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HP Pavilion 15-AU000の実機レビュー
後継機のHP Pavilion 15-au100が発売されました。
CPUが第6世代から第7世代に変った点以外は、本製品と一緒です。
こちらのレビューも参考になると思います。
なお、第6世代と第7世代のインテルCPUの違いはこちらをご覧ください。

安くても上質なデザイン
HP Pavilion 15-AU000 は、安くても上質感のあるデザインの15.6型スタンダードノートPCです。
第6世代のCore i プロセッサーを搭載しながら、6万円台から購入できる価格は安いと思います。
価格は安くても、モダンゴールドのようなボディカラーが用意されていたり、ヒンジがメタル調になっていたり、つなぎ目の少ないユニボディになっていたりと、安っぽく見えません。
メーカー直販サイト:HP公式サイト
※レビュー機はメーカーからの借用品です
目次
1 Pavilion 15-AU000の基本スペック | 2 特徴1 - 安くても上質なデザイン |
3 液晶ディスプレイのチェック | 4 キーボードおよびタッチパッドのチェック |
5 パフォーマンスのチェック | 6 静音性のチェック |
7 パーツの温度のチェック | 8 表面温度のチェック |
9 消費電力のチェック | 10 外観のチェック |
11 まとめ |
HP Pavilion 15-AU000の基本スペック
主な仕様は次の通りです。特徴的な部分は赤字にしています。※2016年8月21日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。
CPU 第6世代インテルCPU(Uシリーズ)です。本機はCore i3-6100Uです。 |
グラフィックカード CPU内蔵のGPUまたはGeForce 940MXです。本機はCPU内蔵です。 |
液晶ディスプレイ 15.6型ワイド、フルHD(1920x1080)、非光沢液晶です。 |
メモリ オンボードの4~16GB、DDR4メモリです。本機は4GBです。 |
SSD/HDD HDDまたは"128GB M.2 SSD+1TB HDD"です。本機は500GB HDDです。 |
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブです。 |
バッテリー駆動時間 約7時間(MobileMark 2014によるメーカー計測値)です。 |
その他 薄さ24.5mm、重量約2.14kgです。 |
特徴1 - 安くても上質なデザイン
6万円台から購入できる安さが魅力のスタンダードなPCです。
おそらく樹脂製のボディではありますが、つなぎ目の少ないユニボディに、モダンゴールドとブリザードホワイトといったカラーバリエーションがあり、安価なわりには上質なデザインです。
また、価格は安いですが、スペックはスタンダードで、コストパフォーマンスは高いです。

上質なデザイン
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
視野角はあまり広くありません。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、いずれかの色が強調されているわけでもなく、比較的自然な発色であることが分かります。
色域はやや狭いです。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
画素はシンプルですが、ややギラつきを感じます。


非光沢液晶であるため、画面への映り込みは低減されています。

画面への映り込み
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
キーボードは、キーピッチが約18.6mm x 18.6mm、キーストロークが約1.8mm(メーカー仕様表より)となっており、標準的な数値です。若干"たわみ"がありますが、普通に打てるキーボードだと思います。

キーボード全体図

キーの拡大図1

キーの拡大図2
バックライトキーボードも搭載しています。

バックライトキーボード
タッチパッドは広めです。指の動かしやすさは普通です。クリックボタンはタッチパッドと一体で、クリックするときにやや力が必要です。

タッチパッド
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
「エントリーモデル」、「スタンダードモデル」、「パフォーマンスモデル」とありますが、SSDを搭載しているのがパフォーマンスモデルだけというのが残念です。パフォーマンスモデルでは、GeForce 940MXが搭載されますが、このGPUはやや中途半端なグラフィックスであるため、多くの人には不要です。GeForce 940MXを搭載していない他のモデルでも、SSDが選択できたら良かったです。
今回レビューしているのは「エントリーモデル」で、ベンチマークスコアは下の通りです。
PassMark Performance Test 8.0
3DMark v2
PCMark 8 - Home accelerated
動画のエンコード時間
エンコード時間 | |
---|---|
x265でエンコード (※1) | 49分01秒 |
x264でエンコード (※2) | 23分51秒 |
NVENCでエンコード (※3) | ― |
QSVでエンコード (※4) | 12分14秒 |
※1 4Kや8Kにも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが、出力ファイル容量は従来の約半分
※2 H.264エンコーダーの中で、現在人気の高いエンコーダー。ほどほどの速度で高画質
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載される最新ハードウェアエンコーダー。従来のCUDAより速度、画質とも向上
※4 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー。エンコードが高速
ストレージのベンチマーク
![]() 500GB HDD |
SDカードのベンチマーク
UHS-Ⅰ対応カード
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