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HP ENVY 15-as100の実機レビュー

更新日:2016年10月9日

アルミボディを採用

HP ENVY 15-as100 は、アルミボディを採用した高級感あるデザインの15.6型ノートパソコンです。

CPUには最新の第7世代Coreプロセッサーを搭載し、ストレージはM.2 SSDとハードディスクの両方を搭載しています。

液晶は視野角の良いIPSパネルのフルHD液晶です。

デザインが良く、スペックも十分なハイグレードPCです。

メーカー直販サイト:HP公式サイト


※レビュー機はメーカーからの借用品です

目次

HP ENVY 15-as100の基本スペック

主な仕様は次の通りです。特徴的な部分は赤字にしています。※2016年10月8日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
第7世代インテルCPU(Uシリーズ)のCore i5-7200Uです。
グラフィックカード
CPU内蔵(インテル HD グラフィックス 620)です。
液晶ディスプレイ
15.6型ワイド、フルHD(1920x1080)IPS、光沢液晶です。
メモリ
8GB~16GBです。本機は8GBです。
 
SSD/HDD
256GB SSD(PCIe NVMe M.2)+ 1TB HDDです。
光学ドライブ
内蔵していません
 
バッテリー駆動時間
約11時間(MobileMark 2014によるメーカー計測値)です。
その他
薄さ18~19.5mm、重量約2.08kgです。
 

特徴1 - 第7世代インテルCoreプロセッサー搭載

HP ENVY 15-as100は、第7世代インテルCoreプロセッサーの「Core i5-7200U」を搭載しています。

旧世代のプロセッサーと比べると、処理性能が若干向上しています。また、VP9およびHEVC 10ビットにも対応することで、これらの形式で配信している(または配信予定の)4Kコンテンツにも対応しています。


第7世代インテルCoreプロセッサー搭載

 

旧世代(第6世代)のCore i5と比較すると、若干ではありますが、ベンチマークスコアが上がっているのが分かります。

PassmarkのCPU Markスコアの比較
  第7世代
Core i5-7200U
第6世代Core
Core i5-6200U
PassmarkのCPU Markスコア 4645 4205
Core i5-6200Uは、他のPCでの計測結果

特徴2 - アルミ削り出しの高級感あるボディ

HP ENVY 15-as100は、削り出しのアルミボディを採用し高級感のあるボディです。

また、天板の下の部分がシルバーに輝いており、タッチ周りはダイヤモンドカットされ、ゴージャス感を演出しています。



アルミ削り出しの高級感あるボディ


天板の下はシルバー


タッチパッド周りはダイヤモンドカット

特徴3- M.2 SSD + HDDのダブルストレージ

HP ENVY 15-as100は、256GB SSDと1TB HDDのダブルストレージ構成となっています。

動画ファイルや画像ファイルがたくさんあり、SSDだけでは容量が足りない方でも、1TBの大容量HDDを搭載しているため安心です。


ダブルストレージ

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

IPSパネルを搭載しているため、視野角は良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、いずれかの色が強調されているわけでもなく、比較的自然な発色であることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域はやや狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素です。ギラつきはそれほどありません。


 

光沢液晶であるため、画面への映り込みがあります。

画面への映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

キーボードは、キーピッチが約18.6mm x 18.6mm、キーストロークが約1.5mm(メーカー仕様表より)となっており、標準的な数値です。キートップは若干たわんでいますが、ほぼフラットに近いです。底つきの衝撃は軽減されています。普通に打てるキーボードです。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

バックライトキーボードも搭載しています。


バックライトキーボード

 

タッチパッドは広めです。指の動かしやすさは普通です。クリックボタンはタッチパッドと一体で、クリックするときにやや力が必要です。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPUはKaby Lakeこと第7世代CoreプロセッサーのCore i5-7200Uを搭載しており、処理性能はまずまずです。

SSDはPCIe-NVMe接続ですので高速です。

ゲームやクリエイティブな作業をするのでなければ、多くの作業は快適でしょう。

ベンチマークスコアは下の通りです。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark v2


PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間 v2

2016年9月27日より、エンコードする動画、エンコード方法を変更しました。以前に計測した結果とは比較できないため、ご注意下さい。

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
  Core i5-7200U
x265でエンコード (※1) 42分55秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 4分49秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー

ストレージのベンチマーク

高速なSSDではありますが、PCIe-NVMe接続のSSDにしては、シーケンシャルライトがそこまで速くはなかったです。


256GB PCIe-NVMe M.2 SSD

SDカードのベンチマーク


UHS-Ⅰ対応カード

 

 

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