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HP Pavilion 550(550-240jp/CT)の実機レビュー

安価でも安心
HP Pavilion 550は、安価でも安心して使えるデスクトップパソコンです。
価格は、最小構成なら6万円台から購入可能です。
安価ではありますが、東京生産であるため、品質面でも安心です。またメーカー製のBTOパソコンの割には納期も短いです。
高性能なグラフィックスは搭載できませんが、CPUはクアッドコアのCore i7-6700を選択可能で、エンコード、動画編集などのような重い作業でも快適です。CPUだけは高性能なものにしたいという方に適したPCでもあると思います。
メーカー直販サイト:HP Directplus
※レビュー機はメーカーからの借用品です
目次
1 HP Pavilion 550 の基本スペック | 2 特徴1 - 価格が比較的安い |
3 特徴2 - センターラインが特徴のデザイン | 4 特徴3 - 東京生産で安心の品質 |
5 パフォーマンスのチェック | 6 静音性のチェック |
7 パーツの温度のチェック | 8 消費電力のチェック |
9 外観のチェック | 10 ケースの内部とエアフローのチェック |
11 まとめ |
HP Pavilion 550の基本スペック
HP Pavilion 550(550-240jp/CT)の基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2016年4月23日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。
CPU 第6世代インテルCPUを選択できます。本機はCore i5-6400を搭載しています。 |
マザーボード インテル H110 Express チップセットです。 |
グラフィックカード CPU内蔵またはGeForce GT 730またはGTX 960です。本機はCPU内蔵です。 |
メモリ 最大16GBまで選択できます。本機は8GBです。 |
1st ハードディスク/SSD SATA接続のHDDまたはSSDを選択できます。本機は512GB SSDです。 |
2nd ハードディスク 増設用ハードディスク追加可能です。本機は非搭載です。 |
光学ドライブ DVDスーパーマルチまたはブルーレイドライブを選択可能です。 |
テレビチューナー 非搭載です。 |
電源 300W電源(80PLUS BRONZE)です。 |
拡張性 PCI Express x16が1スロット、PCI Express x1が1スロット、M.2が1スロットです。 |
特徴1 - 価格が比較的安い
本製品は、メーカー製パソコンでありながら、価格が比較的安いです。
下表に価格例を掲載します。構成例1や構成例2のようなロースペックからミドルスペックの構成にしたときの価格が安いです。ただし、構成例3のようなハイスペックな構成にした場合、それほど安くはなく、上位機種のENVY 750シリーズのほうが安くなるケースがありますのでご注意ください。
構成例1 | 構成例2 | 構成例3 | |
---|---|---|---|
CPU | Core i5-6400 | Core i5-6400 | Core i7-6700 |
メモリ | 4GB | 8GB | 8GB |
ストレージ | 500GB HDD | 256GB SSD | 256GB SSD + 2TB HDD |
グラフィックス | CPU内蔵 | CPU内蔵 | GeForce GTX 960 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ | DVDスーパーマルチ | DVDスーパーマルチ |
価格 | 64,800円 | 86,300円 | 153,800円 |
特徴2 - センターラインが特徴のデザイン
2015年夏モデルから、デザインが刷新されました。
センターラインに光学ドライブやポート類を集め、すっきりとしたデザインになっています。
ミニタワーのデスクトップパソコンですが5インチベイはなく、スリムタイプの光学ドライブが搭載されています。CDやDVDのコピーを頻繁にする方には本製品は適しませんが、通常の方であれば、スリムタイプの光学ドライブのみでも問題ないでしょう。

センターラインが特徴的なデザイン

光学ドライブはスリムタイプ
特徴3 - 東京生産で安心の品質
製品は東京で生産(組立)されており、品質面で安心です。
また、東京生産であるため、メーカー製のBTOパソコンにしては納期が早く、最短5営業日で製品が到着します。

Made in Tokyo
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
パフォーマンスは搭載するCPUによって、大きく変わります。Core i7-6700を搭載すれば動画編集のような重い処理でも快適に行うことができます。重い処理をしないのであれば、Core i3-6100やCore i5-6400で十分です。
各CPUのベンチマーク結果は次の通りです。CPUを選択するときに参考にして下さい。
Core i3-6100 | Core i5-6400 | Core i7-6700 | |
---|---|---|---|
PassMark CPU Mark | 5510 | 6228 | 10258 |
以下は、Core i5-6400、8GBメモリ、512GB SSDの構成でのベンチマーク結果です。
PassMark Performance Test 8.0
3DMark v2
※FIRE STRIKE:ハイパフォーマンス・ゲーミングPC向けのテスト
※SKY DIVER:ミドルレンジ・ゲーミングPC向けのテスト
※CLOUD GATE:一般的なパソコン向けのテスト
PCMark 8 - Home accelerated
動画のエンコード時間
Core i5-6400 | |
---|---|
x265でエンコード (※1) | 23分47秒 |
x264でエンコード (※2) | 12分52秒 |
NVENCでエンコード (※3) | ― |
QSVでエンコード (※4) | 08分29秒 |

ストレージのベンチマーク
512GB SSD(SAMSUNG MZ7LN512HCHP-000H1)
SDカードのベンチマーク
UHS-Ⅰ対応カード
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