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HP OMEN by HP 15(15-ce000)の実機レビュー(2)

更新日:2017年9月13日
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  目次  

 

 

以下、HP OMEN by HP 15の静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。なお、WISPER MODEなど、最大フレームレートを制限して動作音を抑えるような設定はオフの状態のままにしています。

ゲーミングノートPCとしては普通の動作音です。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

GPU温度は問題ない温度です。Max-Q Designの恩恵が出ているのだと思います。

一方、CPU温度は高めです。ちょっと気になる温度です。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

PC本体が薄型というこもとあり、表面温度はやや高めです。特に常時手の平が触れるパームレストの温度がやや高めで、少し気になりました。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

Optimus非対応の製品であるため、アイドル時でも外部GPUが使われ、消費電力は高めになります。ただし、fps制限をかけずにFF XIVのベンチマークを実行したときは、Max-Q Designの影響のためか、やや低めの消費電力でした。


外観のチェック

HP OMEN by HP 15の外観のチェックです。

黒を基調にしたデザインです。ロゴやキーボード側面などは赤色になっており、OMENシリーズらしいカラーです。

HP OMEN by HP 15の正面

 

HP OMEN by HP 15の天板は「X」のように模様が入っています。ロゴマークは、以前、仮面ライダーエグゼイドに似ていると書きましたが、最近は笑っているSDガンダムにも見えてきました。

HP OMEN by HP 15の天板

 

戦闘機をモチーフにデザインされているそうで、排気口などは映画で出てきそうな未来の戦闘機の噴射口のようです。

 

電源ボタンは赤く光りかっこいいです。電源ボタンの上の部分はスピーカーに見えますが、ただのデザインの一部です。

 

クリックボタンは少し高くなっており、押しやすいです。

 

パームレスト部分は、薄いヘアラインの模様が入っています。

 

スピーカーには、HP製品おなじみのBANG & OLUFSENを採用しています。ノートPCとしては割といい音が出ます。筆者の主観ですが、ノートPC最高峰のスピーカーが10点だとしたら、7点くらいはあります。イコライザーもあるので、自分好みの音に調整することも可能です。

天板を閉じたときの画像です。薄型のボディです。

 

側面のポートです。USBポートは、USB3.1 Gen1、USB Type-C 3.1 Gen2(Thunderbolt 3対応)があります。映像出力ポートについてはHDMI 2.0、MiniDisplayPortがあります。

LANについては、「デュアルフォース」機能により、ゲームに関連するトラフィックは有線LAN、それ以外は無線LANなど、設定することが可能となっています。

HP OMEN by HP 15のポート

HP OMEN by HP 15の側面

 

液晶が開く最大の角度です。

 

HP OMEN by HP 15の底面です。底面も天板に合わせて「X」の模様が入っています。

HP OMEN by HP 15の底面

 

ゴム足は非常に長いため、設置すると安定しています。

 

底面カバーを取り外したときの画像です。

なお、HP製品は、ゴム足を外さないとネジが取れない製品もありますが、本製品はゴム足まで外す必要はありません。カバーを取るのは比較的簡単です。

2つファンがありますが、どちらもCPUとGPUにつながっています。

 

2.5インチストレージです。換装もできると思います。

 

メモリスロットは2つです。こちらも換装できるでしょう。

 

M.2 SSDです。

 

ACアダプターは大きいですが、薄型です。

ACアダプターは最大200Wです。

まとめ

以上が、HP OMEN by HP 15のレビューです。

Max-Q DesignのゲーミングノートPCです。電圧効率のよい動作をすることで、他のゲーミングノートPCよりもグラフィックスの発熱が抑えられ、薄型のボディを実現した製品です。

120Hz駆動やG-SYNCにも対応しており、滑らかで、ティアリングやカク付きのない映像で、ゲームをすることが可能です。

GeForce GTX 1060はミドルスペックのグラフィックスであるため、120 fpsも出せるゲームは少ないですが、"高め"のグラフィック設定で80 fps前後は出るゲームが多いです。80Hz同等の描画なら表示できるので、他のゲーミングPCよりは滑らかに感じるでしょう。

ただし、CPU温度がやや高めなのが気になりました。また、ボディが薄いため、ややパームレストの表面温度も少し気になります。気にならない方が多いとは思いますが、液晶のギラつきも、筆者は気になりました。

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