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HP 14-r200の実機レビュー

更新日:2015年1月27日

3万円台(税・送料抜き)から購入可能

HP 14-r200は、3万円台(税・送料抜き)から購入可能な14.0型ノートパソコンです。

CPUは、Celeron N2840またはCore i3-4005Uを選択できます。性能の良いCore i3-4005Uを選択しても、4万円台(税・送料抜き)の安さです。

価格以外に大きな特徴はありませんが、特に問題がある部分もなく、無難に使用できると思います。

直販サイト:HP Directplus(HP 14-r200)

※レビュー機はメーカーからの貸出機です

目次

HP 14-r200の基本スペック

主な仕様は次の通りです。特徴的な部分は赤字にしています。※2015年1月25日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
Celeron N2840またはCore i3-4005Uです。本機はCore i3-4005Uを搭載しています。
グラフィックカード
CPU内蔵グラフィックスです。
 
液晶ディスプレイ
14.0型ワイド光沢液晶です。解像度はHD(1366x768)です。
メモリ
4GBです。
 
ストレージ
500GB HDDです。
 
光学ドライブ
DVDスーパーマルチドライブです。
 
バッテリー駆動時間
Celeronモデルで約6.5時間、Core i3モデルで約6時間です(MobileMark 2012で計測)。
その他
薄さ26- 28 mm、重量約1.94kgです。
 

特徴1 - 3万円台(税・送料抜き)から購入可能

本製品は、34,800円(税・送料抜き)から購入可能な安価な点が特徴です。ただし、消費税と送料を含めると最も安い構成でも40,824円となります(2015年1月25日現在)。ただし、この価格で購入できるのはCeleron N2840を搭載したときです。Celeron N2840はAtomよりやや良い程度で、それほど処理性能は高くありません。

本製品は、Celeron N2840の他にCore i3-4005UのCPUも選択可能です。価格は44,800円(税・送料込で51,624円)となりますが、UシリーズのCore i プロセッサーを搭載して5万円台から購入できるのは安いと思います。ざっと他社製品も確認してみましたが、UシリーズのCore i プロセッサーを搭載したPCで、本製品より安い製品はありませんでした。

なお、下の表の通り、Core i3-4005UとCeleron N2840の性能差は割とあります。個人的にはCore i3-4005Uの搭載をおすすめします。

本製品で搭載可能なCPUの処理性能の比較
  Core i3-4005U Celeron N2840
Passmark CPUのスコア 2633 ※1 1067 ※2
※1 当サイトでの実測値です。
※2 PassMark様のサイトからの引用です。尚、スコアは日々更新されています

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

視野角は良くありません。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、寒色系の画面であることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状はシンプルで、ギラつきもありません。


キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測でキーピッチは横:19mm、縦:18.5mm、キーストロークは1.5mmです。普通の押しやすさのキーボードです。ただし、「backspace」キーがやや小さいのと、「Enter」キーが端にない点がやや気になります。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。クリックボタンはやや硬めですが、問題ない範囲です。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

処理性能はそれほど良くありませんが、負荷の軽い作業ばかりするのであれば、問題ないでしょう。

Core i3-4005U、4GBメモリ、500GB HDDのベンチマーク結果は下の通りです。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け

PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
  Core i3-4005U
x264でエンコード 45分18秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 17分53秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

ストレージのベンチマーク


500GB HDD

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

リーダー/ライターは、手前側にあり、本体を浮かせないと挿入しづらいです。


SDカードスロットの位置(底面から見た画像)

 

速度は速いです。ただし、UHS-Ⅱには対応していません。


 


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