を見ると、GTX 1050とGTX 1050Tiの中間くらいとなっています。


グラフィック性能の目安

 

ディスプレイの解像度は4K

Spectre 15 x360のディスプレイの解像度は4K(3840x2160)です。

一般ユーザーには高すぎる解像度ですが、4K動画や高解像度の写真を編集する方などにとっては、オリジナルの解像度で確認したり、マルチペインレイアウト(区画がいくつも分かれている画面)の編集ソフトが操作しやすかったりします。

加えて、ディスプレイにはゴリラガラス4が採用されており、強度の点でも不安なく使用できます。


4K液晶搭載

自在に変形可能なコンバーチブル型

Spectre 15 x360の高いスペックばかり紹介してきましたが、形状は変形自在なコンバーチブル型となっています。

通常はノートブックモード、4K動画を楽しむときはスタンドモード、置いてタッチ操作を行うときはテントモード、ペン入力するときはタブレットモードといったように、スタイルを変えられます。


変形可能な2 in 1 PC

アッシュブラック&ゴールドの豪華なデザイン

Spectre 15 x360は、CNCアルミ削り出し加工が施されたアッシュブラックのボディに、ゴールドのアクセントを加えたゴージャス感のあるデザインです。見た目が美しく、性能はハイスペック、才色兼備なPCです。




アッシュブラック&ゴールドの豪華なデザイン

 

アクティブペンも付属

Spectre 15 x360にはアクティブペンも同梱されています。

ペン名称は「Spectre アクティブペン2」で、Microsoft Penプロトコル対応。1024段階の筆圧検知と、傾き検知に対応しています。ペンは、USB Type-Cケーブルで充電します。

ただし、筆者が試した限りでは、傾きを検知してくれませんでした。Windows Inkから鉛筆を選んで、ペンを傾けて書いてみましたが、線が太くなりませんでした(Surface Proは同様の手順で傾き検知する)。何か設定が必要なのかもしれません。

ちなみに、Surface Pro用のペンも、Spectre 15 x360で使用できました(こちらも傾きは検知せず)。


アクティブペン付属


USB Type-Cケーブルで充電する

 

ライバル製品との比較

Spectre 15 x360のライバルとなりそうな、ハイスペックPCとの比較を行いました。比較対象は、MacBook Proの15インチと、Surface Book 2の15インチです。できるだけ近い構成のものを選んでいますが、まったく同じではありません。ハイスペック寄りの構成にして比較しています。

Spectre 15 x360は、CPU性能が高く、またディスプレイ解像度が群を抜いて高いです。また、価格がかなり安く感じます。質量は3機種の中で一番重く、サイズもやや大きいですが、ここまでくるとそこまで大きな差には感じないです。

このスペックとデザインと価格を総合して考えると、持ち運べる高性能ノートPCを必要とする方にはコスパは高いのではないかと思います。

ライバル機種との比較
  Spectre 15 x360
MacBook Pro Surface Book 2
CPU Core i7-8705G 第7世代Core i7 Core i7-8650U
メモリ 16GB
ストレージ 1TB SSD
グラフィックス Radeon RX Vega M GL Radeon Pro 560 GeForce GTX 1060
ディスプレイ 3840x2160 IPS 2880x1800 IPS 3240x2160 タッチ
インターフェイス HDMI
USB 3.1
USB Type-C x2
SDカードリーダー
USB Type-C x4 USB 3.0 x2
USB Type-C
SDカードリーダー
質量 約2.13kg 約1.83kg 約1.905kg~
サイズ 約359x249
x19-21mm
約349.3x240.7
x15.5mm
約343x251
x15-23mm
バッテリー 最大11時間 最大10時間 最大17時間
価格【税別】 204,800円 368,800円 371,800円

 

各用途の快適度

Spectre 15 x360の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

用途 快適度 コメント
Web閲覧、動画鑑賞、
Office作業
非常に快適です。
イラスト制作 性能は十分です。4Kと高解像度で、色域もまずまずです。
ただし、使用するソフトがRadeonのグラフィックスに対応しているか確認しましょう。ただ、インテルCPU内蔵グラフィックスでも十分使える場合が多いです。
画像編集・RAW現像
ゲーム 低めのグラフィック品質設定にすれば、ゲームもできます。
ただし、GTX 1050を下回るくらいのフレームレートしか出なかったので、ライトユーザー向けと言えます。
エンコード CPUによるソフトウェアエンコードは比較的速いです。
ただし、NVENCは使えません。
動画編集 CPU性能は問題ないでしょう。ただし、CUDAによるGPU高速処理は利用できません。

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイの詳細なチェックです。

視野角は広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、やや寒色系の画面です。通常使用では全く気にならないと思いますが、色の正確性を気にするなら、キャリブレーションしたほうがいいと思います。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域はノートPCとしては広めです。一般的な24型液晶ディスプレイ程度の色域です。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状です。ギラつきはありません。


画面拡大

 

光沢液晶であるため、画面への映り込みはあります。


画面への映り込み

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

キーピッチ:約18.7×18.4mm、キーストローク:約1.55mmとなっており、一般的な数値です。キートップはやや湾曲しており、たわみも少なく、底付きの衝撃も抑えられており、比較的打ちやすいと思います。

タッチパッドは普通の動かしやすさです。


キーボード全体図


キーの拡大図

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

Spectre 15 x360のCPUは、Core i7-8705Gを搭載しています。ノートPCとしては性能は高いほうで、多くの作業が快適です。


CPU性能の目安
(コメントは筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは選択できません

 

グラフィックス

Spectre 15 x360のRadeon RX Vega M Graphicsのグラフィックス性能は、前述した通り、3DMarkはGTX 1050の少し上、ゲームベンチマークではGTX 1050の少し下でした。

なお、Radeonのグラフィックスであるため、CUDAやNVENCを使用したGPU高速処理が使えません。Radeonに対応していないソフトも多いです。編集系の作業を行うときは、ソフトがRadeonに対応しているか確認しておきましょう。

Adobeの一部のソフトについて、グラフィックスの使われ方を確認したところ、次のようになりました。PhotoshopとIllustratorは、Radeon RX Vega M Graphicsを利用できるようでしたが、LightroomはCPU内蔵グラフィックスが選択されてしまいました。Premiere ProはCUDAによるGPUアクセラレーションが使えません。OpenCLのGPUアクセラレーションは使えますが、試した限りではCPU内蔵グラフィックスが使われていました(→申し訳ございません。Radeonも使用していました)。


Photoshop CC

Illustrator CC

Lightroom Classic CC(CPU内蔵GPUが選択される)

Premiere Pro CC

 

ストレージ

ストレージは、高速なPCIe-NVMe SSDを搭載しています。


ストレージ性能の目安
(コメントは筆者の独自判断)

 

Spectre 15 x360で計測したベンチマーク等

以下、Core i7-8705G、16GBメモリ、Radeon RX Vega M GL、512GB PCIe SSDのレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。

CINEBENCH R15
CPU性能の評価 ~

CPU性能は、ノートPCとしては比較的高いです。ソフトウェアエンコードや現像処理などが比較的速く終わるでしょう。

Core i7-8705G

3DMark
~ グラフィックス(ゲーム向け)の評価

GeForce GTX 1050Tiに迫るスコアが出ています。


Radeon RX Vega M GL

SPECviewperf 13
グラフィック(プロフェッショナル向け)性能の評価 ~

意外と高いスコアのテストもあり、ソフトによってはライトに使えるものもあると思います。

Radeon RX Vega M GL

Adobe Premiere Proによる書き出し時間

Radeon RX Vega M GLでは、CUDAによるGPU高速処理が利用できません。Open CLによるGPUアクセラレーションになるため、書き出し時間は、そこまで速くないです。

  Core i7-8705G
Radeon RX Vega M GL
[参考]別PC
Core i7-8750H
GeForce MX150
書き出し時間 4分38秒 3分15秒
※ 4K動画(約2分)に、「テキスト(ブラー付)」+「RGBカーブ補正」+「シャープ」+「自然な彩度」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 1080p HDのプリセットで書き出したときの時間

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間

CPUで処理するx265によるエンコード時間は、比較的高速です。ただし、Radeonのグラフィックスですので、NVIDIAのハードウェアエンコード機能「NVENC」は使えません。

※ただし、VCE(AMD APUのハードウェアエンコーダー)によるエンコードは使えるようです。VCEを使う場合、電源オプションから「切り替え可能なダイナミック グラフィックス」>「グローバル設定」を「パフォーマンスを最大にする」にする必要があるようですが、本製品のレビュー時に気づきませんでした。後日行ったXPS 15 2 in 1 のレビュー時に気づきました。

  Core i7-8705G
Radeon RX Vega M GL
[参考]別PC
Core i7-8550U
CPU内蔵GPU
x265でエンコード (※1) 21分44秒 26分46秒
QSVでエンコード (※2) 3分9秒 3分12秒
NVENCでエンコード (※3)
VCEでエンコード(※4) 1分55秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 NVIDIAグラフィックスによるハードウェアエンコーダー(NVENC)
※4 Radeonグラフィックスによるハードウェアエンコーダー(AMD Media SDK)

CrystalDiskMark 6(SSD)
~ 内蔵ストレージ性能の評価 ~

非常に高速なPCIe SSDを搭載しています。大量のファイルを扱う方でも快適でしょう。

512GB PCIe SSD

CrystalDiskMark 6(SDカード)
~ SDカードスロット性能の評価 ~

カメラユーザーは、SDカードスロットの速度も気にするかと思います。Spectre 15 x360は、UHS-Ⅱのカードにも対応しており、アクセス速度が非常に高速です。

UHS-Ⅱ対応カード

 

ゲームベンチマーク

Spectre 15 x360の各ゲームのベンチマークスコア(平均フレームレート)は下表のようになっています。なお、Radeon RX Vega M GLに切り替わらない場合は、電源オプションから「切り替え可能なダイナミック グラフィックス」>「グローバル設定」を「パフォーマンスを最大にする」にすると良いでしょう。

ベンチマーク結果ですが、ドラクエXなどの軽いゲームなら問題なくできます。中程度に分類したゲームは、グラフィック設定を低めにしないと60fps辺りにはなりませんでした。

また、Radeonグラフィックスにありがちですが、3DMarkのスコアはGeForce GTX 1050より高かったものの、ゲームのベンチマークスコアはGeForce GTX 1050よりもやや低いケースが多かったです。

ゲームベンチマーク(平均フレームレート)
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
1920x1080 軽量品質 4284(普通)42 fps
標準品質 3027(普通)30 fps
高品質 2133(思い)21 fps
重い部類のゲーム
ゴーストリコン ワイルドランズ
1920x1080 軽量品質 47 fps
高品質 30 fps
ウルトラ 17 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 紅蓮のリベレーター
1920x1080 標準(ノート) 11169 (非常に快適) 79 fps
高(ノート) 8372 (非常に快適) 56 fps
最高品質 5232 (とても快適) 34 fps
中程度の重さのゲーム
ファークライ 5
1920x1080 低品質 48 fps
高品質 29 fps
最高品質 27 fps
軽い部類のゲーム
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)
1920x1080 12571
※約6000で60fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
1920x1080 最高品質 17490(すごく快適)
※約5500で60fps

GPU-Zで確認したRadeon RX Vega M GLの情報は次の通りですが、取得できなかった数値が多いです。


グラフィックカードのスペック

 

質量のチェック

Spectre 15 x360の質量のチェックです。

当サイトで計測した質量は次の通りです。Radeonのグラフィックスを搭載した15.6型PCとしては、重くはないと思います。

質量の計測結果
PC本体 ACアダプター
2.123kg 436g

 

バッテリー駆動時間のチェック

Spectre 15 x360のバッテリー駆動時間チェックです。

バッテリー容量は82Whと大容量です。当サイトによるバッテリー駆動時間は下表の通りです。バッテリー容量は多いですが、4K液晶を搭載しているため消費電力は大きく、バッテリー駆動時間は普通でした。

バッテリー駆動時間
テスト内容 バッテリー駆動時間
PCMark 8 Home※1
PCMark 8 Work※2 4時間59分
動画再生時 ※3
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生


 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

動作音は普通です。


騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB

※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※選択したCPUやGPUが異なると騒音値は変わってきます
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Premiere Proで、4K動画にエフェクトをいくつかかけてプレビューした時
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコード時(x265)

左から4番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ(60fps制限)実行時(標準品質、1920x1080)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安
20dB
ほぼ無音
21~25dB
PCに近づかないと音が聞こえないレベル
26~30dB PCから少し離れても音が聞こえるレベル
31~35dB 静かな扇風機くらいの音
36~40dB PCの近くにいると、ややうるさく感じるレベル
41~45dB 風量を上げた扇風機くらいの音。一般的なデスクトップPC音
46~50dB 一般的なエアコン音くらい。うるさい
50dB以上 エアコンをハイパワー運転にしたような音。とてもうるさい
※筆者の感覚です。感じ方には個人差があります

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

エンコード時のCPU温度が高いです。あとは普通です。


 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

やや温度は高めです。高い負荷をかけるとやや熱く感じます。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

4K液晶に、Radeonのグラフィックスを搭載しているため、一般的なノートPCよりは高めの消費電力です。


外観のチェック

外観のチェックです。
やや茶色っぽいブラックのボディで、側面はゴールドになっており、大人なデザインです。

 

天板です。

 

側面のポート類には、HDMI、USB Type-C x2、フルサイズUSBポート、フルサイズのSDカードスロットがあります。2 in 1 PCは、ポートがかなり省略されることもありますが、本製品は主要なものは揃っていると思います。USB Type-CポートはThunderbolt3にも対応しており、高速データ転送も可能です。

 

底面です。

スピーカーは底面の端に配置されています。最大音量は大きかったです。音質は、勝手に点数をつけると、10点満点で5~6点です(普通が5点で、筆者の独断の評価です)。

 

ACアダプターは150Wもありますが、わりと小型です。電源ケーブルはやや太いです。

まとめ

以上が、Spectre 15 x360のレビューです。

Core i7-8705GにRadeon RX Vega M GLを搭載し、一般的なノートPCよりも頭一つ飛び出た性能15.6型ノートPCです。

CPUやグラフィックスの性能だけ見ると、もっとコスパの高いノートPCはありますが、4K液晶である点、質量が2.13kgとスペックの割には軽量な点、2 in 1 PCである点を考慮すると、それほど高くはないと思います。

さらに、ペンにも対応しています。

ただし、グラフィックスがRadeonなので、CUDAやNVENCは使えず、Radeon自体に対応していないソフトもあります。GPUによる高速処理を利用したい場合は、使うソフト対応しているかをよく確認しておくと良いでしょう。

 

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【公式サイトはこちら】
HP Spectre 15 x360

 

当サイト向け特別クーポンで安く購入可能

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